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廊下で吠えながら歩くのです

これまた随分前のレッスンです…


ポメラニアンのKちゃんは家ではとーっても素直で良い子。


お留守番はケージの中で大人しくできるし、トイレも完璧!


人懐っこいし、来客に吠えないし、アイコンタクトもばっちりです。


飼い主さんは犬を飼うのが初めてだったそうですが、


Kちゃんが子犬だった頃から、CalmDogの考え方を


しっかり聞いておられたので、社会性もありとても安定した犬に育っています。


ところが…


飼い主さんのお悩みは、マンションの共同スペースに出ると


Kちゃんが吠えてしまうこと。


自宅では全くといっていいほど吠えないのに、


ドアから一歩でたら「わん!」。


廊下を歩いたら「わん!」。


階段で抱っこしたら「う~」。


と口数が多くなるとか。



初回カウンセリングにお伺いして、家の中の様子を確認させてもらいましたが、


「非の打ち所がない関係」じゃないっすか!


リビングで素直で穏やかに過ごすKちゃんがドアから出たら吠えるなんて


しんじられなーい!


基本的な飼い主さんの接し方を説明し終わってから、いざ、問題の


現場へ。


リードをつけて興奮を落とし、ドアを開けると、さっきまでの


素直なKちゃんが「イヤイヤ」をします。


玄関からドアの外に連れ出した瞬間に、Kちゃんの表情が


変わりました!


少し反抗的な態度で「わん!」と吠えるし、


廊下でもわがままな雰囲気を漂わせながらいらいらと歩きます。


階段で抱っこしたら唸り声も…。





「共同スペースだから吠えさせてはいけない!」という


飼い主さんの「どきどき、イライラ」がKちゃんに影響を与えている


ようです。



もう一度、リビングに戻ってKちゃんの興奮を落としきって再度


廊下に行き、素直に歩けるようになるまで繰り返し飼い主さんを


トレーニングしました。


廊下での吠えがなくなったので、今度は外で「質の高い散歩」を


レクチャーしたり、簡単な課目を教えたり。


飼い主さんの希望で「お手」の教え方まで伝授して、無事に初回は終了。



ところが後日、飼い主さんから、「やっぱりドアの外に出たら吠えるんです」


と連絡がありました。


飼い主さんと私とで何度かやりとりしているうちに、「原因」がわかってきたので、


「レッスンするほどじゃないと思いますので、なにかのついでに


立ち寄って解決しましょう」とお伝えしました。




ドアの外での「吠え」が復活した原因は、飼い主さんの心の中に


ありました♪


仕事も一生懸命で、いろんなことに一直線な飼い主さんなので、


Kちゃんの問題に対する取り組み方もとっても真面目!


もちろん、真面目なのは良いことなのですが、私が気付いたのは


「完璧を求めたり、即効性を求めるあまり、余裕がないのかな?」


という点でした。


犬はロボットではないので、四角四面な方法でやりすぎると


「もういや~!」ってなってしまいます。


飼い主さんは、ドアが開いた瞬間から少し感情的にKちゃんに


接していたようです。



その説明をしようとマンションに立ち寄りました。



ちょうど、彼氏さんがいたので、Kちゃんがドアの外に出る前に


先に彼氏さんにドアを押さえてもらおうとお願いしたところ。。。


普段はドアの外に出る前にイヤイヤをすると言っていたのに、


彼氏さんにくっついてスタスタと素直にでてくるじゃないですか。


飼い主さんは、「吠えさせまい」と必死になるあまり、


ドアの外に出る前から必死になっているのに、


何も知らない彼氏さんはそんな感情を持っていないから


Kちゃんはその彼氏さんに素直に従ったのです。


飼い主さんも「あれ?あれれ?」と拍子抜けでした。


原因が飼い主さんの心の中にあるとわかったので、


再びリビングに戻り、気持ちを楽にしてもらってから


穏やかな気持ちでドアの外に出てもらいました。


この際、リードでの合図も、むやみに入れるのは禁止にし、


「Kちゃんの意志」でドアの外にでてもらいます。


ほら、やっぱり吠えません♪


そのまま廊下に出て私がリードをバトンタッチして歩いて見ましたが、


「わん!」と反抗的になるどころか、満面の笑顔でスタスタついてくる


Kちゃん。





「リードでの合図」をテクニックだけで使ってしまえば、


「はよ歩け!」と感情的に伝わってしまいますが、


「さぁ、私についてきなさい」という気持ちになるだけで


犬はとっても素直に従ってくれるものなのです。


ドアの出入りも廊下も吠えずにクリアできたので、


階段での抱っこももちろん平気です。


マンションの前で、「質の高い散歩」を再度伝授したところ、


飼い主さんを見上げながら引っ張らずに笑顔で歩くKちゃんの姿に


私と彼氏さんは拍手拍手~(笑)。




CalmDogはテクニックだけを伝えているのではなく、


その時の「心の持ちよう」もちゃんと説明しています。


言葉が通じない分、感情を読み取る能力に優れた犬だからこそ、


「いらいら、どきどき」はだめなのです。



もし、Kちゃんがドアから出るときに吠えたら、飼い主さん自身が


もう一度深呼吸してみてください。


なにかありましたら、またいつでもどうぞ♪




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あそび

Masumiさんのメルマガに出てくる車のハンドルの「あそび」の部分、ですね〜。

ワタシは必死になっちゃうタイプなんで、思い当たるフシがいっぱいです…。

Nシモトさん

こんにちわ~!日本の生活はどうですか?そろそろクリーム&ジンジャーに会いたい頃ですね~。

私もたまに余裕を失うことがあるので、K君の飼い主さんの気持ちがわかるんです(笑)。余裕を失うと犬の態度に現れるんですよね。いつでも「先読み」しておけば、だんだん犬の方も興奮する瞬間が減ってくるものですね。

あー。犬って可愛い♪
プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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