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ママの足を噛んじゃうぞ!

これも随分前のレッスンです…


ご相談は、「飼い主さんがご自分の食事の支度をしたら興奮して


足に噛み付くチワワのチョコちゃん」のママさんからです。


ご自宅にお伺いすると、美しいカラーの可愛いチワワがワンワンと


お出迎えしてくれました。


時々来客のあるお宅でしたので、チョコちゃんは「またお客様ね」と


すぐに静かになって遠くで座ってみているだけです。


しつこい吠えはないものの、来客の迎え方が「犬主導型」になって


いたので、ハウスを使って「飼い主主導型」に変えてもらうように


アドバイス。


攻撃的な吠えではないのですが、来客のたびに「お祭りさわぎ」に


なっていたので、チョコちゃんの興奮によるストレスや、


飼い主さんのストレスを考えて、ハウスを上手に使ってもらうと


良いと思います。


チョコちゃんのパパさんとママさんからは、家庭の事情により


「散歩はできない」という条件…しかもリードの装着はできないそうです。


どんなに小さくても、「散歩」はして欲しいところですが、


その家庭での事情もあるでしょうし…。


いろいろお話を聞いて、チョコちゃんが食事の支度をするママさんの足に


噛み付かない方法を探ります。


まずは、「可愛がりすぎ、かまいすぎ」の雰囲気があったので、


生活全体のバランスを整えてもらうために、「飼い主さんのお約束ごと」を


説明させていただきました。


問題行動だけを取り上げるのではなく、生活全体のバランスを見て


知らず知らずのうちに甘やかしてしまっている部分に気づいてもらう


必要があります。


ママさんとチョコちゃんの関係はそれほど悪い状態ではありませんでした。


ママが嫌いだからとか、ママを攻撃したいから足を狙うというより、


チョコちゃんの欲求や遊び心で追いかけてしまう習慣ができたと思われます。


もちろん、「散歩」という「飼い主との共同作業」でチョコちゃんの気持ちを


発散させてあげたいところですが、今回はそれができないのです…。




ママさんには、二つの方法をお伝えしました。





一つ目はとっても簡単♪


幸いハウスレストトレーニングが入っていたので、食事の支度をする


ときや、興奮した時にハウスに入れてしまう方法。


ひとことで言えば、「回避」ですね。


チョコちゃんにとってハウスが安全地帯になっていれば、ハウスでの


待機はそれほど苦にならないはずです。


食事の支度を始める飼い主さんの姿がチョコちゃんにとって


「踏まれそうで怖い存在」である可能性もあるし、動き回る獲物をとらえる


遊び感覚で追いかけている可能性もありますが、


ハウスという安全地帯があれば、双方からストレスが消えると考えました。


食事の支度を始めるママさんの姿を見せないように工夫することも


お願いしました。


※ハウスレストトレーニングが入っているチョコちゃんだから有効です。





もう一つの方法は、飼い主さんの態度を変えてもらうこと。


ママさんに食事の支度をしてもらったところ、チョコちゃんがすぐに


ママさんの足を狙い始めました。


これまでは、噛まれる恐怖でビクビクしながら「やめなさい」と


声を出していましたが、チョコちゃんが狙う寸前にチョコちゃんの方向に


体の前面を向けながら「スペースを空けなさい」というシグナルを


出してもらったのです。



近づいて噛み付くを繰り返してきたチョコちゃんですが、近づくことさえ


できなければ噛み付くこともできません。


「やってしまってからではなく、やろうとした時にやめさせる」


これは、チョコちゃんではなくママさんのトレーニングです。


チョコちゃんが動きそうになったら、ママさんが前面をむけて


仁王立ちするものだから、だんだん近づく距離が遠のき、


最後には全く近づかずにリビングで待機できるようになったのです。


私はママさんに、「今日できたから終了ではありません。


ママさんがこの気持ちを継続していかなければ、長年ついた習慣を


消すことはできないのです!」としっかり念押しをして帰宅しました。





そして3日後…残念ながら、チョコちゃんはまたママさんの足を狙う行為を


始めたと電話がありました。


電話口で、再度トレーニングの方法を説明しましたが、


ママさんもすっかり弱気になっていたので、「では、最初に説明した


ハウスでの待機に切り替えてしまいましょう…」と断念。


どんなに、私が頑張って説得しても、やっぱり飼い主さんの気持ちが


すべての鍵を握っているのです…。


「でも、もう一度トレーニングをチャレンジしてみて、


その結果をまた聞かせてくださいね」


とお伝えして電話を切りました。


その後のチョコちゃんの様子はわかりませんが、一度でもレッスンで


関わった犬のことを、私は忘れることができないのです。。。


できればもう一度、レッスンにお伺いしたいと思っても無理強いできないのが


悲しいところなのです。


ママさんが頑張れば、チョコちゃんはきっと変われるのだから…


いつかまた、様子を聞かせてくださいね。




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プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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