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犬とピントが合う時

レッスンブログが滞っていますが、ここらで「しつけのコツ」を


更新したくなりました。



先日、ドッグトレーナーの師匠と会話をしていた中で大きなヒントを見つけました。



私「先生って今まで飼った犬の中で誰が一番好き?」


師匠「犬に順位なんてつけられないよ。でも前に飼っていた犬とは


『ピントが合う』というのを感じたけどね」




『犬とピントが合う』



私は、この感覚を飼い主の皆様に伝えたいと思っているのです。



犬はロボットではなく、感情を持った動物です。


ボタンひとつで言うことを聞くようになることは絶対にありません。


一発でお利口な犬にする「手法」なんて存在しません。


「犬という動物を知り、歩み寄ること」が最初の一歩です。


私はよくブログに、「私がリードを持つと引っ張ったり興奮したりしなくなる」と


書いていますが、私は魔法も使っていませんし、怖がらせているわけでもありません。


「犬」を観察して、行動を知っているから、タイミングよくリードを動かしたり、


声をかけたり、詰め寄ったり、空間をあけたりして「犬の言葉」で伝えているのです。


つまり、犬という動物を知り、犬にわかるように伝えている(歩み寄る)のです。


犬にわかるように伝えてあげれば、犬は安心します。


次の行動を安心できる人に委ねてきます。


「言うことをきかせる」のでなはく、「言うことをききたくなる」のです。


そこからピントが合い始めるのです。





「ドッグトレーナーあるある」な話ですが、


ドッグトレーナーが横にいる間は飼い主の言うことを聞くけど、いなくなると興奮する…


それは、ドッグトレーナーが見えないオーラで犬にわかりやすく伝えてしまうので、


その「伝言板」がいなくなるともどかしくなって興奮してしまうのです。


私自身、反省すべきポイントがここです。


このオーラを飼い主さんにやってもらうためにどう伝えれば良いのかを模索しています。






私は前々から、「頭に浮かんだことが、映像となって犬に伝わっているのではないか?」と


考えていました。


子供の頃から、犬に向かって言葉を発せずに「右に走れ」などを念じながら


体の向きを走らせたい方向に向ける動きをしてみたり、


「そこで待ってて」と念じながら、犬を後ろに下がらせて境界線からでなくする実験を


したり、他人が見たら「変な子供」と思われるような行動をよくしていました。


今でも、3ゴルに向かって「今は気分が悪いから近づくな」と


言葉ではなくオーラと身振りだけでスペースをあけさせています。


これって、犬ではなく飼い主のトレーニングです(だから飼い主塾なのです)。


犬自ら「お利口になって褒められたい」なんて考えていないから、


飼い主側から犬に伝わる方法を学ばなきゃいけないのです。



ものすごーく抽象的で、ものすごーく難しいような話ですが、


CalmDogのバックグラウンドは、犬のトレーニングではなく


飼い主のトレーニングだということなんですね。




『犬とピントが合う』




この感覚に近づくためには、自分が犬を理解し、歩みよることが大事。



日々の生活の中で、「安心できる環境」を用意してあげてください。

→ むやみに自由を与えていませんか?

 テリトリーを広げすぎていませんか?


日々の生活の中で、「先読み」を意識してください。

→ イエスとノーのタイミングが遅すぎませんか?

 問題行動を起こす原因を削除できてますか?


日々の生活の中で、「どうすれば犬に伝わるのか?」を模索してみてください。

→ 無駄に話しかけたり構いすぎたりしていませんか?

 心が伴わない言葉で伝えようとしていませんか?





ちなみに我が家の3ゴルですが…


長女犬とは日常生活全般で「ピントが合っている」と感じています。


長女犬は常に私たち夫婦の真ん中にいて、ちょっとした呼吸や声のトーンだけで


次の行動を読み取り行動します。


先日、私が長女犬を連れて車で仕事に出かけたあと、家で留守番していた旦那を


迎えに行った時のこと…。


旦那を車に乗せて買い物に行く道中で、「あれ?長女犬が車に乗ってる!」と


驚いていました。旦那は長女犬は「家にいる」と思っていたそうです。


存在感がないのではなく、「空気のような当たり前の存在」なのか?


はたまた、「いなくてもオーラを残している存在」なのか?


長年、犬を飼ってきましたが、長女犬ほどピントが合う犬はいません…。


ただし、神経質で動揺しやすい部分があるので、そこはカバーしてやっています。





次女犬は集団行動の際に一番ピントが合う犬です。


セラピードッグをやっていた頃、施設での活動やイベント会場、


講演会での講話中に「こうしてて欲しい」という願いが一番伝わりやすい


犬です。集団行動になると空気を読めるので、


ドッグランや子犬相手のトレーニングで一番役立つ犬です。


ただし、普段は破天荒で天真爛漫でやんちゃな犬なので、


「先読み」がかかせません!




三女犬は私の遊びの相棒としてのピントが一番合う犬です。


訓練の入りやすさもありますが、常に「一緒に行動したい!」という


熱視線を私に向けてくる犬です。


周りに刺激がたくさんあっても、小さな呼吸や「あ」とか「ち」とかの


一言だけでこちらの感情を読んでくれます。


ただし、私が情緒不安定になると伝染するので、お互い本番に弱い!


