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「しつけの土台(1)「飼い主さんと犬との関係性(YESの伝え方~その2 犬時間と犬空間)」

前々回のブログでは、「否定1割、肯定9割。肯定のチャンスを掴んで正解を教えていきましょう」というお話をしました。

「NO(否定)の伝え方」の時に、犬時間での否定が効果的であるとお話しましたが、「YES(肯定)」にも犬時間と犬空間があります。


犬は今この瞬間の出来事を考えています。

未来を心配したり、過去を悔んだりせず、今この瞬間を生きているのです。


だからこそ、「YES(肯定)」を伝える時は、犬に合ったタイミング(犬時間)で伝えてあげて欲しいのです。

「YES(肯定)」のタイミング(犬時間)は、「犬がその行動をしよう思った瞬間」です。

例えば、犬を呼んでおやつをあげようと思っている場合、「おいで」のコマンドに従った犬を「そうそうそう!」と肯定するタイミング「犬時間」はいつでしょうか?


(1)「おいで」のコマンドに振り向いた時

(2)駆け寄ろうとしている時

(3)手元まで来たとき


飼い主さんに質問すると、「手元まで来たとき」と答える方が多いですね。

残念!

(2)の「駆け寄ろうとしている時」にこそ、「そうそうそう!それ正解!かちこい!てんちゃい!」と穏やかに肯定してあげてください。

それはなぜか?

犬が「おいで」のコマンドを聞いて、振り向いた時はまだ行動をしていません。

駆け寄ろうとしている時は、頭の中で「飼い主さんにおやつをもらっている自分」を頭の中で妄想しているので、その妄想に対して「そうそうそう!それが正解!」と伝えて強化しているようなイメージで「肯定」を入れるのです。

手元にきてからおやつを食べさせている段階では「偉かったね」と小さく声をかける程度で。

「手元でしっかり肯定した方がいいんじゃないの?」と考えてしまうかと思いますが、手元まで来た犬は「おやつを食べたらまた遊びに行こう」と次の事を妄想しているので、肯定のポイントがずれてしまうのです。



「伏せ」とか「座れ」、「ハウス」のコマンドを教える時に肯定するタイミング(犬時間)も同じように考えてみましょう。

「座れ」/コマンドを聞いて座ろうと腰をおとしかけぐらいに「そうそうそう」

「伏せ」/コマンドを聞いてお腹を地面につけようとしたぐらいに「そうそうそう」

「ハウス」/コマンドを聞いてハウスに向かって歩き出した瞬間に「そうそうそう」

※コマンドを理解している犬の場合はまた考え方が異なります。
上記は「コマンドを教えようとする過程」でのタイミングです。



もし、おやつを与えるのであれば、

「座れ」/「そうそうそう」の後に完全にお尻を地面につけている状態に対しておやつを与える

「伏せ」/「そうそうそう」の後に完全にお腹を地面につけている状態に対しておやつを与える

「ハウス」/「そうそうそう」の後にハウスに入って反転してドア側に顔を向けた状態に対しておやつを与える


これが、犬時間での「YES(肯定)」です。

犬が頭で妄想した時が犬時間。

そのタイミングを逃さないように意識しながら正解を伝えてあげてください。

日常の行動を例にするとしたら、トイレに向かって歩き、トイレトレーの中で排泄をしようとうろうろしている瞬間に「そうそうそう」と肯定すると、トイレの認識が強くなります。

ベッドでリラックスしようとベッドに近づいてクルクル回り始めたら「そうそうそう、リラックスね」と肯定します。

人間時間であれば、その行動を完結した時に「よくやった」と肯定しても間に合いますが、犬の場合は、それだと遅すぎてしまうのですよ~!

日常生活や基本訓練だけでなく、私はやっている足跡追及訓練や臭気選別訓練などの高等訓練を教える過程でも犬時間のタイミングと犬空間を考えて肯定していくことで正解を強化しています。

日常生活も基本訓練(座れ、伏せなど)や高等訓練も、「否定と肯定をタイミングよく伝えていく」という犬語の基本はみんな同じなのです。


「YES(肯定)」に「犬時間」が関係しているだけでなく、もちろん「犬空間」も多いに関係しています!

