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遠征レッスン その一

CalmDogには、たまに遠方からのレッスン依頼が来ることがあります。


問題の内容によっては、「遠隔カウンセリング」で動画を使ってレッスンを


したり、遠方から飼い主さんがうちまで来てくれるパターンもあります。


道内だけでなく、本州から飼い主さんだけで学びに来てくれた方もいます。


ゴールデンレトリバーの北斗君ママは、私がCalmDogを開業する前から


個人ブログを読んでくださっていたお客様。


長女、次女、三女の成長をずっと見守っていてくれた方です。


道内で暮らしているとは言え、とにかく広い北海道。


最初は、動画を使って「遠隔カウンセリング」で犬について学んでもらい、


二回目のレッスンは、ちょうど中間地点で合流してレッスンを受講してもらい、


今回はいよいよ実際に北斗ママのご自宅にお邪魔しての出張レッスンに


なりました。



北斗ママのお悩みは、「散歩時の他の犬への吠えかかり」。


しかも、興奮のあまりママさんに噛み付いてしまったこともあります。


吠えかかりの犬に多い現象なのですが、私がリードを持ってコントロール


してやると、普通にすれ違えてしまう…



つまり、ママさん自身の「恐怖心」が北斗君の心を知らず知らずのうちに


煽ってしまっているのですね。


大型犬の興奮は、確かに恐ろしいものですが、


とにかく、「興奮状態に持っていかないこと」が大事。


私は犬を観察しまくって、「興奮しそうだな」と思う前に


沈めるテクニックをママさんに伝授しますが、


テクニックだけではなく、ママさんの恐怖心を取り除くことも重要なんです。






初めてご自宅にお邪魔して、まずは飼育環境のチェック!


出張トレーニングのメリットは、自宅での犬の接し方を


ダイレクトにアドバイスできることですね。


まずは、ハウスの形にチェックを入れ、


自宅での接し方にもチェック!


散歩に行く前のママの対応にもチェック!


ママの立ち振る舞いにもチェック!


あっちこっちに「北斗君の興奮の元」が転がっていました。


私のチェックポイントは、


・ハウスが犬の「安全地帯」になっているか?

・飼い主さんの行動が興奮を増長させていないか?

・飼い主さんが犬を急かしていないか?

・犬が飼い主さんを急かしていることに乗っかってしまっていないか?


などなどなど本当にたくさんあります。


どのポイントも、犬が興奮する要素をなくすことが目的です。



北斗君のように「興奮しやすい犬」は、興奮の元を消去して、


興奮しなくても良い習慣を上書きしてやるのが遠いようで近道です。


興奮した犬を沈めるテクニックを教えるだけでなく、


興奮しない環境を作るなど「外堀から攻めていく」のがCalmDog流。




もし、興奮しやすい犬を飼っている方がいたら、興奮を沈めることよりも


興奮しなくても良い環境作りをしてみるのがお勧めですよ。


目で見て興奮するなら「目隠し」を考えるとか…


音に興奮するなら、違う音をかぶせて慣れさせるとか…


人に興奮するなら、その人にもしつけに協力してもらうとか…


犬のしつけは、頭を使って攻略していくことが大事なんです。




これから先、ママさんの息子さんのお嫁さんやお孫さんが遊びに来て


賑やかになるであろう将来も考えて、「来客時の対応」も事細かに


アドバイスさせていただきました。



自宅でのアドバイスの後は、実際にお散歩に連れ出します。


まずは、ハウスに興奮を置いてくる。


そして、自宅に興奮をおいてくる。


ここに時間をかけておきましょう。


そして自宅前の道路で、興奮を沈めていきます。


犬の興奮は「一回沈めたら終わり」ではなく、


「興奮しそうになったら、その都度沈めてしまう」ことがポイント。


それって、一生興奮と付き合っていかなきゃいけないの?


と不安になった人もいますよね?


それは違います。


とにかく徹底的に「興奮をその都度沈める」を実行していけば、


一週間、一ヶ月、数ヶ月経ていくうちに、「興奮しなくても良い」と


犬が習慣つけられる。


そうすれば、「興奮をその都度沈めなきゃ」と思っていた間隔が


どんどん広くなり、「あれれ?最近、興奮しなくなってきたなぁ?」と


気づく日がやってくるのですよ~。


「穏やかな犬(CalmDog)は一日にしてならず」です。


日々の積み重ねで犬を変えて行くことが大事。


その前に飼い主さんが「続けよう!」とやる気になることがもっと大事なんですけどね。





他の犬に興奮する北斗君のために、オトリ犬として我が家の犬を


あちこちに配置して、ママさんにすれ違ってもらいますが、


北斗君の興奮を事前に落としてママさんに注目していれば


他の犬なんてどうでもいい状態になることを何度も体験してもらいました。


もちろん、相手の犬の興奮状態にも影響されますけど。


我が家の3ゴルは「他の犬」の存在を「好き」でも「嫌い」でもなく


「無関心」に育ててあるので、オトリとしては役にたたないのです…。


自宅前でしっかりママさんに経験を積んでもらった後は、


ママさんの「犬友達」に協力してもらって、


公園のあちこちですれ違いをさせてもらいました。


北斗ママが気をつけるべきは、


・姿勢正しく
・リードに力を入れず
・肘を曲げず
・視線に注意して
・リラックス


自宅前でさんざん練習していたため、北斗君の興奮もかなり低く


犬友達の犬たちとは大きな興奮もなくスレ違いました。


犬友達との今後の付き合い方も大事なので、


犬同士の「正しい挨拶のさせ方」を全員で実行してから、


飼い主と犬たちが「群れになって」歩く練習です!