私のメンタル面を映し出してしまうので、私自身が気をつけています…




3頭いれば、ピントが合う部分も様々ですが、


小さな「ピントが合う」をたくさん集めて、大きな「ピントが合う」を


作っていくのが、犬と暮らす楽しみだと思います。




一度でも「ピントが合う犬」と暮らすと、犬を飼う楽しみが増大します。


言葉で表現しなければわかりにくい人間関係よりも、もっとシンプルに


付き合えるのが犬の良いところ。


だから犬を飼うと癒されるのでしょうね。


ちなみに、子犬の頃ってピントが合いにくくて当たり前です。


子犬は見ているだけで愛くるしくて癒されますが、ピントが合うというのは


程遠い存在。


パピーの頃から「ピントを合わせるための土台」を作っていきながら


犬を育てるのも楽しいものです。





しつけの目標は「ピントが合う間柄になること」ですよね。


2014年のCalmDogは「ピントが合う」をメインテーマに頑張ります!




↓ 「ピントが合う」っていい表現ですね!と思ったあなたはクリックを。

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ふむふむ。ピントが合う.....
ピント合いたいです~~
読めば読むほど、私、まだまだですねΣ(-∀-;)
でもわかりますわ~~

日々フンドシ締め直して頑張ります!!

百福母さんへ

「ピントが合う」ってなんかわかりやすい表現でしょ?

大半の飼い主さんは、「犬とピントが合う」ことに気づいていないと思います。ただ大人しいだけ、ただ他の犬と仲良くできるだけ…それは飼い主とは関係のない世界。飼い主とツーカーの仲、「あ、うん」の呼吸があってこそ「ピントが合う間柄」になれるんです。老夫婦の会話で「あれ」とか「それ」とかで伝わるみたいな…笑。


私最近、百福とピントが合い始めています、笑。早く頑張らなきゃ百福の心を鷲掴みしちゃうよ~!

いやーーーーーー( TДT)
それだけは譲れない~~~~(´д`|||)
俄然ヤル気出たわ!!!!

百福母さんへ

ふふ。作戦成功。
飼い主のやる気が成功の鍵です。
詳しくは、下記ブログ参照。
http://calmdogkainusijyuku.blog.fc2.com/blog-entry-213.html

そのブログも見ましたよ!
で、ヤル気あるから70%成功してる!って思ったのΨ( ̄∇ ̄)Ψ
ヒヒヒヒヒヒΨ( ̄∇ ̄)Ψ

No title

うんうん、私も先生のわんこのように熱い視線でコマンドを求められたい

コマンドよりおやつな状態ですが、また動画送ります~

甘やかしすぎてないか、自問したけど、リ-ドを持った時以外は甘やかしてるかな-日々かわいさ増していくんですもの~

吠えは注意しなくなって増したかも~
対策実行しないとだめかも~です。

またまた再び百福母さんへ

母のやる気を感じますわ~♪
頼もしいぜ~!

ヒデヨシ母さんへ

犬って「恋の駆け引き」みたいな感じだと思います。構いすぎたり追いかけすぎたりすると、そっぽ向かれますが、「じゃあ、知らない」ってすると慌てて擦り寄ってきたり。。。そんなところが可愛いんですよね。
人間側の「可愛がる」と、犬の立場で「大事にされている」のギャップを埋められるように考えてあげることが本当の愛情です。犬は犬らしく愛してあげましょう♪

No title

奥が深いな~ピントが合うは一日にしてならず、
イエス、ノ-を伝えることや、空気が読めるようになり
ピントが合うに近づくのね

ほぼ初コマンドを教え、見ただけではわからないことだらけ
だけど、日々前進していて、距離が縮まる感じも楽しい

私が正しくやれれば、うちの子できる気がします~


ヒデヨシ母さんへ

課目は奥が深いでしょ〜?でも、犬を知れば知るほど単純明快な動物であるとわかります。コツを掴めば、どんなトレーニングも「まずは伝えてあげればいいんだ!」と気づくはず!

課目だけでなく、日常のトレーニングも理解させて繰り返して定着することが大事な点は同じなんですよ。吠えが困るなら、なぜ吠えるか?どうすれば吠えないか?から考えます。

それに気づき繰り返せば、どんどんピントが合い始めますます可愛くなりますよ。

No title

ご無沙汰してます。今年もよろしくお願いします。

メイはハウスが落ち着く場所となったみたいで夜眠くなるとハウスに入って寝てます。
私が朝、出勤前に化粧しはじめるとハウスに入ります。休みの日は普通に居間にいます。
夕方からの仕事の時は散歩から帰ってきたらハウスへ直行します。
感動していつもほめてあげます。そういう時はピンとがあってるのかな? メイが私の生活パターンを学習したのかな?
小さなピントを積み重ねていきたいです。
今年も迷える飼い主を救っていってくださいね!

メイママさんへ

今年もよろしくお願いいたします。
メイちゃんがママさんの生活習慣を理解しているのもありますが、「ママが求めている行動を率先して行う」ってのは小さなピントの積み重ねだと思います!「こうすればYesと言ってもらえる」って空気を読んで行動しているのですね。ハウスという環境を整えたことで安全地帯ができてホッとしたのでしょうね。
今、最初のレッスンでのハウスへの抵抗ぶりと飼い主さん達の動揺を思い出して「ふふ」っと笑ってしまいました。
プロフィール

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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