先ほどの「おいで」のコマンドをもう一度題材にしてましょう。

(1)「おいで」と声をかける

(2)犬が振り返る

(3)駆け寄ってきたので「そうそうそう」と犬時間で肯定を入れる

(4)「そうそうそう」と同時にどんどん後ろ歩きをして犬空間を空けてウエルカム状態を作る

(5)手元まで来たからおやつをあげる。



「NO(否定)」では、犬空間を攻めたので、「YES(肯定)」では犬空間を空けてウエルカム状態を作るのです。



犬時間と犬空間については、

しつけの土台(1)「飼い主さんと犬との関係性(犬時間と犬空間)」

http://calmdogkainusijyuku.blog.fc2.com/blog-entry-264.html

をもう一度読みなおしてみてください。



うしろ歩きをしながら人間空間を空けて犬空間を受け入れてやることで、「より強い肯定感」が伝わるというわけ。


「犬時間と犬空間」の認識って、最初は訓練士さん犬と遊んでいる光景を見ながらぼんやりと感じていたことでしたが、ある日、シャロンとヴィエナが遊んでいる光景を眺めていると、攻めたり下がったりを繰り返しながら上手にはしゃいでいる姿を見ていて、「犬を真似したら犬語を話せる!」と思いました。

相手が嫌なことをしたら前に攻めて否定し、否定されたら後ろに下がって否定を受け入れる。

相手が後ろに下がって誘ってきたら肯定だから遊びにのっかる。

これが、うまくできない(空気を読めない)犬だと、一方的に相手の犬空間をぐいぐい攻める一方で、嫌われてしまうのです。

多頭飼いをしていて、「一方の犬は嫌がっているのにしつこくする状態をどうすればいいか」と悩んでいる飼い主さんがよくいます。年齢の離れた犬同士によくみられる現象ですね。

「犬同士に上下関係を決めさせる」なんて、とんでもないですよ~!

多頭飼いの場合、犬同士に上下関係は必要ありません。

リーダーである人間が犬達の生活を安定させる努力をして、犬達は与えられた安定した生活の中で仲良く平等に生きることで群れに属する幸せを感じられるのです。

若いドナちんがハイシニアのシャロンにぶつかっていった時は、私は迷わずドナちんの犬空間をお風呂の蓋で攻めてシャロンを守ります。

シャロンが嫌がっているのに空気を読めずに犬空間を攻めたドナちんを私が「下がりなさい」と否定したのです。

逆にドナちんがまだ小さかった時に、シャロンが「おまえは誰だ!」とドナちんを転がした時には、シャロンの犬空間を私が攻めました。

迎え入れた新しい仲間を「ドナちんは群れの仲間だ」とリーダーである私がシャロンに認めさせるのです。



シャロンはエールとヴィエナという年齢が近くて穏やかな姉犬二頭とヌクヌクと育てられてきました。

年齢が大きく離れたハイパワーなドナちんに犬空間の礼儀を教えるには、シャロンはもう年を取りすぎているので、私が率先して教えているのです。

ハイシニアでゆったりのんびりしたシャロンに対して、ドナちんがしつこい振る舞いをしたら私の警告音が連打されるので、今のドナちんはすっかりわきまえて、警告音に従って落ち着くようになりました。



カームドッグの「犬語」のうち「YES(肯定)」と「NO(否定)」の考え方は、我が家の犬達が教えてくれたのです。


次回のブログでは、「YES(肯定)を伝える際のポイント」について書いてみますね。


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リラックスの前にやるべきこと

今回のお題は「肯定の犬時間」について書く予定でしたが、またまた横道に逸れます。

なかなか前に進まないけれど、ちょっと伝えておきたいことがあったので…。




今、北海道外の友人が一生懸命子犬育てをしています。

私がブログに書いていることを読みながら頑張っているのですが、「なかなか難しいわ~」と嘆いていたので、メールで色々と会話をしていました。

シニアの先住犬を見送ってから新しく子犬を迎えた時に陥るのが、「犬ってこんなに落ち着きなかったっけ?こんなに言うこと聞かないものなの?」という気持ち。

友人はハイシニアの愛犬を見送ってから、やんちゃなテリア系の子犬を迎えたので、毎日四苦八苦していたようです。

たまたま私がブログを更新していたので、参考にしてくれているようですが、なんせまだ更新途中なので、すべてを伝えきれていません。

でも、友人にとっては今この瞬間に苦労しているものだから、「なんとかしなきゃ!」と焦っている感じ。

そこで、優しい私はちょっと助け船を出しました。

私のブログの中には「リラックスを伝えるためには飼い主さん自身がリラックスしましょう」と書いているので、友人は一生懸命子犬に向かってリラックスを伝えていました。

でもちょっと待ってください。

やんちゃでテリア系でルールもマナーもない真っ白で純粋な子犬にただただ「リラックスして」を押し付けるの?