歩いているうちに、みんなの肩の力もどんどん抜けてきました。


レッスン中だったからちょっぴり緊張の面持ちでしたが、


これから先もみんなで集まって「群れで歩きながら世間話」を


楽しんでみてください。


犬は犬同士、飼い主は飼い主同士で固まって遊ぶよりも、


飼い主と犬が一体となって「群れで歩く」方がお互いの


絆が深まって良い影響を与えることを実感してもらいました。


昼すぎに集合してから夕方までみっちりみっちりママさんに


頑張ってもらいました。


まだまだ、ママさんの「恐怖心」が抜けきれず、


散歩中の犬とすれ違う練習のときに、無意識に相手の犬に


近づきすぎる傾向がありましたので、


「無理する必要はないんです!ご自分の状況や周りの状況に合わせて


立ち止まったり、大回りしたりしてもいいのです!


大事なのは興奮せずにすれ違う経験をつむことであって、


失敗するかどうかを試すための練習ではないのです!」とお伝えしました。


レッスンになると、ついつい「良いところを見せたい」と思ってしまいますが、


「試す」のはNGなんです。


成功を積み重ねていくことの方が大事なのですよ~。



北斗ママさんと、時間たっぷり犬についてお話しをしていくうちに、


しつけるということは、北斗君に厳しくすることではなく


北斗君を守ることであると伝わったと思います。


厳しくしつけても、北斗君はママのことを嫌いになったりしません。


むしろ、厳しくしつけるママについていくことに安心感を覚えてくれるのです。



それが「犬」という動物なのです。




濃厚なレッスン初日が終了したあとは、「運転手兼釣り」に同行したうちの旦那と


3ゴルと久々の車中泊を楽しみました~♪


さて、翌日も朝から厳しくも楽しいレッスンです!



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子犬の挑発に乗ってはいけません。

超大型犬のパピー(オス)の二回目のレッスンがありました。


あ、かなり前のレッスンですけどね…。


一回目のレッスンでは、極度の興奮と甘噛みに四苦八苦していた飼い主さん。


それ以来、こまめにメールのやり取りを重ね、その犬の性格を知ると


ともに、飼い主さんの動向もしっかり把握!


メールで近況報告してくださったおかげで、犬の状況が


手に取るようにわかります。便利ですね♪


飼い主のママさんは、「こんなにメールを送るのって私だけですか?」と


恐縮されていましたが、むしろ私はメールを送ってきていただけて


嬉しかったですよ♪


ママさんと子犬の心の成長と変化がよくわかりました。



初回カウンセリングの際に、子犬のハウスが完璧ではなかったので


二回目のレッスンまでに改善してもらえるようにお願いしていたのですが、


「ママさん、お見事!」ってぐらい整っておりました。


これからどんどん巨大化する超大型犬の子犬です。


最初から将来の大きさを想定したハウスを揃えておいたほうがいいと思います。


もし、子犬の頃に適当なハウスを用意したとします。


徐々に大きくなり力がついた子犬が、ある日ハウスは自分の力で


崩壊できることを知ったとします。


その時の子犬の考え方は、「ハウスを崩壊してリビングでいたずらしていたら


ママに叱られたからもう二度とハウスから出ないでおこう」ではありません。


「自分の意志でハウスから出られることに気づいちゃった!よし、もっと挑戦しよう!」


だと思います。


だから、最初っから「ハウスが崩壊する可能性がある」と想定して


先に心地よい環境を整えてあげることが私の方針です。


ちなみに私が長女を迎える際にハウスの大きさや強度、必要な物品を


揃えたのは、子犬を家に迎える一ヶ月も前です(笑)。


子犬が来ることを心待ちにしていたのもありますが、


「絶対に吠えさせない!絶対に要求させない!絶対にイタズラをさせない!」と


犬の成長に基づく本能を考えて環境を整え、その環境に自分自身を


なじませるためです。


※「要求させない」というのは、全てにおいて我慢をさせるという意味ではなく、
「要求をする必要がないぐらい条件を整えてやる」という意味です。

※「イタズラさせない」というのは、犬が学習するためのイタズラを含みません。
危険であったり、将来悪い癖が付く可能性があるイタズラです。


一ヶ月ぶりに会った超大型犬の子犬ちゃんは、心身ともに成長していました。


まだまだ、興奮を制御しきれず四苦八苦していたママさん。


初回の時は、私でも興奮を抑えきれない部分はあったものの、


二回目のレッスンでは、子犬ちゃんも学習したようです。


「この人には太刀打ちできない!」と…笑!


