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しつけの土台(1)「飼い主と犬との関係性(まだ序章)」

しつけの土台の一つ目は「飼い主と犬との関係性」についてです。



「飼い主と犬との関係性を作るためにはどうすればいいと思いますか?」と質問したら、「主従関係」とか「上下関係」とか「信頼関係」とか、様々な答えが返ってきます。


「では、主従関係や上下関係や信頼関係を築くために、どうやっていますか?」と質問すると、「座れを教えるのかな?」とか「がっつり叱れるようになればいいのじゃない?」、「たくさん話しかけてみる」という答えが返ってきます。


それでなんとなくうまくいった飼い主さんがいるのであれば、どの回答も間違っていないと思います。

でも、犬によって個体差もありますし、飼い主さんの性格もありますので、みんながみんなうまくいかないのが現実。だから、「困っています!」と相談してくる方がいるのですよね。


では、もう少し掘り下げてみましょう♪


犬は人間の「言葉」がわかりません。

「うちの犬は何度言ってもわかってくれない!」とイライラしている飼い主さんに、「何度言ってもわかってくれないのではなく、飼い主さんが言いたいことが犬に伝わっていないんですよ。」とお伝えします。




犬は人間の「言語」を理解しようとしません。


だったら、「人間が犬の言葉を話せるようになったらいい」のではないでしょうか?



「何言ってるの、この先生、頭おかしいわ。」と立ち去らないでください!



ドリトル先生(←私が小学生の時に流行った、動物の言葉を話せる人の物語)とかアニマルコミュニケーターになれと言っているのではありませんよ。

本気で「犬の言葉を話せるようになればいい」と思っていますから、笑!



私は実際に、自分の犬に伝えたいことを犬の言葉に置き換えて話しかけています。

「座れ、マテ、伏せ」などのコマンドは使いません。



例えば、しつけ教室に来た犬が授業中にバタバタと騒いで、飼い主さんの勉強の妨げになったとします。

飼い主さんに「犬を静かにさせてみてください」というと、だいたい「座れ!」とか「マテ!」とかを命令口調でコマンドされます。

「座れ」や「まて」のコマンドを完璧に理解したような犬であれば、静かにしてくれるかもしれませんが、しつけ教室に来る犬のほとんどは、「ご飯やおやつを見た時だけ座る」程度のコマンドしか入っていませんので、絶対に無理!

飼い主さんから犬をお借りして、「今から、飼い主さんが先生とお勉強をするので、あなたはちょっと静かに待っててくれるかな?」と、犬語に翻訳して話しかけます。コマンドは一切使いません。

犬によって個体差があるものの、早い犬で1~3分もすれば、「わかった」と理解して人間の足元で静かに座り、気が付けば座学の間ずっと寝てしまっている子もいます。

しつけ教室の座学は一時間なのですが、なかなか通じにくい子であっても、最高で40分も伝え続ければ静かになります。

しつけ教室に来る飼い主さんは、「家の中で興奮して暴れているのに、他の人や犬がいるような教室で静かにするなんてとんでもない!」と悩んでいるので、「えー!信じられない!こんなに落ち着いている姿を見たことがない!」とびっくりされます。

「座れ」とか「マテ」で静かにさせるのはトレーニング・訓練ですが、犬語に翻訳して「とりあえず静かにしててくれるかな」と伝えるのが「飼い主と犬との関係性作り」です。つまり、命令ではなく人とのコミュニケーションです。


英語圏の方とコミュニケーションを取りたかったら、英語を話しますよね。それと同じで犬とコミュニケーションをとりたければ「犬語」を話せばいいのです。


ちなみに、私は一切英語を話せないし、話す気もないので、アメリカに行った時に入国審査で「サイトシーイング?」と聞かれても「?」という顔をし続けたら、入国審査の人が諦めて「カンコウ?」と言い直してくれました。「はい、そうです。」と、もちろん日本語で答えたったがな。日本人のパスポートだしてんねんから、最初から【カンコウ?】って聞いてよね。ふん!



「犬語で話すなんて、まじ、この先生、頭おかしいわ!」と思ってるやんね、笑?

ある意味、おかしいかも~!


はい、では続きはまた次回ね♪




焦らしのテクニックで読者をイライラさせる作戦中、笑!
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プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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