私もつい最近まで子犬育てをしていました。

シェパードの子犬なので、子犬と言っても体も大きいし、行動も機敏だし、甘噛みはひどいし、「動いていなきゃ死ぬと思ってるんちゃう?」ってぐらい、ずっと動きまくっています。

私の子犬育ても9年ぶりですし、ドナちんを迎えた時はシニアのゴールデンが二頭という、ぬるま湯のような穏やかな日々を送っていた時でした。

シニアのゴールデン二頭は、訓練も引退してのんびり老後を楽しんでいる頃。

そんなところに生後50日過ぎの超ハイパワーなシェパードの子犬がきたので、生活のリズムが一気に乱れましたわ…。

「しつけのプロだから、子犬育てなんて短時間でできる」というわけではないです。

次々に襲い来る問題をどんどん解決しながら、ゆっくりとドナちんとの心の繋がりを作ってきたからこそ、今の穏やかなドナちんが存在しています。


心が真っ白で、ルールもマナーもない子犬。

甘噛みがひどくて、目を離せばいたずらをするし。

最初からハイシニアのように「ツーカー」になれないのは当たり前。

子犬の心を溶かして、ゆっくりと関係を作っていくからこそ、犬を育てるのは楽しいのです。



友人は「とにかくおとなしくさせなきゃ!リラックスさせなきゃ!」と頑張っていたので、「相手は子犬なのだから、まずは子犬の満足感を満たしてから、その後にリラックスをさせればいいんちゃう?」とヒントを伝えました。

むしろ、「リラックスさせなきゃ!」と鼻息荒くしている時点で、リラックスは伝わりません。

ハウスから出したら、おもちゃを上手に使って向かい合って楽しく遊んであげること。

「ふわふわの毛を触りたい!子犬の臭いをクンクン嗅ぎたい!」という気持ちはわかりますが、まずは、子犬のパワーを上手に発散させて、「あー、楽しかったー」と鼻や手足がぬくぬくになって「もう寝ようかな…」とクテンクテンになったころに、ふわふわの毛を触って、子犬臭(私は子犬の臭いが雑炊の臭いと似ていると思う)を吸い込んでから、ハウスに戻して寝かしてあげてください。

「これが一生続くのか!」と思うぐらい、子犬のパワーを切るのって大変ですが、だんだんその時間が短くなって、「あー、あのやんちゃだった頃が懐かしい」と思う日が必ずきます。

それまでの飼い主さんの役目は、子犬の心を作る濃厚で大変で面倒でそれでいて楽しい時間を一緒に過ごすことです。

子犬を迎えたら、または犬を飼うなら、飼い主さんはいつもより30分早起きをしてください。朝一番に犬と遊ぶ時間をちゃんと作ってあげてください。

関西方面の友人だったので、明石にいる私の知り合いの「飼い主塾」をやっている方に紹介して、子犬の満足感の上げ方を学んでもらってさらにスイッチを切る方法を学ぶ段取りができています。あとはきっと大丈夫♪

今は思いっきり遊びながら、ルールとマナーを覚えていけばいい。

友人は、「とにかくリラックスさせなきゃだめなんだ!」と思っていたようですが、まずは子犬と向き合って頭と心を満たしていく時間を作ること。

リラックスはあとからついてきます。





飼い主塾の仕事をしていて、いろんな飼い主さんの悩みを聞いてきましたが、「これだけは私には解決できない…」と思うことが一つあります。

それは、飼い主さんが発する一言。

「時間がない」

犬との接し方にアドバイスができても、時間だけは私には作ってあげることができません。

子犬や犬を迎えたら、絶対に時間を拘束されます。

一つの命を預るのですから、「ほっといたら育つ」ってことはありません。

私のレッスンの中で「子犬と接するタイムスケジュールを立てましょうか」とご提案することがあります。

朝起きて夜寝るまでのタイムスケジュールを飼い主さんに考えてもらいます。

これは、「時間がない」という言い訳を作らないためでもあります。

私のレッスンでは必ず「ハウスレストトレーニング」を入れています。

犬に質の高い睡眠を促すという目的もありますが、飼い主さんは子犬育てから解放されてご自分の事を優先できる時間を作ってもらうためでもあります。

私は仕事をしながら、ゴールデン3頭を立て続けに子犬から育ててから、シェパード1頭を育ててきましたが、タイムスケジュールを立てることと、ハウスレストトレーニングを入れて「管理」をすることによって、自分の時間を保ちながら犬とうまく接しています。時間に余裕があるから、犬に接するときにも余裕のある飼い主でいられるのです。

だから、「時間がない」と思ったことは一度もないです。

イライラとした飼い主ではなく、時間に余裕がある飼い主でいられることが、信頼関係に繋がります。

リラックスは演じるだけでなく、本当に心の底からリラックスができるように段取りしましょうね~!


次回は、「肯定の犬時間」について書きますので、それまでにご自身の犬の肯定のタイミングをたくさん見つけておいてください。


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「しつけの土台(1)「飼い主さんと犬との関係性(YESの伝え方~その1)」

前々回までにブログでは、「NO(否定)」の伝え方について書いてきました。

飼い主さんに、効果的な「NO(否定)」の伝え方をお伝えすると、いつでもどこでも「チチチ(舌打ち)」とか「シッ」とか「ガチャ」とかの金属的な警告音がおちこちから聞こえるようになります。

犬時間に間に合うように、犬空間を攻められるように頑張って伝えようとしているのですね。



でも、それだけでいいのでしょうか?

