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保護活動について

私がLAアカデミーに行ったきっかけは、「現役トレーナー向けのアカデミー」の


告知を見たのが最初だったのですが、結局「保護活動者向けアカデミー」の


日程に潜り込ませていただいたので、「保護活動者」という別の世界を


見せていただくことができました。


CalmDogは、保護という活動には取り組んでいません。


「飼い主さんのいるワンコ」が対象になっています。


でも、今回のアカデミーでご一緒した方がお二人とも保護活動者。


関東在住のZキヤマさんは、犬のこはくちゃんを保護団体から引き取り、


さらに病気の猫を保護して治療するなどにたずさわっています。


ロサンゼルス在住のNシモトさんは、愛犬クリームを保護団体から


引き取り、さらに今回のアカデミーで出会った保護犬ジンジャーの


里親として名乗りをあげ、さらにさらに、アカデミー終了後も


ボランティアとしてドッグハウスに通われることが決まったそうです。


私自身も、2頭の捨て犬(迷い犬)と1匹の猫を引き取って


育ててきた経験がありますが…。


今は、ブリーダーからゴールデンを3頭飼っているので、保護の世界には


少し程遠くなっています。




アカデミー中に、ロサンゼルスの保護施設を訪問して、


masumiさんとスタッフのマリリンから保護の実態を教えてもらいました。


masumiさんを代表とするDoggi's911では、保護した犬の健康管理を施し、


他の犬や他の人との接し方をドッグハウスで学ばせ、


新しい飼い主候補者とは、納得いくまで話し合った上で、


アダプトを決めています。


引き取ったあとも、飼い主さんから要請があればセッションを


行い、「里親先でも幸せになれますように…」と本当に事細かく


配慮されている様子に驚きました。






masumiさんたちが保護犬の引き出しをするロスの施設は、


日本の保健所とは似ても似つかない造り。


一頭一頭が個別の部屋を与えられ、糞尿は手早く処理されているので


匂いなんて全然しません!


飼い主希望の方がひっきりなしに訪れて、広いスペースで


犬とのマッチングをしていました。


100頭以上のアダプト待ちの犬を見ましたが、どの子も清潔です。


ケガや病気、攻撃性の確認などでアダプトを見送る犬は、施設内の


別の場所で保護されているそうです。





そしてピットブルか、ピット系ミックスの多さに驚かされました。


日本だったら、小型犬率が高いと思いますが、LAではピットブルを


飼って手放す人が多いのですね…。


masumiさんがこの施設から犬を見極めるのですが、


ちょっとしたしぐさ、ちょっとした癖をあっという間に見抜き、


アカデミー生に説明してくださいました。


私が、「この犬はどうですか?」とチェックしてもらったのは、


シェパード系ミックスだったのですが、masumiさんは


この犬の癖をすでにチェック済み!


虫や反射する光が動くたびに、目で追う習性がある。


つまり、動くものに対する執着を持つ犬だと判断していたのです。


masumiさんが見極め、引き出す犬にも最善の配慮をしているのです。


masumiさんたちスタッフが「トレーニング部門」だとしたら、


スタッフのマリリンは「レスキュー部門」。


マリリンからも、保護活動についてレクチャーがありました。


※英語でしたが、ユウコさんがすべて翻訳してくれます。


「愛」にあふれた人物マリリンは、これまでに2500頭の犬を


レスキューしてきたそうですよ!


ご自身でも、レスキューしたピットブルのエンジェルと暮らしています。


マリリンの車には、いつでもレスキューできるようにクレートや


レスキューグッズが常備されていました。




LAの施設から引き出した犬の他、放浪犬などをDoggi's911で


保護し、必要であれば投薬やトレーニングを施したあとは、


毎週土曜日に大型ペットショップ「PETCO」で譲渡会を


開催しています。


アメリカでは、ペットショップでの「生体販売」が禁止されています。


ピュアブリードの犬が欲しければ、専門のブリーダーを探すか、


譲渡会で欲しい犬種を探すのが一般的なのです。


広い店内の真ん中にクレートを並べ、保護犬たちを展示するのですが、


これがまた「展示」という言葉を使いたくないぐらいに丁寧に扱われます。


子供の頃から「ボランティア活動」をするのが習慣になっているので、


朝から小学生から大人までのボランティアが多数集まり、


保護犬たちの世話にあたります。


クレートに入った犬は、なんと「1時間に一回」のペースで散歩に


連れ出されるのです!


中で糞尿をさせない配慮でもありますが、展示されるストレスを


避けるための「愛」ある行動です!


何度も散歩に連れていってもらえるから、犬たちの表情も穏やか。





訪れる「飼い主希望者」は、90個近くの質問に答えて、それに


マッチしなければ犬を譲渡できないという徹底ぶりに驚きました。


90個近くの質問には、過去の飼育経験や飼育年数、飼っていた犬が亡くなった


理由のほか、家の間取りや賃貸であれば家主の連絡先まで書き込みます。


希望者が気に入っても、スタッフの誰かが「ハウスチェック」を行い、


問題があれば問題点を修復するまで譲渡はされません。


今回の滞在時も、「家の塀が壊れそう」という理由で譲渡を


見送ったところ、ちゃんと修繕して再来店した方がおられました。


それほど厳しい譲渡条件をクリアしてこそ、犬に新しい幸せがやってくるのですね。




今、私の仕事は「飼い主のいる犬」で手一杯ですが、


「保護犬」という別の世界に触れられたことが大きな糧になりました。


これから飼い主を求めなければならない犬たちに何かできることはないのか?


色々考えさせられましたわ~。








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No title

LAではとっても良い経験をさせていてだいたんですね。。。

私も保護団体のblogなどを良く見るのですが、
ペットショップのように、純血犬が沢山いてビックリします。
簡単に買って、簡単に捨てる人がこんなに多いんですね(T0T)

ぷーこさんへ

こんばんわ~。
国が違えば、捨てられる犬も違う…でも、犬を捨てるというのはやっぱり辞めて欲しいですねぇ。。。Doggi's911の活動は本当に頭が下がるばかりです。
プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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