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「しつけの土台(1)「飼い主さんと犬との関係性(YESの伝え方~その1)」

前々回までにブログでは、「NO(否定)」の伝え方について書いてきました。

飼い主さんに、効果的な「NO(否定)」の伝え方をお伝えすると、いつでもどこでも「チチチ(舌打ち)」とか「シッ」とか「ガチャ」とかの金属的な警告音がおちこちから聞こえるようになります。

犬時間に間に合うように、犬空間を攻められるように頑張って伝えようとしているのですね。



でも、それだけでいいのでしょうか?

「NO(否定)」ばかりだとだめなんじゃない?



CalmDogを立ち上げた当初は、とにかく「否定の効果的な伝え方」に重きをおいて「肯定の効果的な伝え方」については簡単に説明する程度だったかもしれません。

私としては、レッスン時に自分が一緒にいる時は犬にちゃんと「肯定」を入れていたので、飼い主さんもそれに気づいてくれているであろうと勝手に思い込んでいました。

立ち上げた当初の受講者さんには誠に申し訳ないのですが、どんなに否定をうまく伝えられても「肯定」でカバーしていかなければいけないことを追記してください!


最近のレッスンでは、「あなたは自分の犬を褒めていますか?」という質問を必ずしています。

私のレッスンを受講されている方は、何かしらの問題行動で悩んでいる方ばかり。

問題行動にばかり着目してしまい、その犬の肯定するところを見いだせていない方が多いのかもしれません。

飼い主さんは「褒めていないかも…」「褒めるところを見つけられない」「褒めているつもり」と応えます。皆様、自信満々に「褒めてます!」とは言えないようですね。

否定は「問題行動が起こった時」という明確なタイミングがありますが、肯定はどんなタイミングで何を目的に発するべきかがわからない飼い主さんが多いようです。


犬と上手に繋がっている飼い主さんは、否定よりも肯定がしっかり伝わっている方が多いです。


私の場合、日頃から「否定一割、肯定九割」で接することを意識しています



では、「YES(肯定)」の効果的な伝え方を書いておきますね。



まず、「YES(肯定)」をどんな時に伝えるか?



(1)「NO(否定・不正解)」を入れた後に、犬が正しい行動をした時に必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

問題行動の是正、不正解から正解


例えば、犬が物音に興奮して前方を凝視して執着したとします。犬時間に警告音(舌打ち)を穏やかに鳴らして、「その興奮、不正解ですよ」を伝えました。犬が我に返って冷静になり、飼い主の方を振り向きました。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!
「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。

つまり、犬がやってほしくない行動をしたら「NO(否定・不正解)」を伝え、その行動をやめたら「正解(YES(肯定・正解)」を伝えてあげれば、犬は正しい行動を上書きして考えていくようになり、次から不正解をしにくくなっていくのです。


(2)飼い主が犬に要求したことに答えた時に、必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

コマンドトレーニング、要求に対する正解

例えば、犬に「お座り」を命じたら犬が座った。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。


(3)犬が「理想的な行動」を自らしていただけでも、必ず「YES(肯定・正解)」を入れましょう。

正しい行動の強化、正解の継続

例えば、犬が所定の場所で寝転んで寛いでいただけ。

はい!ここで「YES(肯定)」を入れます!「そうそうそう!それが正解ですよ。」を伝えます。





犬に「YES(肯定・正解)」を伝える出来事って、一日中あっちこっちに転がっていることがわかりますね。


(1)のような問題行動に対しては、「否定すること」ばかりを考えてしまいがちですが、肯定を入れることによって、行動の是正がより強化されます。

(2)のようなコマンドトレーニングや遊びの中では比較的、肯定のタイミングはつかみやすいですよね。

(3)は意外と盲点!ゴロゴロと寝転んでいるだけで「そうそうそう!それが正解!」と伝えることで、「CalmDog(穏やかな犬)」が強化されていきますよ。これは絶対に今すぐにやるべきです。これって、シーザーミランもよく言ってます。


人間社会でも、否定ばかりされると気持ちがふさぎこみますし、相手を信頼できなくなってしまいます。犬も同じです。否定よりも肯定されるチャンスが多いほど、毎日がハッピーになり、相手を信頼できるようになりますよね。


我が家の犬は訓練犬なので訓練課目のコマンド(座れ、伏せ、立て、待て、来い、あとへなど)が入っています。しかし、訓練の時間以外で日常生活にコマンドを使うことはほとんどありません。

例えば、裏庭のトイレにつながるドアから外に出す時は、ドアの前で「チチチ」と警告音を鳴らして落ち着かせ、犬が自ら気持ちを静めて落ち着いたら「そうそうそう」と肯定を入れてドアを開けてあげます。

例えば、私がパソコンで仕事をしている時に犬が自分からハウスやこたつの中に入って寛いでいたら「そうそうそう」と肯定します。

例えば、外の物音に反射吠えの「ワン」を発したら「チチチ」と穏やかに警告音を鳴らし、犬が落ち着いたら「そうそうそう」と肯定します。

ドッグフードをふやかしている時にソワソワして小さな興奮を見せたら、「チチチ」と警告音を鳴らし、諦めて落ち着いたら「そうそうそう」と肯定します。

つまり、「チチチ」と「そうそうそう」だけでシンプルに会話をしているのです。

日頃から、「あーもう、うるさい!」とか「落ち着け!」とかネガティブな感情を発してそのまま放置していれば、犬は「うちのご主人様は不安定…。この群れは大丈夫かいな?」と不安になりますよ。それが興奮しやすい犬に繋がります。

たまに、ものすごい勢いで犬に話しかけている飼い主さんもいますが、あまりにも話しかけすぎると言葉がわからない犬は「うちのご主人、興奮しっぱなし。この群れは大丈夫かいな?」と心配されますよ。さらに言えば、否定と肯定の区別がつかないから犬が混乱してしまいます。


どんなにやんちゃな犬でも「肯定のタイミング」は必ずあります。


否定一割、肯定九割


次回は、「肯定の犬時間」について書きますので、それまでにご自身の犬の肯定のタイミングをたくさん見つけておいてください。


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CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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