「NO(否定)」ばかりだとだめなんじゃない?



CalmDogを立ち上げた当初は、とにかく「否定の効果的な伝え方」に重きをおいて「肯定の効果的な伝え方」については簡単に説明する程度だったかもしれません。

私としては、レッスン時に自分が一緒にいる時は犬にちゃんと「肯定」を入れていたので、飼い主さんもそれに気づいてくれているであろうと勝手に思い込んでいました。

立ち上げた当初の受講者さんには誠に申し訳ないのですが、どんなに否定をうまく伝えられても「肯定」でカバーしていかなければいけないことを追記してください!


最近のレッスンでは、「あなたは自分の犬を褒めていますか?」という質問を必ずしています。

私のレッスンを受講されている方は、何かしらの問題行動で悩んでいる方ばかり。

問題行動にばかり着目してしまい、その犬の肯定するところを見いだせていない方が多いのかもしれません。

飼い主さんは「褒めていないかも…」「褒めるところを見つけられない」「褒めているつもり」と応えます。皆様、自信満々に「褒めてます!」とは言えないようですね。

否定は「問題行動が起こった時」という明確なタイミングがありますが、肯定はどんなタイミングで何を目的に発するべきかがわからない飼い主さんが多いようです。


犬と上手に繋がっている飼い主さんは、否定よりも肯定がしっかり伝わっている方が多いです。


私の場合、日頃から「否定一割、肯定九割」で接することを意識しています



では、「YES(肯定)」の効果的な伝え方を書いておきますね。



まず、「YES(肯定)」をどんな時に伝えるか?



(1)「NO(否定・不正解)」を入れた後に、犬が正しい行動をした時に必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

問題行動の是正、不正解から正解


例えば、犬が物音に興奮して前方を凝視して執着したとします。犬時間に警告音(舌打ち)を穏やかに鳴らして、「その興奮、不正解ですよ」を伝えました。犬が我に返って冷静になり、飼い主の方を振り向きました。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!
「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。

つまり、犬がやってほしくない行動をしたら「NO(否定・不正解)」を伝え、その行動をやめたら「正解(YES(肯定・正解)」を伝えてあげれば、犬は正しい行動を上書きして考えていくようになり、次から不正解をしにくくなっていくのです。


(2)飼い主が犬に要求したことに答えた時に、必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

コマンドトレーニング、要求に対する正解

例えば、犬に「お座り」を命じたら犬が座った。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。


(3)犬が「理想的な行動」を自らしていただけでも、必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

正しい行動の強化、正解の継続

例えば、犬が所定の場所で寝転んで寛いでいただけ。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。





犬に「YES(肯定・正解)」を伝える出来事って、一日中あっちこっちに転がっていることがわかりますね。


(1)のような問題行動に対しては、「否定すること」ばかりを考えてしまいがちですが、肯定を入れることによって、行動の是正がより強化されます。

(2)のようなコマンドトレーニングや遊びの中では比較的、肯定のタイミングはつかみやすいですよね。

(3)は意外と盲点!ゴロゴロと寝転んでいるだけで「そうそうそう!それが正解!」と伝えることで、「CalmDog(穏やかな犬)」が強化されていきますよ。これは絶対に今すぐにやるべきです。これって、シーザーミランもよく言ってます。


人間社会でも、否定ばかりされると気持ちがふさぎこみますし、相手を信頼できなくなってしまいます。犬も同じです。否定よりも肯定されるチャンスが多いほど、毎日がハッピーになり、相手を信頼できるようになりますよね。


我が家の犬は訓練犬なので訓練課目のコマンド(座れ、伏せ、立て、待て、来い、あとへなど)が入っています。しかし、訓練の時間以外で日常生活にコマンドを使うことはほとんどありません。

例えば、裏庭のトイレにつながるドアから外に出す時は、ドアの前で「チチチ」と警告音を鳴らして落ち着かせ、犬が自ら気持ちを静めて落ち着いたら「そうそうそう」と肯定を入れてドアを開けてあげます。

例えば、私がパソコンで仕事をしている時に犬が自分からハウスやこたつの中に入って寛いでいたら「そうそうそう」と肯定します。

例えば、外の物音に反射吠えの「ワン」を発したら「チチチ」と穏やかに警告音を鳴らし、犬が落ち着いたら「そうそうそう」と肯定します。

ドッグフードをふやかしている時にソワソワして小さな興奮を見せたら、「チチチ」と警告音を鳴らし、諦めて落ち着いたら「そうそうそう」と肯定します。

つまり、「チチチ」と「そうそうそう」だけでシンプルに会話をしているのです。

日頃から、「あーもう、うるさい!」とか「落ち着け!」とかネガティブな感情を発してそのまま放置していれば、犬は「うちのご主人様は不安定…。この群れは大丈夫かいな?」と不安になりますよ。それが興奮しやすい犬に繋がります。

