FC2ブログ

リラックスの前にやるべきこと

今回のお題は「肯定の犬時間」について書く予定でしたが、またまた横道に逸れます。

なかなか前に進まないけれど、ちょっと伝えておきたいことがあったので…。




今、北海道外の友人が一生懸命子犬育てをしています。

私がブログに書いていることを読みながら頑張っているのですが、「なかなか難しいわ~」と嘆いていたので、メールで色々と会話をしていました。

シニアの先住犬を見送ってから新しく子犬を迎えた時に陥るのが、「犬ってこんなに落ち着きなかったっけ?こんなに言うこと聞かないものなの?」という気持ち。

友人はハイシニアの愛犬を見送ってから、やんちゃなテリア系の子犬を迎えたので、毎日四苦八苦していたようです。

たまたま私がブログを更新していたので、参考にしてくれているようですが、なんせまだ更新途中なので、すべてを伝えきれていません。

でも、友人にとっては今この瞬間に苦労しているものだから、「なんとかしなきゃ!」と焦っている感じ。

そこで、優しい私はちょっと助け船を出しました。

私のブログの中には「リラックスを伝えるためには飼い主さん自身がリラックスしましょう」と書いているので、友人は一生懸命子犬に向かってリラックスを伝えていました。

でもちょっと待ってください。

やんちゃでテリア系でルールもマナーもない真っ白で純粋な子犬にただただ「リラックスして」を押し付けるの?



私もつい最近まで子犬育てをしていました。

シェパードの子犬なので、子犬と言っても体も大きいし、行動も機敏だし、甘噛みはひどいし、「動いていなきゃ死ぬと思ってるんちゃう?」ってぐらい、ずっと動きまくっています。

私の子犬育ても9年ぶりですし、ドナちんを迎えた時はシニアのゴールデンが二頭という、ぬるま湯のような穏やかな日々を送っていた時でした。

シニアのゴールデン二頭は、訓練も引退してのんびり老後を楽しんでいる頃。

そんなところに生後50日過ぎの超ハイパワーなシェパードの子犬がきたので、生活のリズムが一気に乱れましたわ…。

「しつけのプロだから、子犬育てなんて短時間でできる」というわけではないです。

次々に襲い来る問題をどんどん解決しながら、ゆっくりとドナちんとの心の繋がりを作ってきたからこそ、今の穏やかなドナちんが存在しています。


心が真っ白で、ルールもマナーもない子犬。

甘噛みがひどくて、目を離せばいたずらをするし。

最初からハイシニアのように「ツーカー」になれないのは当たり前。

子犬の心を溶かして、ゆっくりと関係を作っていくからこそ、犬を育てるのは楽しいのです。



友人は「とにかくおとなしくさせなきゃ!リラックスさせなきゃ!」と頑張っていたので、「相手は子犬なのだから、まずは子犬の満足感を満たしてから、その後にリラックスをさせればいいんちゃう?」とヒントを伝えました。

むしろ、「リラックスさせなきゃ!」と鼻息荒くしている時点で、リラックスは伝わりません。

ハウスから出したら、おもちゃを上手に使って向かい合って楽しく遊んであげること。

「ふわふわの毛を触りたい!子犬の臭いをクンクン嗅ぎたい!」という気持ちはわかりますが、まずは、子犬のパワーを上手に発散させて、「あー、楽しかったー」と鼻や手足がぬくぬくになって「もう寝ようかな…」とクテンクテンになったころに、ふわふわの毛を触って、子犬臭(私は子犬の臭いが雑炊の臭いと似ていると思う)を吸い込んでから、ハウスに戻して寝かしてあげてください。

「これが一生続くのか!」と思うぐらい、子犬のパワーを切るのって大変ですが、だんだんその時間が短くなって、「あー、あのやんちゃだった頃が懐かしい」と思う日が必ずきます。

それまでの飼い主さんの役目は、子犬の心を作る濃厚で大変で面倒でそれでいて楽しい時間を一緒に過ごすことです。

子犬を迎えたら、または犬を飼うなら、飼い主さんはいつもより30分早起きをしてください。朝一番に犬と遊ぶ時間をちゃんと作ってあげてください。

関西方面の友人だったので、明石にいる私の知り合いの「飼い主塾」をやっている方に紹介して、子犬の満足感の上げ方を学んでもらってさらにスイッチを切る方法を学ぶ段取りができています。あとはきっと大丈夫♪

今は思いっきり遊びながら、ルールとマナーを覚えていけばいい。

友人は、「とにかくリラックスさせなきゃだめなんだ!」と思っていたようですが、まずは子犬と向き合って頭と心を満たしていく時間を作ること。

リラックスはあとからついてきます。





飼い主塾の仕事をしていて、いろんな飼い主さんの悩みを聞いてきましたが、「これだけは私には解決できない…」と思うことが一つあります。

それは、飼い主さんが発する一言。

「時間がない」

犬との接し方にアドバイスができても、時間だけは私には作ってあげることができません。

子犬や犬を迎えたら、絶対に時間を拘束されます。

一つの命を預るのですから、「ほっといたら育つ」ってことはありません。

私のレッスンの中で「子犬と接するタイムスケジュールを立てましょうか」とご提案することがあります。

朝起きて夜寝るまでのタイムスケジュールを飼い主さんに考えてもらいます。

これは、「時間がない」という言い訳を作らないためでもあります。

私のレッスンでは必ず「ハウスレストトレーニング」を入れています。

犬に質の高い睡眠を促すという目的もありますが、飼い主さんは子犬育てから解放されてご自分の事を優先できる時間を作ってもらうためでもあります。

私は仕事をしながら、ゴールデン3頭を立て続けに子犬から育ててから、シェパード1頭を育ててきましたが、タイムスケジュールを立てることと、ハウスレストトレーニングを入れて「管理」をすることによって、自分の時間を保ちながら犬とうまく接しています。時間に余裕があるから、犬に接するときにも余裕のある飼い主でいられるのです。

だから、「時間がない」と思ったことは一度もないです。

イライラとした飼い主ではなく、時間に余裕がある飼い主でいられることが、信頼関係に繋がります。

リラックスは演じるだけでなく、本当に心の底からリラックスができるように段取りしましょうね~!


次回は、「肯定の犬時間」について書きますので、それまでにご自身の犬の肯定のタイミングをたくさん見つけておいてください。


↓たくさんの方に読んでもらいたいので、クリックをお願いします!なんだったら、SNSやブログでシェアもしてして~♪


にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村

↓↓Facebookやインスタグラムでもリンクしていますので、よろしければ「いいね」とシェアをよろしくお願いします!

Facebook

インスタグラム
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR