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ペーパードライバー?ペーパーハンドラー?

家庭犬ライセンスを取るために二年前に通っていた研修先の先生は


私が「こんな考え方のトレーナーが必要!」と思っていた事を


ドンピシャと語ってくれる先生でした。


その語録の中でも特に気に入っている言葉があります。


「飼い主さんがやる気になれば、
そのしつけは70%成功したようなものだよ。」






レッスン先で私がリードを持ち、コントロールした瞬間、


「わぁ!うちの犬はこんなにお利口なんだ!」とほとんどの


飼い主さんは感動されます。


しかし、それは私のテクニックのなせる技であって、


飼い主さんがリードを持ったら犬は元に戻ります。


飼い主さんの多くは、「犬が悪い」と言いますが、


犬に悪気があるのではなく、「飼い主の意図が伝わっていない」だけなんですよ。


私は犬に「引っ張らないで」とか「興奮しないで」とかを


伝える方法を模索し、それを身につける努力をしてきました。


だから、どんな巨大な犬であろうと、どんなに凍ったツルツルの道であろうと


引っ張られずに歩けますし、興奮して瞳孔が開いた犬であっても


「冷静になろうね」と伝えることができます。


そのテクニックをいきなり飼い主さんに「さぁ、やってみて!」と言って


すぐにできないことは充分わかっていますよ。



私の行動を観察してもらい、同じようにやってもらっても、


私が何年もかけて習得したコントロールを飼い主さんがすぐにできるわけが


ないのです。


毎日毎日、意識しながら「日常の接し方」を改め、


リードコントロールを練習してもらう…これを繰り返してもらうしかないのです。





だからこそ、「とにかく、やる気になってもらう」ことを重視しています。





身近な例として、車の運転に例えてみましょう。


免許を持っていてもペーパードライバーのまま何十年という方は


結構いますよね?


それは、「免許をとったんだけど、なんとなく怖くて運転を避けているうちに


車がない生活にも慣れて、もういいかぁって気持ち」だからですね。



実は私も数年前までペーパードライバーでした!!!!!




6年ほど前に、「うちの犬たちと訓練競技会に出たい」と思い立ったのですが、


毎回毎回、うちの旦那にドライバーをしてもらうのも気が引けます。


そこで、「よっしゃ、自分で運転しよう!」と決意し、


最初は少しの距離を走り、だんだん知らない道を走れるようになり、


今ではひとりで遠征できるようになりました。


昨冬からは冬道運転デビューも果たしました。


つまり、「やる気」の問題だったのですね。



車の運転は「教習所」でテクニックを学びます。


犬のコントロールは「レッスン」でテクニックを学びます。




でも、どちらも「その後どうするか?」が大事なんです。



犬のしつけやトレーニングも、毎日毎日意識して積み重ねて


もらうしかないんです!


犬が「ぼくは明日から問題を起こさないようにするからね」と


言うことは、地球がひっくりがえってもありえませんから。


飼い主さんが「やる気」にならないとダメなんです。






開業当初からレッスンをしている百福君のママさんは、


百福君の「散歩時の吠えかかり」に今でも悩んでいます。


最初の頃に比べたら、ママの技術も向上してかなりましには


なりましたが、今ひとつ何かが足りない…。


もちろん、私がリードを持てば全然大丈夫なので、


百福君はリードの先にいる人物次第で行動を変えているようですね。


百福ママとは、1~2ヶ月に一回の割合で


今でも「お散歩レッスン」を受講してくれています。


技術の向上や、百福との関係をよくするためでもありますが、


何よりも大事なのは、「百福ママのやる気の継続」のためです。


可愛い可愛い百福君なので、ついつい擬人化して愛情を注ぎすぎたり


しがちなので、時々、レッスンを受けて「喝」を入れているのですね。


「散歩での吠えかかり」がリードの先にいる人物次第であるのなら、


頑張るのは百福君ではなく、飼い主であるママ自身。





百福君の場合、劇的な変化がまだまだ見られませんが、


自宅での過ごす場所に変化がでてきています(窓辺を占領していたのが、


ママの足元で安らぐようになった)し、ママの声が届くようになるなど、


目に見えない繋がりが少しずつ感じられるようにはなっています。



いつもなら「誰か来ないか!」と耳を前方に向けて尻尾を高く上げていたのが、


リードがJの字に保たれたまま、緩やかにママの横を歩けるようになっています。


夏の「早朝レッスン」では、百福君の意識の40%がママに向いていました。


夏の「早朝レッスン」を終えた後に、私の中で密かに「思い切ったレッスン内容」を


検討しました。



続きは後日書きます。





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No title

ペーパードライバー、ペーパーハンドラー・・・・
どちらも、グサツとキマシタ・・・涙
どっちも、やる気の問題ですよね!
分かっちゃいるが・・・って感じです。
百やん、がんばっているんですね!
運転は、来年がんばります(コレガ、イケナイ!!!)
話は変わるけど、危機一髪だったのは せれなーでちゃんじゃなく
3人娘と モコちゃんだったのでは!!!
本当に、気をつけてね=====






あい☆らぶままさんへ

運転もリードコントロールも、最初は頭を使っているうちに段々体で反応できるようになるものです。似てるでしょ?大事なのは、頭を使って吸収しようと思うかどうかなんです。
百福母はひとつの職業を極めてきただけあって、とてもストイックな人なんです。私から「レッスンを続けたほうがいいよ」と言ったわけではないんですが、自ら「自分自身のために」と頑張っているんです。やんちゃな百福も少しずつ変わってきていますよ。私もやりがいを感じます。
プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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