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「しつけ」と「訓練」は違うものです。

バーニーズのLちゃんのレッスンに行ってきました♪


Lちゃんのママさんの最初のお悩みは「興奮を抑えたい」でした。


嬉しさや怖さで興奮してしまいがちなLちゃん。


小柄な方とはいえ、バーニーズの力を女性が抑えるのは大変です。


初回カウンセリングの散歩では、リードが常にピンと張った状態で


ママさんがこまめに合図を送っていたのですが、


今回、久しぶりに会ってびっくり!


リードが常に「Jの字」にキープされたままになっていました!


首輪をチョークチェーンに変えてもらい、ママさんに使い方を


伝授したところ、Lちゃんにはしっくりきた様子。


先日もLちゃんに会ったのでリードを持たせてもらったのですが、


リードがピンと張ることをLちゃん自身が気をつけてくれている感じ。


これは良い傾向ですね~。


飼い主が犬に合わせているのではなく、


犬が飼い主に合わせて行動しているのです。





今回のレッスンは、日常のしつけのアドバイスの他、


課目の教え方をママさんに教えるためでした。


これまでもご自分で課目を入れてきたママさんなので、


「ママさんのコマンドに従う」ことはLちゃんにとって


当たり前になっていましたが、さらに「あとへ」や「立って」などの


新しい課目を入れながら「Lちゃんとママさんの交流」を


深めていくことに。


ママさんと笑いながらおしゃべりしながら楽しく課目入れを


頑張りました~!


新しい課目を入れるとき、私は遠慮なくおやつを使います。


犬がワクワクするような動きを繰り返しながら、コマンドを入れて


「えらーい!」と笑顔で褒め倒す。


日常の接し方(しつけ・主導権)では、あまりコマンドを使ったり


大げさに褒めたりおやつを使ったりしないのですが、課目を教えるのって


「犬との共同作業」なのだから、思いっきり笑って楽しんで


やれたほうがいいですよね。


Lちゃんのママさん、課目の入れ方でわからなくなったらいつでも


SOSしてくださいね~!





ちなみに、CalmDogを受講された方には必ず「しつけと訓練の違い」を


説明することから始めます。「しつけ」は24時間営業、


「訓練」は一日5~10分。


「しつけ」にはコマンドをあまり使いませんが、「訓練」は


コマンドを使いながら進めます。


「うちの犬は全然しつけができていないんです。


お座りもお手もできないんです。」という人がいますが、


「お座りやお手」は訓練であって「しつけ」であはりません。


「訓練」は座ったりお手をしたり、結果が目に見えますが、


「しつけ」は目に見えない「心」の部分を指しています。


「しつけ」と「訓練」を分けて考えなければ、(人間にとっての)問題行動がおこった


ときの対応の仕方が理解できなくなりますよ。


「しつけ」(心の部分)は全ての土台に当たるので、


「24時間飼い主」を頑張っていきましょうね~!





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ドッグラントレーニング

本日二度目の更新です!


最近、狂ったように更新している私。。。


まもなく、待望の「ロサンゼルスアカデミー」に参加するため


旅立ちます。


それまでにレッスンブログを終わらせておきたい!


でもなんか間に合いそうにないです~(;_;)





これまた少し前のレッスン。


以前、「他の犬と喧嘩をする」とご相談くださった


Tちゃんのフォローレッスンです。


前回は、Tちゃんとの付き合い方についてのカウンセリングでしたが


今回は、実際にドッグランに行ってママさんがTちゃんを


コントロールするレッスンです。


犬のトラブルには様々なパターンがありますが、ママさんから


ヒアリングしたところ、Tちゃんの場合は「教育的指導型」のようです。


犬同士の挨拶の際に、相手の顔にめがけて近づいてくる犬が


たまにいるのですが、実はそれはマナー違反。


子犬の頃であれば許される「甘えた挨拶」です。


中には、相手の空気を読まずにしつこく顔から絡まれる「甘えた挨拶」を


強烈に嫌う犬がいます。実は我が家の三女犬も同じ。


いきなり鼻を舐めてこようもんなら「無礼者!」と一括したくなるのです。


Tちゃんもお尻で挨拶をしたり無関心でいてくれる相手には


いいのですが、「ねぇねぇ!遊ばない?」といきなり顔からこられる


のが苦手なタイプ。「無礼者!」と一括したくなるのですね。


そのようなタイプの犬を飼っている飼い主さんは、


相手の犬の動きを読んで、「はいはい、こっちに来ないでねぇ」と


上手にかわしてあげるのが得策。


そして、自分の犬を呼び戻して、正面からがっつりと挨拶される


瞬間を避けるしかありません。


私は三女犬の周りにいる犬の状態を常にチェックして、


しつこそうな犬を見つけたらその場を離れることで回避します。


自分の犬が作るかもしれないトラブルは飼い主が回避するしかないのです。


犬同士に任せちゃだめです!





Tちゃんママとドッグランの駐車場で待ち合わせをして、


まずは車から出す前の下準備からスタート。


相手の「甘えた挨拶」を避けるためには、Tちゃん自身が


興奮状態であってはいけないので、Tちゃんの気持ちを


ママさんがコントロールしてからドッグランに入ります。


今回利用したドッグランは、貸切スペースもあったので、


まずは貸切スペースでTちゃんと飼い主さんの関係性を再構築。


少し時間をかけて、ママさんを中心にTちゃんが半径数m以内を


ウロウロしたくなるように仕向けます。


Tちゃんがママさんの動きに反応できるようになったら、


我が家の次女犬をスペース内に投入!


「飼い主主導型」の挨拶をさせたあとは二頭を解放しましたが、


お互い、挨拶で素性がわかっているので適度な無関心を保っています。


我が家の犬たちは、他の犬に無関心になるようにしているので、


Tちゃんは「この犬なら一緒にいても大丈夫」と安心していました。


Tちゃんと次女犬は適度な距離感を保ちながら大人の付き合いを


楽しんでいました。


いよいよ、他の犬はいるスペースに移動します。


Tちゃんのママの不安を避けるためにTちゃんに口輪を装着。


Tちゃんが相手を傷つける心配を避けるためと、飼い主さんの


不安な気持ちを消すのが目的です。


初めての口輪でしたが、割とすんなり受け入れてくれたTちゃん。


他のワンコがいるドッグランに入るときは、出入り口近辺が


要注意スポットです。


他の犬が入ってくるたびに「おい!おまえ誰だ!」と


駆け寄ってくる犬が必ずいますよね。


空間の「犬密度」が上がる場所はトラブルが起きやすいので、


飼い主がタテになって、「はい、散って!散って!」と


他の犬もコントロールしてしまいましょう。


Tちゃんに口輪をつけていたせいか、他の犬もあまりしつこく


近づいてこなかったので、ママさんとTちゃん、私と次女犬で


ドッグラン内をリード付きで歩き、頃合をみてリードを外しました。


Tちゃんは、自分からはガツガツと他の犬に近づく犬ではなかったし、


事前に貸切ドッグランで飼い主さんとの関係性を再構築しておいた


おかげで、他の犬がそばに来てもママの存在を最優先するように


なっています。


ママさんが「Tちゃん、おいで」と声をかけるだけで、他の誘惑を


気にせずについてくるようになっています。


これが、本来のドッグランでの正しい遊び方だと私は思います。


ママさんを中心に半径数m以内で犬が走り回るように仕向ければ、


ママさんが歩けば犬は自動的に半径数m以内を走りながらついてくるので


運動もできるし、ママさんとの心の交流もできますよね。


最終的にはTちゃんの口輪も外したままで、ラン内を自由に走らせました。


Tちゃんが他の犬をチラッとみたときにママさんがさりげなく合図を


送ってその場を立ち去れば、Tちゃんもママの行動に従います。


ここまでくればしめたものです!


Tちゃんは満足満足な状態でトラブルもなく帰宅。


ママさんの主導権のもとでたっぷり運動もできたので、


帰ってもぐっすりと眠っていたそうですよ。


このようなドッグラントレーニングは、一人でもできるので、


ぜひチャレンジしてみてください。


口輪をつけている犬を笑う人なんでほっておけばいいのです。


むしろ、口輪をつけてれば避けてくれるので「新しい形のマナー」に


なるかもしれません。


Tちゃんの「教育的指導」の性格を変えることができなくても、


ママさんとTちゃんの関係を濃厚にすることでトラブルは防げるはず!


ママさん、頑張ってくださいね。



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いかに先読みするか?

ボーダーコリーのアース君のフォローレッスンに行ってきました。


相変わらずにこやかな笑顔でハウス待機しているアース君。


私が来ても「まだ出れないのね」とわかったら大人しくねんねして


待ってくれています。かわいい♪


初回カウンセリングからしばらくは、飼い主さんもびっくりなぐらい


穏やかで静かに過ごせていたそうですが、「やっぱり散歩が…」と


お悩みのママさん。


室内では、ソファの乗り降りを飼い主主導型にしてもらったり、


目を離す時はこまめにハウスに出し入れを習慣にするなど、


好転に向かっていますが、一歩外に出るとコントロールが


難しいとか…


チョークチェーンを使っているのですが、首の周りの毛が…。


「トレーナーさんに叱られる」とびくびくしていたママさんですが、


私は飼い主さんを叱ったりしません♪


私が飼い主さんを叱ってしまうと、犬に対するママさんの主導権が


ますます縮小してしまうからです。


犬は「この空間の主導権は誰?」をちゃーんと見ています。


チョークで毛が切れるのは、タイミングが悪いのと


チョークのかけ方が「どよーん」と間延びしている証拠。


ママさんには再度、チョークチェーンの正しい使い方をレクチャー


しました。


リビング内にアース君を解放して、ソファでママさんと寛いで


過ごしたところ、「室内での興奮」がかなり穏やかになっていました。





続いてお散歩トレーニング。


ちょうどそのころ私が勉強し始めていた「犬の心理状態」を題材に


お話しながらお散歩指導をしたところ、「アースの心理状態が


わかりやすい!」と徐々に理解が進みました。


今のママさんが学ぶべきは「アース君の行動の観察力」です。


合図を送るタイミングは、「いかに犬を見ているか」が勝負。


頭の良いアース君は、ママさんよりずっと先に「先読み」をして


行動を起こす犬なので、アース君が発する信号を読み取って


早めに合図を送ることが大事!


私が「犬の行動を先読みして合図を送る」を習得したきっかけは


「ドッグショーハンドリング」の練習でした。


ドッグショーでは「5mm」程度のリードを使ってハンドリングします。


大型犬をたった「5mm」のリードでコントロールする場合、


一瞬の気の緩みで引っ張られた場合、ものすごく手に衝撃がかかります。


犬の興奮の前兆を早めに気づいて沈めなければ、5mmのリードが


自分の手に食い込む危険があるのです。


ドッグショーのハンドリング風景をよーく観察していると、


プロハンドラーさんは、犬の動きに常に気を配り、犬のテンションが


上がりそうになったらすかさず立ち位置を変えて犬の心理状態を


変えることで再び美しいステイスタイルに戻しています。


リードの先にいる犬の行動を常に観察し、こまめに心理状態を


動かしながら調整しているのですね。


これは一般の飼い主さんにも応用できます。


犬を連れて歩いているときに、犬に意識がいっていないから


急な興奮やひっぱりに即座に対応できないことってありませんか?


「犬が急にひっぱった」という方がいますが、必ず引っ張る前兆が


あったはず!


アース君のママさんに「いつ引っ張るか?」を観察するように


お願いしました。


散歩トレーニングの最後に、我が家の長女犬も一緒にお散歩しました。


長女犬が出す「のんびりビーム」と「犬同士のマナーは無関心」を


アース君に伝えるためです。



犬を見れば誰にでも「遊ぼう!」と興奮するアース君ですが、


最初の挨拶だけでお互い無関心に。


散歩の空間を支配できるのは、私とママさんだけで充分。


犬たちはその空間をのんびり同行できればいいのです。




まだまだ、お散歩の引っ張りに不安が残っているママさん。


近いうちにまたフォローレッスンにお伺いしますね♪




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主導権を握っていたのは誰か?

これもかなり前のレッスンですが…



バーニーズのるでぃ君はパピーの頃からよく知っている


わんこなのですが、最近めきめきと力をつけてきて


「興奮の引っ張りがひどくて…」と相談を受けました。


お伺いしたところ、成長期の運動制限やハウスでの滞在時間の


長さなどの反動で、散歩で開放的になった途端、元気があふれている様子。


興奮による引っ張りがひどいです。


パパさんとママさん、それに幼稚園の娘さんと近所を歩きながら


るでぃの興奮を押さえるツボを探りながらのレッスン。


この時、娘さんが「キックボード」に乗っていたのですが、


それがるでぃの興奮を煽っていたとは露知らず…



私がコントロールしてから、ママさんやパパさんにるでぃを託しても


なかなかうまくいきません…。


うーん?なんでやろ?


試行錯誤しながら、るでぃの興奮が落ちるポイントを探っては


パパさんとママさんに伝授…


結局、最後に自宅前で我が家の犬をおとりに興奮の制御を


練習してもらった段階でやっとるでぃのコントロールが可能に。


「最後は疲れもあってコントロールできたのかもしれませんが、


コントロールのツボを押さえてがんばってくださいね」


とお伝えしました。


でも、なんとなく自分の中でしっくりこない…


そしてふと、気づきました!


パパさんとママさんと娘さん、そしてるでぃ君は、


ひとつの「群れ」なのですが、娘さんがずっとキックボードで


走っている状態にるでぃ君の興奮が落ちなかったのかも!


でも、私がリードを持った時には興奮が落ちるのはなぜか?


あ、そうか!


娘さんのことが大好きなるでぃ君ですが、あの散歩の空間は


元気溢れる娘さんが完全に主導権をとっていたのか!


パパさんとママさんはるでぃ君のリードを持ちながらも


キックボードで走りまわる娘さんの行動を常に目で追っている


ので、るでぃ君をコントロールしているつもりが、


娘さんの動きにパパとママがコントロールされていたのです。


私はるでぃ君の行動しか観察していないから、主導権がとれるのですね。


リビング内でも娘さんが巨体なるでぃ君にいきなり抱きついたり


枕にしたりしても、るでぃ君は穏やかに受け入れます。


以前から、るでぃ君にとって、娘さんの存在が一番の「主導権」と


見ている雰囲気を感じていました。


レッスンの時間内に気づくべきだったと反省です。。。


ママさんにメールでそのことを報告し、娘さんが散歩に同行する


場合は、娘さんと手を繋いで一緒に動いてみてとお願いしてみました。


つまり、るでぃ君が大好きな娘さんの行動をママがコントロール(笑?)


することも、「群れ」を落ち着かせる第一歩だと考えたからです。


レッスンからしばらくして、ブリーダーのバズ母のお店で


ママさんとるでぃ君にお会いするチャンスがあったので、


もう一度、レッスンをおさらいさせてもらいました。


そして、娘さんが持つ主導権の話をしてみたところ、


「確かに、夜遅く散歩ではるでぃは本当に静かに穏やかに歩けるのです」


と言ってました。つまり、娘さんの元気パワーも切れている時間(笑)。


犬の行動は、その家族の構成にも大きく影響されます。


特に、小学生以下のお子様やお年寄りが同居されているご家族の場合、


若い夫婦二人暮らしとはまた違った行動があるので、


CalmDogのカルテには必ず「家族構成」を書いてもらっているほど。


それだけ、犬は家族を「群れ」と認識し、観察しているのです。


「引っ張り癖(引っ張らせ癖)」についてテクニックだけでは


太刀打ちできないと感じたら、飼い主と犬とのバランスを


見直してみると、ヒントが見えてくるかもしれませんね。







↓ 元気いっぱいの娘さんが犬の主導権をとっていたとは…
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知能が高い犬種を飼うということ…

これまたかなり前のレッスンです。


どんどん更新しまっせ~!




今回のご相談は、ボーダーコリーのアース君のママさんから。


お悩みは、自宅での興奮、いたずら、散歩での引っ張りなどなど。


まだ生後1歳にもならない元気なアース君に振り回される日々に


ほとほとお疲れの様子です。


ボーダーコリーといえば、知能指数が犬種でナンバーワンと


言われているほど、知能の高さでも有名ですよね。


「知能が高い犬種を飼う」ということは、「賢いから飼いやすい」


というわけではなく、犬に先読みされないようにルールを教えていく


難しさがあると思います。


飼い主と愛犬との関係を先にしっかり作っておかなければ、


「ここまでなら許されるのね」と犬は勝手にどんどん判断してしまい、


人間で言う「問題行動」へとつながっていきます。


ご自宅のリビングの片隅にちゃんとハウスも用意されていて、


穏やかな笑顔で迎えてくれたアース君。


性格が良くフレンドリーな様子がすぐに伺えました。


元々、「ドッグスポーツをできる犬種を」とパパさんが希望した


犬種だそうで、そのパパさんが転勤になり、アース君の教育係は


ママさんにすべて任されているとか。


小柄で可愛らしいママさん。


元気すぎるアース君の行動にほとほと困っていました。


おしゃれなリビングの家具にはあちこちにアース君の


歯型が…(笑)。


犬のいたずらに関しては、成長の過程の中であって当たり前。


でも、ダイニングテーブルの椅子の足が削られているのは


困りますよね。万一、危険な物を飲み込んだら…ぞぞぞ。


せっかくハウスがあるので、出しっぱなしよりも「こまめに


出し入れ」しましょうよ。


ハウストレーニングは、「一度出したら留守番や寝るときまで入れない」


というよりも、飼い主の都合で出したり入れたりできることを


ルールにしておくほうがいいですよ。


まだまだ目を離せない月齢の犬です。


危険なイタズラは「経験させないこと」が得策。


アース君のように経験してしまった場合、それをやめさせる


ことはとても難しくなります。


これはトレーニングというよりも、飼い主さん側の


知恵で乗り切れる部分です。


「子犬はイタズラをするのが仕事。危険な物でも


かじる動物」と最初から疑って育てればいいのです♪


イタズラを叱るよりも「防ぐ」のが最優先です。


もちろん、イタズラを「叱る」タイミングもお伝えしました。





後日、ママさんより「イタズラが減りました~」と


メールがありました。でも油断禁物ですよ~。




続いて、室内での興奮について。


これについては、ハウスからの出し方や、


飼い主と犬のスペースルールを作ってそれを守ってもらいます。


興奮してから沈めるのではなく、ハウスに興奮を置いてきて


もらうようにしてくださいね。




続いて、一番のお悩みである「散歩での引っ張り」です。


これは、飼い主さんと犬との関係がおおいに関わってきているので


簡単には解決しない予感…。


まずは、私がアース君のリードをコントロール。


今まで好き勝手に動いていたことが想像できる動き方です。


力ではなく「関係性とテクニック」でアース君の動きを


制御すれば、だんだんリードが「Jの字」に。


主導権を握っておけば、アース君は「引っ張ることが無意味」と


学習してくれますが…。


ママさんにバトンタッチすると、「ママさんとのこれまでの習慣」で


動くアース君。


テクニックだけではかなわない「関係性」を見直す必要が


あるのですね。


なんとかかんとか、ママさんがリードコントロールを


習得したものの、まだまだアース君との関係性によって


もろい状態です。


「たぶん、また引っ張るようになりますので、今は室内での


関係性を優先して頑張っておいてください。」と宿題を残しました。





体力が有り余っているアース君との遊び方もお伝えしました。


遊びに誘ってみて「さすがボーダーコリー!」と思わず唸る私。


こちらからの要望を瞬時に判断して行動するし、とにかく


動きにキレがあって美しい♪


コマンドに対する反応もよくて、アイコンタクトもすごいです。


せっかくこんなに動ける犬なのですが、ママさんだと


手や足に「チョイ噛み」をする…


これも関係性の問題かもしれません。


遊びの中で「イエス(おやつ)」と「ノー(合図)」を


上手に入れていけるようになればいいのですが、


これを飼い主さんにやってもらうことがものすごく難しい!


これも宿題として頑張ってもらうことになりました。



元気なボーダーコリーとは対象的な、小柄で優しいママさんとの


バランスをどうやって取るべきか…



初回カウンセリングから、フォローレッスンまでの2週間。


ママさんはどこまでがんばれているか???




↓ 「頭がいい=飼いやすい」ではないのね。
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噛む犬の苦悩

「トリミングショップのバズ母の紹介で」とお電話をくださった


トイプードルのマロンちゃんのお母様。


「トリマーさんなどには噛まないのですが、家族の人間に噛むのです」


とのこと。


開業以来、「噛み犬の相談は多いだろう」と予想していたのですが、


意外にも少なくて驚かされます。


北海道に噛み犬が少ないのか?


噛まれている飼い主さんが諦めてしまっているのか?


どちらなのでしょうね?




電話相談の時点でだいたいの目星をつけて、とりあえずハウスを


用意してもらうようにだけお願いしました。


ご自宅にお伺いすると、私を見て吠えるマロンちゃん。


すでにシニアドッグの年齢です。


元々は娘さんの犬だったのですが、お母様のご自宅に


引き取られることになり、さらにご自宅を引越しするなど


環境の変化の中で噛むようになったとか…。


ソファの上から吠えてはいるものの、近づいてくることも


なく遠巻きに見ているだけです。


マロンちゃんの気持ちを探るためにリードをつけてみると


あっという間に大人しくなりました。


ただし、フレンドリーということはなく、体は緊張している状態で


「あの、あの…好きにしてください」って感じ。


尻尾は巻いていますが噛み付く気配はなし。


主導権をとってしまえば、とてもお利口な子です。


飼い主に噛んでトリマーさんに噛み付かないのは、「主導権のあるなし」の問題ですね。


リードを持ったまま体を触ったり、お母様としゃべりながら


背中をさすったりしても全然大丈夫です。


ちょうど、一緒に暮らしているお兄様が私に「簡単に治せる問題では


ないんですよね?」と聞いてこられたので、「はい、飼い主さんに


変わってもらうしか…」とお答えしました。


マロンちゃんは根っからの「攻撃犬」ではありません。


自分にとって嫌なことをされた時に我慢できなくて「噛むことで解決」を


してしまった犬です。





根底にあるのは「我慢、あきらめを教えていなかった」という点。


我慢できないから「噛んで」みたら許された。


だから「噛んで」解決しちゃえ!


ってパターンですね。





マロンちゃんの居住空間を見渡すと、マロンちゃんの安全地帯が


なく、生活空間はすべて飼い主であるお母様と共有です。


必ずしも共有することが悪いことなのではありませんが、


マロンちゃんのような性格の犬であれば、「犬の空間」を


作って、そこで穏やかに過ごさせてあげる方が双方にとって


メリットがあるはず。


実は我が家でも、飼い主と空間を共有している犬とハウスで


過ごす犬で分けています。


長女犬は完全フリーで寝るときもベッドで一緒に寝ていますが、


次女犬は完全フリーにすると情緒不安定になり自分からハウスに


入って落ち着きたがるからです。


次女犬をベッドに連れていって一緒に寝ようとしても


気づいたらリビングに戻っていることもあるのです。


次女犬にとって「人と犬のスペース」がとても気になるようで。





話をマロンちゃんに戻します。


人間とスペースを共有しているマロンちゃんですが、寝るときも


お母様の布団で寝ているそうで、あるとき、布団から移動させようと


してお父様をがっぷり噛んだとか…。


マロンちゃんにとって「共有スペース」が「マロンちゃんスペース」に


変わってしまったのですね。


ハウスを用意してもらいたかったのですが、当日に間に合わなかった


とのことでしたので、ダンボールにマロンちゃんの匂いがついた毛布を


敷いて簡易ハウスを手作りして、ハウストレーニングの入れ方を


レクチャーしました。


娘さんと暮らしていた頃はハウスで大人しくしていたそうなので


ハウスが嫌いなわけではないと思います。


犬の「安全地帯」を取り上げてしまっているので


マロンちゃんが「人間側スペースに近づきすぎた」のですね。


私の前ではおやつも食べられないマロンちゃんなので、ハウスに


入れるのには苦労しましたが、なんとかハウスの中でじっとしている


姿をお母様に見てもらい、続きはお母様の宿題にしました。




続いて、共有スペースを譲るトレーニング。


お母様がソファに座ればすかさずその横を陣取ろうとするので、


「おりて」のコマンドで降りる練習です。



本当はソファを犬禁止にして欲しいところですが、


お母様がマロンちゃんとソファでゴロゴロすることを


とても楽しんでおられるそうなので、「人間の意志でおろすことの


大切さ」を、飼い主さんに理解してもらいました。


そして、お母様とマロンちゃんの接し方について注意させてもらいました。


マロンちゃんはお母様が呼んでもいないのに勝手に膝に手をかけたり


乗っかったり自由自在に過ごしていました。


さらに、お母様が無意識にマロンちゃんを撫でてしまっている…。


マロンちゃんから「吹き出し」が出ているとすれば、


「お母さんよ。撫でたまえ。よしよし。苦しゅうない」って感じでした(笑)。


お母様にそのことに気づいてもらい、接し方を変えてもらいますが、


お話している最中であってもお母様の手が自然と「さわさわ」と


マロンちゃんを撫でています(´д`)。


「お母様、手!マロンちゃんに従ってしまってる!」と


何度も声をかけましたが、長年ついてしまった癖ですねぇ。。。


飼い主の意志でソファからおろすトレーニングとお母様が無意識に


マロンちゃんを触らないトレーニングも宿題です。


「噛むから服を着せられなくなった」と言われていたので、


リードで頭部を固定したまま服を着せてみたところ、


すんなり着用!


家の中でのマロンちゃんの位置関係を整理してから、散歩にも


でかけました。


思った通り、マロンちゃんの行きたい方向に飼い主さんが


ついて行っていたので、そこも修正させてもらいました。


お母様の左側で「Jの字」リードをキープするマロンちゃんの


姿に「こんなに楽になるなんて」と感動されていましたが、


これもお母様の意志で継続しなければだめですよ~!


散歩から帰って「足ふき」の時点でやっと「マロンちゃんの本領発揮」です。



「足ふきで噛みます」と言われたので、


やってみたところ、マロンちゃんの瞳孔が「カッ」と開き、


目の色が一気に薄くなったかと思うと「般若」みたいな顔で


唸り声を上げます。


でも、噛まれないように対処していればこっちのもんでっせ。


ここで飼い主さんが怯んで足ふきを断念するから、マロンちゃんが


いい気になって噛むのです。


般若顔のマロンちゃんを横目に、鼻歌うたって足を拭いてみせました。


まだまだ、こわごわのお母様でしたが、シニアドッグになっても


「我慢、あきらめ」は大事なのです。


「嫌がるからやめる」のではなく、「嫌がってもできる」に変えることが


噛む犬への対応の第一歩ですよ。


噛まれないように対処しておけばできそうなので、足ふきは宿題ですよ~!





そして、今度は服を脱がせる段階になって、マロンちゃんの顔は


「もっとすごい般若顔」に…。


エクソシストか!とツッコミたくなるぐらいです。


お母様が横ですっかり怖がってしまったので、「こりゃまずい」と


思い、「服を脱ぎ着させるのは宿題にしないですが、いずれは絶対に


できるようにしましょうね!」と励ましました。


リードで固定したままてきぱきと服を脱がせましたが、


最後には服に噛み付いてましたわ…。





服を脱がせたあとは、普通に戻ったマロンちゃん。


散歩前は私に近づかなかったのに、散歩のあとはなんと!


私の足元で横になって落ち着き払った様子。


心も体も「主導権」に屈服したので、私の足元を選んで


横になったのです。


この理屈もお母様にお話しました。


「ただ可愛がるだけ」で犬はついてこないのです。


「私に任せなさい」と主導権を発揮してこそ、犬は従いたくなるのです。





「噛む犬を噛まなくする魔法」は、この世に存在しません。


CalmDogがお勧めする魔法は、「噛まれない飼い主さん」に


なってもらうことなのです。


「噛まれないように」と犬にビクビクして気を遣うのではないですよ。


「噛まれないように」と鬼のように暴力を振るうのではないですよ。


ただただ、「犬を従える強い飼い主さん」になって欲しいのです。


このレッスンは、「目に見えない部分」が多すぎるので、理解して


もらうのに時間がかかります。「スワレ」や「フセ」などの目に見える


行動に気を取られて忘れてしまいがちな部分を補うのがCalmDogの


レッスンなのです。






たくさんの宿題を置いて、あとはお母様の意志に委ねました。



方法はお伝えしましたが、最も必要なのは、マロンちゃんに時間を割いて


気長に頑張る「飼い主さんの根気」。


こればかりは、私の意志で育めるものでがないのです。


そして、一番伝えたかったことは、「噛む犬」は好きで噛んでいるのではない


ということ。


人間だっけ、「怒り」という感情のあとってものすごく


疲れますよね?


なにかに「怒った」あとって、すごいストレスが


残りますよね?


犬だって同じです。


マロンちゃんも唸り声をあげたり噛んだりするときは


心臓もバクバクで精神的にもすごいストレスを抱えているはず。


「我慢、諦め」があれば、そんなストレスを受ける必要も


なかったはず。。。


お母様が、「ハウストレーニングもやってみました。もう一度復習したい」と


言ってくれる日を心待ちにしていますよ♪






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 なんと!2位に浮上しました。ありがとさーん!

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愛犬との付き合い方がわからない…

これまたかなり前のレッスンですが…



シーズーのS君と暮らすパパさんは、「S君とどう付き合えば


いいのかわからない…」というのがお悩みでした。


まだ1歳にもならないS君は比較的穏やかな犬種。


モンローウォークでゆったりと擦り寄ってくるし、


攻撃的な部分は特に見当たらなかったのですが、


フレンドリーゆえの興奮もあります。


ご自宅にお伺いして、ハウスの環境や、最近失敗してしまう


トイレトレーニングなどをアドバイスさせていただきました。


パパさんの一番の悩みは「自分を見て尻尾をふってくれない


ような気がする」ということ。


ドッグランに行っても、他人にとてもフレンドリーなぶん、


パパさんのところに戻ってくるときは尻尾をふらずに戻ってくるとか。


別にパパさんのことが嫌いなわけではないのですが、


少しS君に気を使いすぎていたり、かまいすぎていたり


している傾向があったので、S君にとってパパさんの存在が


当たり前すぎてしまったのでしょう。


「愛情バロメーター」が、パパさんからS君に対しての方が


S君からパパさんに対してに比べて高すぎるのです。


つまり、パパさんからS君を「追いかけすぎ」ているから


S君は安心しきってしまっているのですね。


かわいいから見つめてしまう気持ちもわかりますが、


犬が飼い主を目で追うぐらいの関係の方がうまくいきますよ。


興奮しやすかったりするのは、パパさんのコントロールが


S君に通じていないのが原因だと思われましたので、


「質の高い散歩」をレクチャーさせていただきました。


引っ張りながら好き勝手に行動していたS君ですが、


「質の高い散歩」を心がければ、パパさんの左側をとても美しい歩様で


ご機嫌に歩いてくれる犬です。


「質の高い散歩」のあとは、自宅でも落ち着いて行動ができるそうです。


「遊び方もわからない」というパパさんに、「スワレ」や「フセ」などの


コマンドを交えた遊びをお伝えしました。


初回カウンセリングの段階で、「質の高い散歩」や「遊び方」が


うまくいったものの、そのあとすぐに「去勢手術」を


受けたため「すっかり崩れちゃいました~!」と


SOSがきたものの、パパさんとS君はとても良い関係が築けていくと


感じています。


とにかく、パパさんが一生懸命だから♪


可愛い相棒S君のためにお散歩トレーニングを頑張ってくれています。


去勢手術の抜糸も終わった頃に次のレッスンにもお伺いしましたが、


続きはまた…




「ドッグカフェデビューしたい」という夢があるパパさん。


S君とのこれからの付き合い方次第で、ステキなコンビになれそうですね♪





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ハウスレストトレーニングが…

以前、お伺いしたゴールデンのLちゃんのママさんから


「ハウスレストがうまくいかなくなってしましました…」と


連絡がありました。


メールでやりとりしていると見えてきたのは…


ハウス内で要求の鼻鳴きをしたときに「飼い主の姿を見せないように


叱ってください」とお願いしていたのに、見える状態で


叱っていたり…。


家族内で別々の考え方でLちゃんに接していたり…。


ママさんのお母様は「ハウスに入れること」に抵抗を感じたままで


接しておられたそうで…(;_;)


犬のしつけは「一貫していること」と「家族内で統一しておくこと」が


一番大事です。


メールでのやりとりに限界を感じたので、Lちゃんの様子


(というより飼い主さんの対応)を見せていただくことにしました。


う~ん…Lちゃんはすっかり「ハウス嫌い」になっていました。


いえいえ、元々Lちゃんはそれほどハウスが好きだったわけでも


なかったことに、最初のレッスンで気づいてあげるべきだったかな(反省)。


過去にLちゃんを他人に預けたときにもハウス内で同じ現象が見られたとの


ことだったので、「今、ハウスが嫌いになった」というより


「元々、ハウスが嫌いだった」ようです。


ハウストレーニングの一番大事な「パピー期」にも


特にいたずらをしないからと、鳴いたら出していたとか。。。


一からハウストレーニングの入れ直しです。


ハウスの形状や場所を変えてみましたが、もっと根本的な部分を


変えていかなければならないようです。


ママさんにもう一度、お散歩の様子から見せていただきました。


以前に比べてLちゃんの引っ張りは改善はされていますが、


やっぱり、Lちゃんの興奮度合いが強く、ママさんとのコミュニケーションが


とれていないというより、バランスがうまくいっていない感じ。


ママさんとは実際に会って、さらにメールでやりとりを


続ける中で、「ハウストレーニングがママさんの負担になるのであれば


もっと逆効果になってしまうので、ハウス以外の方法で考えますか?


(例えば、洗面スペースだけで解放するのは問題ないわけだし…)」と


お伝えしました。


「飼い主さんをやる気にさせること」が犬との関係を良好にする


第一歩なのですが、飼い主さんの意志がない限り、私の方向性を


お伝えすることは難しいのです。


ところが…意志の強いママさん!


「いいえ!これから先のことを考えてハウスレストは絶対に入れ直します」


と宣言されました。入院や災害、預けるなどに備えてハウスレストの重要性は


充分理解されているママさん。


それであれば、私は全面協力です♪


ママさんと結束して、「一から入れ直し」を頑張ることにしました。


今はまだ、ハウスのドアを開けたまま、「ハウスの中は楽しい」の


練習だけを続けてもらっている状態。


ママさんは、運動のかけ方、接し方を試行錯誤する中でLちゃんの


一番よい心理状態を探っています。


決して、Lちゃんをはれものに触るような扱いをせず、


「私にどんと任せなさい」な関係になれるまで頑張りましょう。


先日、Lちゃんといつもと違う場所でお会いしました。


お散歩テリトリー外のLちゃんは、かなり興奮状態で挙動不審。


環境への社会化不足も露呈してきたので、ここも改善しましょう。


ママと一緒でも「少し寂しい顔」がずっと気になっていた子なので、


Lちゃんが素晴らしい笑顔を見せてくれる日を私は願っています。




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フレンドリーゆえのお悩み

これまた随分前のレッスンです。



今回のご相談は、ゴールデンのイヴちゃんのお姉さんから。


イヴちゃんのことは以前からよく知っていました。


行きつけのドッグランで、「いろんなお友達ワンコと上手に遊べる犬」


というイメージだったので、一体何を悩んでいるのかな?


イヴちゃんはお姉さんと妹さんの二人姉妹で飼っているワンコ。


ご自宅に伺うと、お母様の他、小さな子供たちと猫ちゃんまでいて、


とーっても賑やか~!


ゴールデンのイヴちゃんが小さな子供さんや猫ちゃんたちとも


上手に遊んでいたのを見て、「イヴちゃんの遊び上手はここで育まれて


いたのね~」って思いました。


猫ちゃんを口で咥えながら遊んでいる風景を見て、「甘噛みの加減は


こうやって覚えていくのね」と感心しました。


イヴちゃんは興奮気味にお客様をお迎えする癖があるようで、


飛びつきもお悩みの一つ。


相手が大人だったらいいのですが、これから先は子供たちのお友達も


遊びにくるようになると思われるので、お客様の出迎えを犬任せに


しないようにお願いしました。


イヴちゃんの熱烈な歓迎は、「お客様の興奮」も原因しています。


でも、小さな子供のお客様に「興奮しないで入ってきて」って


言うのは難しいですよね?


なので、イヴちゃんには「お客様のお迎えはハウスで待機」を


お勧めすることにしました。


物置にしまってあったハウスを出してきてもらって、ハウストレーニングの


入れ方をレクチャー。


「ハウスは成犬になったらいらない物」と思っている方も多いと思いますが、


私は、犬の安全、犬の安心感を守るために「快適なスペース」を


犬に提供しておくのも大事だと考えています。


万一の災害に備えて、避難場所でもハウスで大人しくしていられる犬の


方がストレスだってないはず。


そういえば、避難先に犬の受け入れができるような働きかけが


あるようですが、その前に飼い主さんの意識改革でしょ!


他人に迷惑をかけるような犬が避難所に入ってきたら、


犬好きさんであってもブチ切れまっせ。


話が逸れちゃいましたが…。





開業以来、たくさんの飼い主さん宅を訪問してきましたが、


ハウスというスペースを確保している家としていない家では、


犬の落ち着き具合も違いますし、問題行動が起こったときの対処の


しやすさも変わってきます。





最初はハウスを嫌がっていたイヴちゃんですが、後日、お姉さんからの


メールに「自分から入っていけるようになりました」と嬉しい報告が


ありましたよ。




お姉さんからのご相談は、お散歩時の興奮と、お母様への攻撃的な


アプローチです。


まずは、お散歩に出かけてみたところ、イヴちゃんは、ご近所の知り合い


だけでなく、雪かきをしているおじさんや、犬連れの人、


人ごみすべてに熱烈なアピールをする犬だと判明…。


フレンドリーなゴールデンにありがちなお悩みですね。


まずは、正しいリードの持ち方を妹さんに練習してもらいます。


イヴちゃんが刺激を受ける対象が登場するたびに緊張気味に


対象を見つめてしまう妹さんに、「ハンドラーが相手を


気にしすぎるから、イヴちゃんも気にしていますよ~」と


対象物の避け方をお伝えしました。


「あえて避けてきた」という人混みにも挑戦。


お店からでてくる人たちの前を何度も往復してもらったのですが、


コントロールできるようになれば毎度毎度興奮状態に


ならずに対処できることを学んでもらいました。


難関は「知り合い」との接触。


「知り合い」の方は、「こんにちわ~」と楽しいオーラを投げかけて


くるので、イヴちゃんは興奮しがちですが、トレーニング中であることを


アピールすることで、その場の空間を飼い主さんがコントロール


できるようになることも必要なのです!


特に「犬好きさん」には要注意ですよ。


犬好きさん同士で集まるときって、「こんにちわ。○○ちゃん元気?」と


相手の犬を引っ張らせるままに触ってしまうのが「礼儀」のような


風潮がありますが、飼い主さん同士で挨拶する瞬間は


お互いの犬を無視してあげることの方がマナーなのですよ~。



まだまだ、コントロールしきれない部分があるかと思いますが、


いつでもまたご相談ください。


Calmdogの受講者での「お散歩会」もやってみたいですね。






散歩が終わってから、続いて、お母様への「攻撃的なアプローチ」の


問題に取り組みます。


イヴちゃんが執拗にお母様を追い詰める原因は、お母様が出す弱い


エネルギーだと考えます。


イヴちゃんがガウガウと服を引っ張りながら追い詰めてくるので


お母様もとても怖いのですね。


攻撃的な雰囲気はありますが、がっぷり噛み付こうとしている


わけではないので、お母様には立場の逆転をしてもらいました。


服を噛んで唸りながら引っ張る状態で、お母様も怖かったと


思いますが、励ましながら「後ろに下がらず!前に!」と


対応を変えてもらいます。


小柄で可愛らしいお母様、とっても頑張りました。


「今がチャンスですよ!」と励ましているうちに、


やる気がみなぎってきて、イヴちゃんを前に押し返すことに成功。


噛んでいた服を離し、フセの姿勢をとったので、


勝ち誇ったように立ち去ってもらいました~!


お母様がイヴちゃんに立ち向かう際は、お姉さんと妹さんの


立場も重要です。


やりとりを見て笑ったりちゃかしたりするのは厳禁!


お母様をしっかり立ててあげてくださいね。


その後、イヴちゃんからお母様にちょっかいを出すことが


減ったそうですが、油断をせずに頑張ってください。



「夏にはベビーカーを押しながらイヴと散歩がしたい」という


夢に向かって、トレーニングを頑張ってください。


わからないことがあったらいつでもメールくださいね~♪





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フォローレッスンについて

CalmDogのレッスンについて改めて書いておこうと思います。





CalmDogでは、飼い主さんと愛犬が「どうもしっくりいかない…」とか、


「引っ張る、噛むなどの問題行動に悩んでいる…」などに対して、


日常の接し方、生活のバランス、飼い主さんと犬との関係性を


観察させていただきながら、「飼い主さん自身をトレーニング」させて


いただいております。


だから、「初回カウンセリング」で日常の24時間のことを


ヒアリングさせていただき、環境や接し方、散歩のさせ方など


日常に関わるすべてをできるだけお伝えするようにしています。


つまり、「初回カウンセリング」でバランスが取れるように


なればそこでレッスンを終了するお客様もいるのです。





「もっと犬を知りたい!」と思う方は何度も受講するたびに


さらに知識が深まり、他の問題行動が起こったときにご自分で


応用できたり、二頭目、三頭目にご自分で応用していただくことも


できます。


二回目以降は受講のついでに、「すわれ」「ふせ」などの


基本課目の「教え方」もお伝えしています。





もちろん、「初回カウンセリングであんなにうまくいったのに、


だんだん元に戻ってきた!」とSOSをくださる方もいます。


2回目以降の「フォローレッスン」ですね。


私は、2回目、3回目のフォローレッスンの受講を飼い主さんの


意志にお任せしています。


飼い主さんが、CalmDogの考え方を受け入れて「やる気」に


なってくれるのが一番大事なことだからです!



初回カウンセリングだけで、これまで蓄積した「習慣」を


変えていくことは難しいですし、一気にたくさんのことを説明するので


すべてを吸収して応用できる方はなかなかいないのが現実…。


だから、できるだけ、2回目、3回目の「フォローレッスン」で


理解を深めて欲しいと常々願っています。





先日、受講してくれた柴犬の「うに君」のママさんから


フォローレッスンのご依頼がありました♪


ママさんのメールには、「初回カウンセリングは衝撃的な一日でした。


あれからがんばってはいるものの、なかなかあの日のようにはいかず


もう一度、レッスンお願いできないでしょうか・・・?」


と書かれていました。


それを読んで、私は「全然だめじゃん!」なんて全く思いません。


ママさんがうに君との生活の向上を望んでもっと頑張ろうと


思ってくれたことが、うに君との関係を良好にする第一歩。


「こんなもんかぁ」と諦めるのではなく、「いやいや何か間違っている


はずだから、もう一度学ぼう」と思ってくれたことが


とても嬉しかったのです♪


「飼い主さんがやる気になれば、そのしつけは70%成功


したようなものだよ」と、トレーニングの先生に言われた言葉を


思い出します。




ご自宅に伺うと…うに君のリビング内での生活環境が


劇的に改善されていました!


ハウスの位置が変更され、「安全地帯仕様」に改良されています。


なによりも、ハウスの中で座っている「うに君」の笑顔を見て


ママさんの頑張りぶりが伺えました。


うに君のリビングでの興奮はかなりコントロールできる


ようになったらしく、散歩のあとの「足ふき」であんなに


唸っていたのが全くなくなったとかっ!


前回はハーネスしか使えなかったのですが、お勧めした


トレーニングリードをちゃんと使ってくれています。


まだまだ、散歩などで要所要所で興奮してしまうそうなので、


そのあたりをフォローさせていただきました。


散歩では時々引っ張りはありますが、ママさんがコントロールを


身につけて継続してください。


散歩レッスンの中で、うに君との遊び方やコマンドの入れ方を


復習してもらい、最後に我が家の次女犬と「犬同士の正しい挨拶」を


して「他の犬と同じ空間にいても無関心でいられるうに君」を


実体験してもらいました。


他の犬の存在にいつまでもしつこく興奮するのは、飼い主さんが


「飼い主主導型の挨拶」をさせていないことが原因。


うに君には「無関心でいられる犬友達」を増やしてもらって


社会化させていきましょうね。


フォローレッスンでまた少し成長したママさんとうに君。


まだまだ心配な部分もありますが、「こんなもんかな」と


諦めずに継続していってください。



これから心も体も成長していくオス犬なので、また何かありましたら


いつでもフォローレッスンに伺いますよ♪


もちろん、メール相談もお待ちしています。



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5月の「お散歩会」が終了しました。

お天気に恵まれた18日(土)の午前中は、「おさんぽクラブ」さん主催の


「お散歩会」でした。


この日のモエレ沼公園は、お花見客で大賑わい!


人も多いし、犬もたーくさんいます。


「吠えかかり」や「ひっぱり」に悩む、お散歩会参加者にとっては


とーっても厳しい条件!


でも、私にとっては、「こんな条件でもちゃんと散歩ができますよ」を


伝える絶好のチャンスですやん♪




駐車場で集合した瞬間から、「お散歩のためのトレーニング」は


始まっています。


まずは、しっかり「犬の気持ちを沈静化」してしまうこと。


リードの使い方(犬によってはリードを変更してもらいました)を


お伝えして、その場でコントロールする方法を学びます。


全員が集合した時点で、たくさんのお花見客の中を上手に歩きます。


今回は5家族7頭の参加でしたので、最前列から一番後ろまで


私は走り回りながら指導します。




まずは、トイプードルのぎんじくん。


ご夫婦と小学生の男の子と家族みんなで参加してくれました。


ぎんじくんのお悩みは、びびりゆえの吠えかかり。


人間も犬も避けながらの散歩をしてきたそうです。


リードを持つママさんは、リードの持ち方はマスターされていましたので、


ママさん自身の目線や気持ちの持ち方をアドバイス。


ぎんじくんには「私に任せなさい」という気持ちを伝えて


自信を持たせてあげたいですね。


今日のお散歩会終了後も、人ごみや犬とのすれ違いを何度も


復習して、「ひっぱりもガウガウもほぼなし!」と嬉しいコメントを


「お散歩クラブ」さんのブログに記入してくれていました。


自宅での問題行動も抱えているそうなので、また相談してくださいね。





続いて、トイプードルのエースとピースの2頭を連れたママさん。


他の犬に吠えかかりをするエースの興奮に反応するピース。


エースが吠えるたびにピースがエースにガウガウするので


ママさんもしっちゃかめっちゃかになっています。


吠えかかりという事柄ばかりに気を取られてしまい、


エースが出している興奮の前兆を見逃しているのが


原因ですね。


歩いているときだけでなく、立ち止まっているときも「目のはしっこ」で


常に犬の行動を「見張って」いることをママさんの習慣にしてください。


エースの行動をしっかり観察して早め早めに対処してみてください。


エースをコントロールできれば、ピースは興奮しません。


根源を突き止めてしまえば、対処しやすくなりますよ。


散歩の途中から、大人しい方のピースをお散歩くらぶのMさんに


コントロールしてもらい、ママさんにはエースのコントロールに


集中してもらったところ、吠えかかりが軽減。


日頃から一頭ずつのコントロールの時間をとってから2頭同時に


歩くように工夫してみてくださいね。


また今度、出張でお散歩の見直しをしますのでいつでもご相談くださいませ♪



「吠えかかり」や「突進」がお悩みの柴犬もみじさんは、


コントロールが伝わりにくい首輪を使っていたので、


リードを交換して歩いてもらったところ、「歩きやすい!」と


ママさんも感激。


しかも、両手でリードを握りしめていたので、「片手で


力を抜いて持っても大丈夫ですよ」とアドバイス。


使い方を間違わなければ道具に頼るのも手ですよ。


もみじさんは、しつこいガウガウをする犬ではないので、


最初のガウガウを防げるような「早めの対処」を練習してください。


もみじさんは、他の犬の空気を読む犬です。


穏やかな長女犬には最初っからがうることなく真横で佇んでいました。


相手の犬の大小ではなく、相手の興奮を買ってしまうタイプ。


飼い主さんが「興奮しなくてよろしい!」と早めに合図を送るように


練習してみてください。





パパさんと参加してくれたのは、トイプードルのキューちゃんと


チワワのエルちゃん。


トイプードルのキューちゃんは、なんの問題もなし♪


チワワのエルちゃんは犬に対する吠えかかりがあり、


他の犬とお友達になれないのがパパさんの悩みです。


でも、私からのご提案は「エルちゃんがお友達を欲しくないと


言っているのであれば、無理に他の犬と遊ばせようとする方が


可哀想ですよ。お友達はパパさんがなってあげてください」。


ドッグランではパパさんの膝の上で座ってばかりなのだそうですが、


パパさんがドッグランの中を歩き回ることでエルちゃんに


新しい行動が見られると思います。


ドッグランは、犬同士が遊ぶ場所ではなく、犬と飼い主が交流する場所です。


パパさんに、「左手だけで2頭のリードも持って歩いてみてください」と


アドバイスしたところ、2頭は並んでパパさんの後ろから上手に


歩けました。ハーネス使用の二頭でしたが、これほど上手に歩けるなら


ハーネスのままでOKだと思います。


エルちゃんへの「吠えかかり前の合図」だけ気をつけてみてください。




今回唯一の大型犬ゴールデンのリリちゃんは、人間の多さと犬の多さに


最初は興奮していたものの、途中から穏やかな長女犬のリードと


一緒に持ってもらうことで、どんどん穏やかなペースに巻き込まれて


くれました。リリちゃんは環境の社会化不足もありますので、


これからの季節は休日のたびに車であちこちの公園に行くことを


お勧めします。


ママさんの合図のタイミングがまだまだ遅いので、興奮する前に


早めの小さな合図を心がけてくださいね。


長女犬とリリちゃんの二頭引きを楽しんでもらっているときに前方から


興奮気味の大型犬が近づいてきたので、ママさんに長女犬を預けて


私がする「リリちゃんのコントロール」を見てもらおうと思ったのですが、


人ごみにも慣れて、長女犬から穏やかエキスをもらったリリちゃんは


全く興奮することなくすれ違えました。


やればできる子なのです!


リリちゃんにはとにかくたくさんの経験を積ませてあげてくださいね。




一頭一頭へのアドバイスが終わったあとは、全員で「集団で歩く散歩」を


体験してもらいました。


前方より興奮気味のテリアが二頭登場したのですが、


「早めに合図。姿勢を正して。相手の犬を見ないで。」と


声をかけながら歩いていくと、7頭全ては「全くのスルー状態」!笑


飼い主さんの「私に任せなさい」の気持ちがちゃーんと愛犬に


届いているのです。


お散歩が終了してから、参加犬全員で「犬同士の正しい挨拶」の


時間をとりました。


本来は最初に挨拶をさせたいところでしたが、「犬同士の接触」を


避けてもらっておいたので、あえて最後に挨拶をさせたのです。


顔と顔を付き合わせて挨拶なんてもってのほか!


飼い主主導型の挨拶で、それぞれが「適度な無関心」になれるように


してしまえばいいのです。


今回のような、「犬同士の挨拶」「集団での散歩」は


とにかく経験を積むことが大事!


お散歩クラブさんの「お散歩会」を有効利用して


飼い主さんと愛犬の「嬉しい経験値」をあげていきましょう!


たくさん参加していただきましてありがとうございました。


6月にも開催予定ですので、また告知しますね~!




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ママの足を噛んじゃうぞ!

これも随分前のレッスンです…


ご相談は、「飼い主さんがご自分の食事の支度をしたら興奮して


足に噛み付くチワワのチョコちゃん」のママさんからです。


ご自宅にお伺いすると、美しいカラーの可愛いチワワがワンワンと


お出迎えしてくれました。


時々来客のあるお宅でしたので、チョコちゃんは「またお客様ね」と


すぐに静かになって遠くで座ってみているだけです。


しつこい吠えはないものの、来客の迎え方が「犬主導型」になって


いたので、ハウスを使って「飼い主主導型」に変えてもらうように


アドバイス。


攻撃的な吠えではないのですが、来客のたびに「お祭りさわぎ」に


なっていたので、チョコちゃんの興奮によるストレスや、


飼い主さんのストレスを考えて、ハウスを上手に使ってもらうと


良いと思います。


チョコちゃんのパパさんとママさんからは、家庭の事情により


「散歩はできない」という条件…しかもリードの装着はできないそうです。


どんなに小さくても、「散歩」はして欲しいところですが、


その家庭での事情もあるでしょうし…。


いろいろお話を聞いて、チョコちゃんが食事の支度をするママさんの足に


噛み付かない方法を探ります。


まずは、「可愛がりすぎ、かまいすぎ」の雰囲気があったので、


生活全体のバランスを整えてもらうために、「飼い主さんのお約束ごと」を


説明させていただきました。


問題行動だけを取り上げるのではなく、生活全体のバランスを見て


知らず知らずのうちに甘やかしてしまっている部分に気づいてもらう


必要があります。


ママさんとチョコちゃんの関係はそれほど悪い状態ではありませんでした。


ママが嫌いだからとか、ママを攻撃したいから足を狙うというより、


チョコちゃんの欲求や遊び心で追いかけてしまう習慣ができたと思われます。


もちろん、「散歩」という「飼い主との共同作業」でチョコちゃんの気持ちを


発散させてあげたいところですが、今回はそれができないのです…。




ママさんには、二つの方法をお伝えしました。





一つ目はとっても簡単♪


幸いハウスレストトレーニングが入っていたので、食事の支度をする


ときや、興奮した時にハウスに入れてしまう方法。


ひとことで言えば、「回避」ですね。


チョコちゃんにとってハウスが安全地帯になっていれば、ハウスでの


待機はそれほど苦にならないはずです。


食事の支度を始める飼い主さんの姿がチョコちゃんにとって


「踏まれそうで怖い存在」である可能性もあるし、動き回る獲物をとらえる


遊び感覚で追いかけている可能性もありますが、


ハウスという安全地帯があれば、双方からストレスが消えると考えました。


食事の支度を始めるママさんの姿を見せないように工夫することも


お願いしました。


※ハウスレストトレーニングが入っているチョコちゃんだから有効です。





もう一つの方法は、飼い主さんの態度を変えてもらうこと。


ママさんに食事の支度をしてもらったところ、チョコちゃんがすぐに


ママさんの足を狙い始めました。


これまでは、噛まれる恐怖でビクビクしながら「やめなさい」と


声を出していましたが、チョコちゃんが狙う寸前にチョコちゃんの方向に


体の前面を向けながら「スペースを空けなさい」というシグナルを


出してもらったのです。



近づいて噛み付くを繰り返してきたチョコちゃんですが、近づくことさえ


できなければ噛み付くこともできません。


「やってしまってからではなく、やろうとした時にやめさせる」


これは、チョコちゃんではなくママさんのトレーニングです。


チョコちゃんが動きそうになったら、ママさんが前面をむけて


仁王立ちするものだから、だんだん近づく距離が遠のき、


最後には全く近づかずにリビングで待機できるようになったのです。


私はママさんに、「今日できたから終了ではありません。


ママさんがこの気持ちを継続していかなければ、長年ついた習慣を


消すことはできないのです!」としっかり念押しをして帰宅しました。





そして3日後…残念ながら、チョコちゃんはまたママさんの足を狙う行為を


始めたと電話がありました。


電話口で、再度トレーニングの方法を説明しましたが、


ママさんもすっかり弱気になっていたので、「では、最初に説明した


ハウスでの待機に切り替えてしまいましょう…」と断念。


どんなに、私が頑張って説得しても、やっぱり飼い主さんの気持ちが


すべての鍵を握っているのです…。


「でも、もう一度トレーニングをチャレンジしてみて、


その結果をまた聞かせてくださいね」


とお伝えして電話を切りました。


その後のチョコちゃんの様子はわかりませんが、一度でもレッスンで


関わった犬のことを、私は忘れることができないのです。。。


できればもう一度、レッスンにお伺いしたいと思っても無理強いできないのが


悲しいところなのです。


ママさんが頑張れば、チョコちゃんはきっと変われるのだから…


いつかまた、様子を聞かせてくださいね。




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首輪ができない?!