たまに、ものすごい勢いで犬に話しかけている飼い主さんもいますが、あまりにも話しかけすぎると言葉がわからない犬は「うちのご主人、興奮しっぱなし。この群れは大丈夫かいな?」と心配されますよ。さらに言えば、否定と肯定の区別がつかないから犬が混乱してしまいます。


どんなにやんちゃな犬でも「肯定のタイミング」は必ずあります。


否定一割、肯定九割


次回は、「肯定の犬時間」について書きますので、それまでにご自身の犬の肯定のタイミングをたくさん見つけておいてください。


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CalmDog(カームドッグ)~飼い主塾~ 誕生秘話!

今回の題材は「YES(肯定)の伝え方」の予定でしたが、ここで一度、寄り道タイム。

CalmDogの考え方を「アウトプット」するにあたって、「そもそも、飼い主塾ってなんじゃい?」を改めてお伝えしてみたいと思います。

先日、ある方から「飼い主塾って言葉を使ってもいい?」と連絡がありました。

「飼い主塾」は「CalmDog」のサブタイトルとして使っている文言です。CalmDogの「職業の位置づけ」を表しています。

「お仕事は何ですか?」と聞かれたら、「飼い主塾を開業しております」と応えます。

まぁだいたいわかってもらえないけどね。


飼い主塾は今後、「ドッグトレーナーとか訓練士とかトリマーとかハンドラーというカテゴリーとはまた違ったカテゴリー」になればいいなと思ってつけたサブタイトルだったし、私が独占する理由もないので、「どうぞ、どうぞ!」とお伝えしました。

もちろん、その方の考え方や伝え方が「飼い主塾」だったからこそ。

実は数年前にも他の方から「飼い主塾って言葉を使っていい?」と言われたことがあり、その方の考え方も「飼い主塾」だったので、「もちろん、もちろん!」とお伝えしました。

私の屋号である「CalmDog(カームドッグ)」は、「穏やかな犬」を意味しています。

この名前を考えるにあたって、悩んだのはほんの数時間、笑。

私が飼い主さんに伝えたいことがすでに明確になっていたので、それを英語にしただけです。

日本語のままでもよかったのですが、「お電話ありがとうございます。穏やかな犬です」ってのもおかしいかなと思って、笑。

なので、英語に変えて「CalmDog(カームドッグ)」と付けました。

さらに、わざわざカタカナで(カームドッグ)とつけたのは、「カルム」と読んでしまう方もいるだろうと思って。

私が高校の時の英語の授業で「comb(櫛、コーム)」のことを、「こんぶ」と読み間違えて先生に怒られた経験から、最初から(カームドッグ)とカタカナを入れてみました。

発音しない文字を「サイレント文字」って言うんですよ。知ってた?私は今調べて知った…。

「CalmDog(穏やかな犬)」という名前を付けたのは、世の中の多くの飼い主さんのお悩みの根源に「犬の興奮」「興奮したことによって起こる現象」があると気づいたからです。

つまり、「穏やかでない犬」に困っていたから。だから、「CalmDog(穏やかな犬)」を目標にしてもらいたいと思ったのです。

「賢い犬」「利口な犬」よりもまず、「穏やかな犬」を飼い主さんが求めているから。

最初は「ジェントルドッグ」とかも浮かんだのですが、ジェントルは「性格が穏やかであるさま」を意味していました。

犬にはいろんな性格があって個性があるので、「元々の性格がやんちゃ」であっても、環境や接し方の結果、穏やかになれることを目標としたかったので「Calm」に落ち着きました。

この名前をつけて開業したのが「41歳の春(天才バカボンパパの年齢)」だったので、今年で49歳になるってことは、もう8年も前の話ですね。

8年間、一度もぶれずにやってこれたのは、受講者の皆様やトリマーさん、ショップスタッフの皆様、なぜか犬を飼っていない友人(笑)が共感して、口コミで広げてくださったおかげです。

私は子供のころからずっと、「警察犬訓練士になりたい!」と憧れていました。

しかし、考えが甘かった若い頃の私に訓練所で修業するのは難しいと思い、大学に進学し、会社員として犬とは全く関係ない仕事をしてきました。

そんな私が「やっぱり訓練士になる夢が忘れられない」と思い、飼っていたゴールデン3頭に自分で訓練して競技会に出してみましたが、見習い訓練士として3~5年間修業を積んで競技に挑んでいる訓練士さんにこの年齢でなろうなんてやっぱり無理だ…と二度目の挫折。

一応、嘱託警察犬の指導手ではありますが、訓練士さんが持つ訓練技術には到底かなわないです。

ところが、色々な方から、「どうやったらあなたの犬のように穏やかに育てることができるの?」と聞かれるようになり始めたのです。

私の犬育ては、「犬はこうすればこうなるだろう」という人間にとってネガティブな行動を引き起こさずに安定させるための「コツ(?)」みたいなのがありまして、それをお伝えできるのであれば、それはそれで世の中の役に立つ、つまり「犬に関する仕事」ができるのではないか?と思い始めたのです。

「家を片付ける」という行為を劇的に変化させた「こんまりさん」のように、新しい職業のジャンルを作ろうじゃないか!!!!!

マーケティングとライターの経験(そしてモデルもやってました、笑)があったので、犬を飼っている方の会話の中から「飼い主さんは何を求めているのか?」を探りつつ、それを自分なりにまとめて、ドッグトレーナーをされている方から「開業ノウハウ」を教えてもらいながら、どんどん自分に「インプット」を開始しました。

そして、出てきたのが「飼い主塾」だったのです。

検索に引っかかるように「ドッグトレーナー」という肩書は使っていますが、訓練士ともドッグトレーナーともまた違うジャンルとしての「飼い主塾」として開業することを決意したのです。

「飼い主塾」はその名前の通り、犬ではなく飼い主さんをトレーニングするトレーナーです。私はハンドリングもできるので飼い主さんの犬のリードを持ってデモンストレーションもしますが、テクニックよりもまず意識改革に重きを置いています。

「訓練・トレーニング」と「しつけ」を明確に分類して、「しつけの仕方に特化したレッスン」を行っています。

しつけ



※「犬のしつけとは?」:人間に例えると「訓練・トレーニング」は算数とか国語などのお勉強、「しつけ」は算数や国語を勉強に向かうための心構えや態度(ちゃんと座って先生のお話を聞く)であると私は位置付けています。算数や国語の出来不出来で評価するのではなく、穏やかに冷静に物事に対応できるようにすることが「しつけ」であると位置づけた上でレッスンをしています。

「しつけなんていらない」という言葉も聞くことがありますが、その場合、「訓練・トレーニング」を指していることが多いので、私はあえて「しつけ」と「訓練・トレーニング」をちゃんと分類することから始めてもらいます。

犬に「しつけ」は必要です。

お座りやフセなどの訓練・トレーニング部分ができなくても、飼い主さんと穏やかに生活していく「心」を作らなきゃ。うちにいたゴールデンのエールは三歳までお座りもろくに教えていませんでしたが、いつもいつも心が安定した穏やかさん。三歳からいきなり訓練を始めましたが、しつけの土台ができていたからこそ、訓練という素敵な建物もたてることもできました。


穏やかな犬、安定した群れ(飼い主と犬を含めた家族)を目指すことを目標に飼い主さん自身がお勉強して意識改革して頑張ってもらうのが「飼い主塾」です。

犬を知り、しつけとは何かを知り、犬と安定して暮らすために何が必要なのかを勉強しようじゃないですか~♪

そして最近急にブログを更新して「アウトプット」を開始した理由は、もう私もアラフィフなのであとどれぐらい飼い主塾の個人レッスンができるかわからないから、笑。

一回のレッスンで体力も頭も使いますからね~。

だから、今のうちに「飼い主塾」というジャンルを広めて、多くの飼い主さんの意識改革につながればいいなって思っています。

今後はレッスンでお伝えする内容だけでなく、シェパードのドナちんの「愉快な子犬育て」も暴露していきますね。


アウトプットを始めてから、過去の受講者さんから「復習になります。忘れていた部分を思い出せてよかった」とメールやコメントをたくさん受け取ったり、「もう一回、レッスンを受けてぐらついた心を正したい!」とご予約される方もいます。

もちろん、新規でレッスンを希望される方もいます。新規の方はだいたい、口コミや紹介でブログにたどり着いていますので、本当にありがたいわ~♪

アラフィフだから焦っているってのはほんの冗談です。

「すっぽん黒酢」を毎日飲んでますから!



次回こそは、「NO(否定)」の反対である「YES(肯定)」の効果的な伝え方について書きます。


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「しつけの土台(1)「飼い主さんと犬との関係性(NOの伝え方~その4)」

さて、前回までのブログで、「犬時間」と「犬空間」を意識した否定の入れ方について書いてきました。

飼い主さんが犬の吠えなどの問題行動に直面した際に、ネットや本で調べてやり方を実行してみるものの、ちっともうまくいかないって話をよく聞きます。それは、自分の犬にあった犬時間、犬空間での否定がうまく入れられていないから「伝わっていない」のです。もし、トレーナーさんにお願いしているのであれば、トレーナーさんがどのタイミングで、どのポジションで犬に否定を入れているのかをよく観察してみてください。

北海道内の方であれば、レッスンで見極めますのでいつでもご相談ください(⇐軽く宣伝)。

さて、ご自身の犬の犬時間と犬空間を観察する意識もできたところで、もう一つの重要なポイント「④人間にしか通じない「叱る」「怒る」という概念は捨ててください」について説明していきます。

人間同士で相手に何かを伝える場合は「言葉」を使うことができます。しかし、犬に「ここで吠えられたらとても困るの」とどんなに言葉で説教しても理解してくれることはありません。

たまに、「うちの犬は話し合ったら理解できた」という飼い主さんがいます。でも状況をよく聞いていると、言葉を理解したというよりも、飼い主さんが犬時間と犬空間を自然に判断できていたりしています。そして、そのような飼い主さんにはある特徴があります。それは、「とにかく穏やかで根気強くて諦めない」ということです。


これまでのブログで、犬に否定を伝える時は、「こら!」とか「だめ!」とかの声を出さずに、金属的な警告音(舌打ちなど)を鳴らしてくださいと書いてきました。

犬の耳に届きやすい音であるという意味だけでなく、もう一つの重要な意味があります。

それは、ネガティブな言葉を発するよりも、「飼い主さんのイライラや焦りの感情が現れにくい」ということ。

吠えいる犬に感情的に声をかけてみると、余計に吠えるという経験をしたことはありませんか?

犬は相手の感情を匂いで受け取っているとイメージしてみてください。「吠えたらだめ!」と怒鳴れば怒鳴るほど、飼い主さんから焦ったイライラした匂いが出ます。犬はそれを「飼い主さんがイライラしているから、この状況はイライラした状況なのだ」と受け取って余計に吠える犬になるのです。

以前はよく、「飼い主さんが怖い存在になれば犬が言うことを聞く」と聞いたことがありましたが、「怖い存在」を「大きな声で怒鳴る」と置き換えてしまうと、一瞬は静かになっても、同じ状況になればまた吠えることを再発するだけでどんどん効果が薄れてきます。むしろ、悪化させるだけです。

「怖い存在」とは、相手が萎縮するような大きな声で怒鳴ればなれるのではありません。相手が尊重してくれるような存在になることです。犬時間でタイミングよく否定できるようになれば、「この人は冷静に先読みができるんだ。この人について行こう」と犬が飼い主さんを尊重するようになります。

「犬と信頼関係を築こう」とか「上下関係が大事だ」とか言いますが、怒鳴り上げてビビらせてくる飼い主さんのことを信頼できますか?怒鳴り上げて感情的になる飼い主を「この人は上司だ」と認めてくれますか?


私が飼い主さんに「犬に否定を入れてください」という時に必ず心がけてもらうのは、「飼い主さん自身がリラックスして。飼い主さん自身が吠えていない心理状態になって」とお伝えします。


そう。犬に否定を伝える時は、「怒り、しかり、イラつき、焦り」を込めてはいけないのです!


犬に否定を伝える時は、必ず「それ間違っていますよ。落ち着いて考えてみよう」という気持ちが最重要になってくるのです。


警告音の音の種類なんてそれほど重要ではありません。その音を鳴らす時の飼い主さんの心理状態こそがポイントなのです!


私が使っているガチャ缶を見て、「このガチャ缶が一番効果があるので、どんな素材を使っているのか教えて欲しい」と質問されます。私の鳴らす舌打ちの真似をしてくれる飼い主さんもいます。でも一番大事なのは、その音にどんな感情を乗せているかですよ~!

どんなに同じ音を出しても、イライラ、焦り、むかつきの感情がこもれば、犬にはその感情がダイレクトに伝わって余計に興奮するだけです。




そしてまた、例え話!


やんちゃな保育園児10人がおもちゃがたくさんある教室で大騒ぎしていました。

保育士Aさんが、「この子達を静かにさせてください」と言われました。

保育士Aさんは、教室を窓から覗いて気合いを入れてガラガラと開け、「うるさい!静かにしろ!」と大きな声で怒鳴り上げました。

保育園児たちは保育士Aさんの剣幕にびっくりして椅子に座りました。

保育士Aさんは、おもむろに前に立って、「はい、ではお話を始めます」と話し始めましたが、しばらくすると保育園児たちは「なんだ、もう怒鳴らないんだ。怖かったね」と再びざわざわ。仕方なく、保育士Aさんはまた保育園児たちを怒鳴りつけて、静かにさせました。


一方、同じ状況で保育士Bさんが、「この子たちを静かにさせてください」と言われました。

保育士Bさんは窓から保育園児たちの様子を見て、まずは自分自身をリラックスさせるために深呼吸。

落ち着いた気持ちでドアをゆっくりと開けて、子供たちを見渡しながら口に指を当てて「シーっ」と言い続けました。

保育園児たちはお構いなしに遊び続けます。

しかし、ここで一人の保育園児が「空気を読み」ました。

「ねぇ。静かにした方がいいんじゃない?」とお友達に提案しました。

二人が静かに座れば、他の保育園児たちも空気を読み始めて次々と座りました。

そして全員が座ったところで、「はい、よくできました!」と保育士Bさんは子供たちに肯定をしました。

時間は10分以上かかりましたが、子供たちは自分の意思で行動をし、その行動を肯定されるという経験をしました。


翌日。


保育士Aさんは昨日と同じく、教室に入るなり感情的に怒鳴りました。子供たちは昨日の経験があるので、「なんだ、また興奮しているね」といつまでも落ち着きません。


保育士Bさんも昨日と同じく、穏やかに入室して「シーっ」と穏やかな気持ちを子供たちに伝えました。子供たちは昨日よりも早く席に座って保育士Bさんからの「肯定」を気持ちよく受け取りました。


AさんとBさんは、「どんな感情をのせて否定を伝えるか」が違っているのです。

さらに、保育園児が自分の意思で座ったのかどうかにも違いがあります。

人間に例えたので、実際はもっと複雑(その子の親との関係とか家庭環境)かもしれませんが、皆様が「感情的な否定はその場しのぎにしかならない」を理解してもらいやすいように、あえて保育園児を例にしてみました。


人間と犬を一緒にしたら怒られるかもしれませんが、「相手に否定を伝える」という時に感情的になるのではなく、「穏やかな匂いを発しながら同調させる」方が時間がかかっても心の中から穏やかになってくれるということです。

焦って感情的になるより、時間がかかっても犬の意思で落ち着かせるのです。急がば回れです。


大事なことなのでまとめます。


犬に対して、「吠えないで、興奮しないで、甘噛みしないで」と行動の否定を伝える際は、感情的にならず、穏やかな気持ちで「落ち着いて、その行動は違うよ、ゆっくり自分で考えて自分で答えを出してみて」と伝える意識を持ってください。

ネガティブな感情は、怒りだけではありません。

「怒り、叱り、怒る、イラつく、焦る」はもちろんですが、「自分に自信がない、周りの目が気になる、恥ずかしい、犬がかわいそう、犬に嫌われるかもしれない」という感情も匂いで伝わります。ネガティブな感情の匂いを漂わせながら否定をされても相手を信頼できるわけがないのです。飼い主さんは自信を持って堂々と否定を伝えなければ、犬には「この人、不安定」と見抜かれてしまいますよ~!


私はたまに「犬が怖い」と思う時があります。

噛まれるとか、襲われるとかの怖さではなく、「自分の心を見透かされる怖さ」です。

私がイライラしたり焦ったりすると、頭の良いゴールデンのシャロンはもちろん、繊細で飼い主の感情を読み取るジャーマンシェパードのドナちんはすぐ態度に出ます。私の顔色を窺ったり、または変に興奮したり。それに引き換え、うちの旦那は私の心理状態の変化に疎いです、笑!

そんなシャロンやドナちんを見ていると、「犬は群れの鏡だな」と思います。群れのリーダーの変化を読み取り、その変化に反応します。群れを落ち着かせようとする良い反応になればいいのですが、群れの不安定に同調するような変化を出せば、吠えや興奮が強化されて群れの安定はますます乱れます。

飼い主さんの「セルフコントロール」こそが、犬の心理を安定させるポイント。飼い主さんへの依存が強い犬ほど、その反応が顕著にあらわれるので気を付けてください。

極端な話ですが、レッスンをしていると、飼い主さんと犬との関係が繋がっている場合の方が、飼い主さんの心理状態の乱れを犬が受け取りやすくなり、吠えや興奮に繋がりやすいような気がします。

カリスマドッグトレーナーとして有名なシーザーミランは「喪中に新しい犬を迎えないでください」とよく言っています。家族や飼い犬の喪中など、家族(群れ)のエネルギーが下がっている時に新しい犬を迎えると、その犬は群れの不安定に気づいてどんどん不安定になってしまうそうです。なんかそれ、わかるような気がします。


犬は家族(群れ)の不安定を言葉ではなく匂いで感じるから、犬に嘘をつけないのです。


「感情的な否定」について、今後のブログで「ドナちんの車載トレーニングの失敗例」で書いておこうと思うので楽しみにしててくださいね~。


さぁ、大事なことなのでもう一度書きます。


否定に乗せる感情は「お・ち・つ・い・て」。


次回は、「NO(否定)」の反対である「YES(肯定)」の効果的な伝え方について書きます。


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Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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