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ノンバーバル・コミュニケーション

今日のブログも「しつけのコツ」です。


犬と接する上で「気にしておいて欲しいこと」を書いてみます。






しつけで悩むお客様にお話しする上で、私が参考にしているのは、


犬に関する本だと思われるかもしれませんが、実は犬に関する本を


読んでいません。


「犬の本に書いていることが間違っている」とかは思っていないですよ。


しつけの方法、テクニックが、その飼い主さんや犬に合えばそれはそれで参考になります。


でも、訪問する先は、飼い主さんも犬も環境も家族構成も留守番の時間もすべて


組み合わせが異なるので、本で読んだことをそのまま応用できることなんて


まず皆無です。




私が読んでいる本…




メーカーの営業マンであるうちの旦那が持って帰ってくる「ビジネス本」です、笑。


なぜなら、私が対象にしているのは、犬ではなく「飼い主さん」だから。


顧客である飼い主さんに「伝えること、実行してもらうこと」が私の仕事だからです。





最近読んだ本の中で、「これはぜひ飼い主さんに気にしておいて欲しいな」と


思う内容がありました。





これは人間同士の話なのですが、


「バーバル・コミュニケーション(言葉による伝達)」より、


「ノンバーバル・コミュニケーション(言葉以外の伝達)」の方が伝達力が高い



という話でした。


人間が相手の人間に伝達する情報の中で


「話す言葉(バーバルコミュニケーション)」の内容そのものが占める


比率は「たった7%」に過ぎないのだそうです。


残り93%は「ノンバーバルコミュニケーション(言葉以外の伝達)」


だそうです。つまり、顔の表情、声の質、大きさ、テンポによって


その人が伝えようとしている内容を受け取っているのですね。


例えば、同じ商品を同じセリフで販売していたとしても、


販売員の顔の表情や声、表現力によって販売量が異なってくるのです。


さらに…


人間の動作の「信頼尺度」についての記述が載っていました。


人間の動作を「信頼できる順番」に並べると、


(1)自律神経信号

(2)下肢信号/足の動き(貧乏ゆすりなど)

(3)体幹(胴体)信号/身体の姿勢

(4)見分けられない手振り/微妙な手の動き

(5)見分けられる手のジェスチャー

(6)表情

(7)言語


になるそうです。


まぁ、ここまでは「人間同士のコミュニケーションの参考に…」と


読みすすめていたのですが、


「一番信頼できて嘘がない」という結果が出た「(1)自律神経信号」の


内容を読んだ瞬間に「おお!」と思いました!


「自律神経信号」とは、


緊張して動悸が激しくなったり、汗をかいたりすること。



これって、「嘘発見器」でもあればいいのですが、表面的には


チェックができない動作ですよね?


飄々とした表情をしているのに、実は脇汗びっしょり…


これこそが「嘘のつけない心情」を最も証明しているのだそうです。


そうです!


つまり、嗅覚の優れた犬は、人間の「自律神経信号」を


見事に見抜いているんですよ、奥さん!



これって、レッスンの時にちょくちょく話していましたし、


自分自身でも経験していたことなのですが、


まさか「一番信頼できて、嘘がない動作」とまで言い切ってよかったとは!


レッスンの時は、「気だるい兄貴になりきってください!」とか、


「怖いという気持ちが匂いで伝わるから、自分が怖くない方法で


やってみてください!」とか「吠えかかる対象にであったら目を逸らして


飼い主自身が気にしないようにしてください!」とかで表現しています。


特に「噛み付き」「吠えかかり」で悩む飼い主さんは、


「恐怖、恥ずかしさ、遠慮、謝りたい気持ち、怖い…」などの


ネガティブな気持ちが「汗の匂い」として犬に伝わっていると


言うこと。さらには、「ピンと張り詰めたリード」からも


伝わっているのではないかと感じます。


実際、ハンドラーを交代したら吠えかかりが起こらない犬もいますし、


身体に触るだけで噛み付く犬が、プロトリマーさんが触ると心から


リラックスしていたり…。


犬は優れた嗅覚で「相手の心情」を読んで行動しているのです。



実体験としては…


車の運転が「ど下手くそ」だった頃、長女犬を車に乗せると


しつこいぐらい鳴き叫んでいた時期がありました。


どんなになだめても、どんなに叱っても絶対に治らなかった悪癖。


たぶん5年は続いたと思います。


運転がうまい旦那に交代しても、鳴き癖になってしまったようで


何をやっても効果なし。


あるとき、車をワンボックスに変えてクレートを積む際に


長女犬のクレートを一番後部座席にしてみたところ。。。


あれれ?静かになった???


しばらくはその位置で「鳴き癖」が消えるまで固定してみて、


あるときまた運転席の真後ろにクレートを戻してみました。


見事に鳴き癖も鼻鳴きも消えている!


ところが…。


私がある行動をしたときだけ、鼻鳴きが復活するのです。


それは、


・運転にヒヤッとした瞬間

・道に迷ったとき

・普段は人を乗せないのにたまにお客様を乗せたとき


です。


そう、私が緊張したときの「汗の匂い」に長女犬は反応するのですね。


癖がついた初期の頃は、私の「ど下手くそ」な運転技術が影響していたと


思われますが、最近はかなり余裕が出てきたので緊張したときだけに反応


してしまうのかな?


後部座席の一番後ろに移動した時、私の緊張の汗の匂いが届かなくなった


という可能性もあります。


今では、どのポジションに乗せても私が「緊張の汗」を出さない限りは


全く静かになりました。


※これはあくまでも長女犬の例なのですべての犬に当てはまる訳ではありません。




では、「自律神経信号」で犬に緊張を悟られないようにするには


どうすればいいのか?


そりゃもう、「滝に打たれて心を鍛える」しかないですね…。




というのは冗談で。




やはり、「良い経験の積み重ね」で飼い主さんが自信をつけていくのが


一番だと思います。


犬は感情豊かな動物なので、テクニックだけで問題解決ができる訳ではありません。


やはり、「どこまで本気なのか?」を伝えてあげなきゃだめなんです。


あなたの「中途半端な本気」は、犬が匂いで感知していますよ。





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プロフィール

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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