これまた随分前のレッスンです。


「とにかく大変なのです…」とメールで相談をしてくださった


柴犬うに君の飼い主さん一家。


まだ1歳にもならない柴犬うに君は、とにかく「どう扱っていいのやら…」


な状態だとか。


散歩では引っ張る、家では興奮して甘噛みする。


とにかく落ち着くことなく常に興奮!興奮!


うに宅に伺ったところ、ゲージの中で柴犬らしい引き締まった顔の


うに君が尻尾をふりふり。


今のところ、「吠え」の心配はなさそうだったので、


これから先も吠えることがないような接し方をアドバイス。


最初に飼い主さんご夫婦に、犬についてお話させてもらってから


実際にうにを散歩に連れ出します。


はい!


出ました!


「ハーネス」です!


コントロールができない犬を、コントロールを知らない飼い主さんが


扱う場合、まずは「道具」も大事。


「ハーネス」は、元々穏やかな性質の犬や老犬、病犬に使用するのは


わかりますが、血気盛んなオスの柴犬で、しかもコントロールできないのに


「ハーネス」を使うのはむしろ危険!


田舎道をのんびり歩かせることができるならいいですが、


うに家の周辺は交通量も多くて危険です。


「首輪で引っ張ると首が苦しそうだから」とハーネスにする人も


いますが、犬に「引っ張ったらだめ」を教えてしまえばいいのでは?


うに君のママさんに「どうして首輪をしないのですか?」と聞くと、


「嫌がるから」とのこと。


犬って、常に人間を「試して」生きています。


「これぐらいだったら叱られない」を試しているから、


「首輪は嫌だ」を繰り返しているうちに飼い主さんが「辞めてくれた、


ラッキー!」てな感じでしょう。


柴犬はよく首輪を引き抜く技を身につけている犬もいるので、


引き抜けないトレーニングリードをお勧めしました。


トレーニングリードを首にかけて歩き始めた途端、


うには「この世の終わり」のような叫び声を上げました。


はい!ここで飼い主さんが驚いて「ごめんごめん」と首輪を


やめたらゲームオーバーですぜ!


もちろん、飼い主さんには「首輪をしたら絶対に叫び声を上げますが、


可哀想とか思わないで平気な顔でいてください」と説明してあります。


演技なのか、首に痛みがあるかどうかぐらい、私にはお見通しですよ。


しかも、ちゃんとポイントを押さえてつけているから苦しさはないのです。


ご近所のおじさんが目をまーるくしながらこちらを見ていましたが、


うにの演技を見破った私は気にせずスタスタ。


賢いうにはすぐに理解して、私のついてスタスタ歩き始めました。


散歩中は好き勝手に歩いて、雪山に登ってはそのまま一歩も動かなく


なるそうですが、「犬が行動しそうになるタイミング」を見計らって


「だめ」を伝えていけば、だんだんうには私の歩調に合わせて


歩けるようになってきたのです。


飼い主さんにリードの使い方を説明して、「質の高い散歩」を


目指して歩いてもらいました。


ただ歩くだけでなく、広場などを見つけたら遊んであげるのもいいですね。


家に戻ってから、次の課題であった「足ふき」。


うには足ふきのたびに牙を向いて抵抗するとか…。


飼い主さんにうにのコントロールの仕方をお伝えして


「足ふき」も無事にマスター。


鼻歌うたいながら足ふきできちゃいます。


おやつで気をそらしたりする必要は全くありませんよ。


犬だって伝えればちゃんと伝わるものなのです!


ごまかすのではなく「ちゃんと伝える!」が大事なんです。


リビングに戻ってから、興奮への対処についてレッスンする


つもりだったのですが、「質の高い散歩」で頭を使ったうに君は


完全に「穏やかモード」というか「お昼寝モード」に入ってしまったので


この日のレッスンはこれで終了です。


生まれて始めて人間に「主導権」をとられてしまったうに君。


飼い主さんには、「主導権」を取られることが犬にとって「安定」に


つながるという様子を見てもらいました。


ここからは、飼い主さんの強い意志が重要です。


犬は一家の大黒柱にはなれません!


「主導権」で心の安定に導いてあげましょう♪


2週間後のフォローレッスンでどうなっているかな…?




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吠えないようにそっと…?

かなり前に行ったレッスンですが…


プードル2頭と暮らすご夫婦のおうちに訪問させていただきました。


2歳のピースと1歳のエース(ともにトイプードル)はとっても


可愛いのですが、「散歩時の吠えかかり」や「自宅での興奮&吠え」が


飼い主さんご夫婦のお悩み。


訪問時も、2階のリビングから吠え声が…


ハウスの構造や犬との接し方を説明した後、たくさんの人が出入りしている


スーパーの駐車場まで散歩にでかけました。


他人とすれ違うたびに「わんわんわん!」とけたたましく吠えるエース。


飼い主さんご夫婦に、「姿勢、リードの持ち方、目線」そして


「心の持ち方」を説明して、再度歩いてもらいます。


奥様の方が「主導権」を握れているようで、すぐにマスターして


いましたが、優しい雰囲気が漂う旦那様は遠慮気味。


旦那様にピースのリードを渡して、「はい、一人であの人ごみを


歩いてきてください♪」とお願いしました。


頭で理解するだけではだめなんです。


やらなきゃだめなんです。


旦那様もすれ違い吠えをさせないように、姿勢正しく歩けました。


あとは、この気持ちを崩さないように継続すること!


「だんだん、崩れてきたかも?」と感じたときは、犬ではなく


飼い主さんの気持ちの問題なのです。


レッスンを何度も思い出しながら、継続してください。


わからないことがありましたら、いつでもメールをくださいね。


フォローレッスンもお勧めです♪


自宅に戻ってからは、旦那様が頭を悩ませている問題に


取り組みます。


毎晩、旦那様がお風呂から上がって脱衣所のドアを開けるときに


必ずプードル軍団に襲われるとか…。


「どうやって脱衣所から出てきていますか?」と


再現してもらったところ、「吠えないようにそっと出てきています」とのこと。


そりゃ、犬も吠えますわ。


優しい旦那様が「おどおどびくびく」と脱衣所から顔を出せば、


弱い弱いオーラが…。


残念ながら、犬は「正義の味方」ではありません。


どちらかと言えば「強いオーラ」を好み、弱いオーラをやっつけます(笑)。


脱衣所からでてくる際の行動を180度変えてもらいました。


犬たちは「なーんだ…」とつまらなそうに去っていくだけで


旦那様を襲わなくなりましたとさ。


よく、「吠えないように気を使っています」という方がいますが、


むしろ逆効果ですよ。


飼い主さんの家なんだから、犬に遠慮せずもっと堂々と過ごして


くださいね。


犬を人間と同じ感覚で扱っても犬は理解できないのです。


犬は犬らしく扱ってあげることが、本当の愛情なのです。


ピース&エースのパパさん、ママさん、なにか問題がでてきたら


いつでも遠慮なくご相談くださいませ~




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5月のお散歩会 参加者募集中です!

やっと春らしい気温になってきましたね。


「おさんぽクラブ」さん主催の「お散歩会」をまたまた開催します。


一度参加した方でも、CalmDogの受講をされた方でも


お散歩が不安な方でも、どなたでも参加できますよ。


詳細&申込先は「おさんぽクラブ」さんのサイトへGO!


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プロフィール

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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