私は殴る蹴る怒鳴ることなく、子犬ちゃんをコントロール。


ポイントは「先読み」です。


5ヶ月のやんちゃ盛りの子犬ちゃんを相手に感情でぶつかるのではなく、


徹底的に先手先手を打っていけば、いつの間にか子犬ちゃんは


私の動向に目をやって穏やかに従ってくれました。


まだまだ人間との関係が未完成な子犬ちゃんにとって、


毎日が「お試し期間」。


この時期の子犬ちゃんは、「この噛み方がだめなら、これならどうだ!」と


甘噛みや興奮をしながら人間を試しているんだと思うんです。


その挑発に乗ってついつい同じ土俵にたてば、子犬といえども


大きな体を相手にはできないので、絶対に挑発に乗らないこと。


子犬育てに一生懸命なママさんに、そのことを伝え続けました。


二回目のレッスンのあと、訳あって子犬ちゃんと我が家で


一晩一緒に過ごすチャンスがありました。


初めての環境に慣れず、ハウスの中で吠えていましたが、


「はい!私がお付き合いいたしましょう!」と徹底的に


「ハウスレストトレーニング」を開始。


環境を整え、全ての要求を満たしたあとにハウスをさせ、

↑ これ大事なので赤で書きます!


徹底的に「諦めの心」のトレーニングです。


最初は吠えて訴えていたのですが、子犬自身も「吠えている意味」を


失い始め、最後にはハウスの中で爆睡~♪


同じ土俵には立たない。


絶対にこっちが折れない。


でも、環境だけは快適にしてあげること。


子犬を育てるってとても大変ですが、


とても単純明快なんです。




成長過程でまだまだいろんな出来事があると思いますが、


どんどんメールを送ってきてくださいね~!



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ロングリードを使った遊び方

すっかり更新が滞ってしまってすみません。。。


最近やっと腰を落ち着けてパソコンかiPhoneに向かうようにしています。


少しずつでも前進しなけりゃ!!!


今年の2月頃、雪の降る中を遠くから車を飛ばして来てくれた


ゴールデンドゥードルのM君が、再びレッスンを受けに来てくれました。


なんと!新しくゴールデンのパピーを迎えたとのことで、


新入りAちゃんと会えるのも楽しみにしていた私!


遠くからの受講で、しかも二頭だったので、時間をたっぷり取って


ママさんに頑張ってもらいましたよ。


前回は「M君との付き合い方の総論」をお話ししたあと、お散歩の仕方や


遊び方について実践しました。


今回は、「飼い主を追いかける犬にしよう!」ってことで、


M君もAちゃんもそれぞれ一頭づつロングリードを使った


飼い主さんとの遊びを勉強してもらいました。


ご近所に貸切ドッグランまたはすいているドッグランでも


あれば良いのですが、M君地方にはないとのことでしたので、


広場さえあればロングリードを使って運動をかけながら


飼い主との関係を作っていく遊び方です。


いつも並んで散歩するばかりではなく、飼い主さんとの距離を


あけつつもちゃんと意識できる犬にしていきたいので…。





ロングリードでM君を疲れさせたあと、飼い主さんとの会話の中で


気になっていた「散歩中のM君の小型犬への吠えかかり」について


問題を解消するために、夕方の公園に移動。


M君の「小型犬への吠えかかり、興奮」を抑えるためには、


飼い主さんがM君の反応に素早く気づく観察力が必要です。


「興奮してから抑える」のではなく、「興奮の気配さえもみ消す」


のが目的です。


とにかく、飼い主さんの「主導権」をM君に伝えてもらい、


「興奮する必要なし!」を徹底的に頑張ってもらいました。


ちょうど、お散歩タイムだったため、小型犬が群れをなして


歩いていたため、「すみません!トレーニングに協力をお願いします!」と


声をかけ、スタンバイOK。


M君の気持ちをしっかり押さえ込んでから、小型犬の群れの中を歩いてもらいます。


M君がチラリと小型犬を見ることさえダメ!


飼い主さん側に主導権があり、早めに対処できれば、なんなくすれ違えることを


実感してもらいました。


何度も何度も成功体験を重ねているうちに、飼い主さんも


興奮のポイントを掴めるようになるので、繰り返し宿題として


頑張っておいてください!


ふと気づいたら、レッスン開始から5時間以上が経過~!


ついつい白熱しちゃってごめんなさい!


今回のレッスン以降、飼い主さんのFBではロングリードを使って


笑顔で元気に走るM君とAちゃんの写真を見かけています。



遠いからなかなかお会いできませんが、またレッスン受講に


来てくださいね~!待ってます!



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プロフィール

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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