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吠えるのを前提に付き合ってみる

土曜日の朝、バーニーズのバル君の2回目のレッスンに伺いました。


初回カウンセリングでは、先住犬のアリエルさん(バーニーズ)と


クールさん(アメコカ)も含めてリードコントロールをお伝えして、


2週間の間は飼い主さんご夫婦が練習してくれていました。




今回は、「ピンポンが鳴った時の興奮と吠え」や「クールさんの姿を


見つけたらバル君が引っ張ってしまう」というお悩みを含めてのレッスンです。





まずは、自宅でのピンポンに対する吠えと興奮について…


3頭をすべてリビングに解放した「日常の状態」で、パパさんがピンポンを鳴らしました。


私は、3頭の中で「吠えの原因を生んでいる犬」を見極めるために


みんなの動きに注目!


リビングに解放されている時点で、吠えの中心にいるのは最年長のアリエルさんと判明


アリエルさんだけに集中して吠えを止めさせる練習をママさんにやってもらいました。


バル君はケージの中では大声で吠える犬ですが、リビングで先輩犬と一緒だと、


先輩に釣られない限りはママさんのそばでママさんをじっと見つめていましたし、


クールさんもケージの中では吠えやすい犬ですが、リビングではアリエルさんが


吠えるのをやめると一緒になって伏せて大人しくしてる様子です。


3頭一度に制止するのは不可能なので、ママさんには集中的にアリエルさんを


制止するように頑張ってもらいました。


実は、ママさんは3頭が吠えても今までは特に叱ったりやめさせたりしてこなかった


そうです。


それが理由なのかがわからないのですが、3頭とも意外とすんなりと


吠えなくなってしまい、「吠えの状況」が再現不可能に…。


喜んでいいのか?悲しんでいいのか?


無理やり吠える状況を再現する事もできなくなり、アリエルさんの性格などを


考えて、吠えを制止するコツを口頭で伝えました。





「吠え」の矯正で一番大切なのは、コツだけではありません!


「吠える事を前提に犬と付き合ってみる」ことです。


つまり、「この犬は吠える」という事を意識しておいて、


「吠えたら常に制止する」を自分の中で徹底しておかなければ


治らないです!


「吠え声」に耳が慣れてしまっている場合は、「今日はいいや」と


なってしまいがちですが、「今日もだめなら明日もだめ」を意識しておかなければ


「吠えない習慣」に変えることは難しいのです。


例えば…我が家の次女犬の「吠えの矯正」を例にしてみます。


次女犬を公園のベンチに係留して、長女犬と遊んでいると、


次女犬は「私も遊びたい!」とギャン吠えをする犬でした。


これでは、公園で遊んでいる人や、ご近所に迷惑!


そこで、私は「吠え矯正週間」を作り、徹底的に「吠え」と戦う決意をしたのです。


まず、次女犬が吠える環境を作り、「吠える事を前提」に付き合います。


長女犬とあそび始めると、イメージ通り次女犬がギャン吠えをします。


私は、次女犬の性格にあった「吠えの制止」をします。


そしてすぐにまた長女犬とあそびます。


また、次女犬が吠えます。


再び制止します。


吠える事を前提としているので、黙々と作業のように「吠える→制止」の


繰り返し。


すると…だいたい初日では、私が警告の舌打ちを軽くした程度で吠えるのを


やめました。


そして翌日も同じ方法を繰り返します。


すると、3日目には最初っから全く吠えることなく係留されるように


なったのです。


元々口の軽い次女犬なので、あらゆる環境で「吠えることを前提に付き合う」


ことはやめていません。


「吠え」は習慣ですので、その習慣を意識して断ち切るしかないのです。





ということで、リビング内では引き続き主導権を握るポイントをしっかり抑えながら


頑張っておいてください。


時々、夫婦交代でピンポンを押して練習しておけば本番(来客時)に強くなれますよ。





続いて、パパさんが先輩犬のアリエルさんとクールさんを先に散歩に連れ出してもらい


バル君とママさんのコンビで後から追いつく様子を再現してもらいました。


先輩犬のアリエルさんとクールさんはパパさんのコントロールだったのですが、


2週間でとても上手に合図を送れるようになっておられました!


「ずっと引っ張りぱなしだった」というクールさんも、ほとんど引っ張らず、


大型犬のバーニーズのアリエルさんと並んで綺麗に歩いています。


さらに、ものすごく吠える犬がいる家の横を通過しても、


パパさんの的確な合図のおかげで、2頭とも興奮もせずにすれ違いOK!


なんかすごく嬉しい!


ママさんとコンビのバル君も、刺激がない場所ではママさんの横を


ママさんを見上げながら歩いています。


これもすごく嬉しい!


さて、問題であった「先輩犬を見つけた時のバル君の引っ張り」ですが。


先輩犬クールの姿を確認したらすぐに、バル君が興奮する前に合図を


送ってもらいます。興奮が始まってしまった場合は、一旦後戻り。


それを繰り返しながら、バル君に「前に進むにはどうしたらいいと思う?」


と自分で考えさせながら進んでみました。


バル君が理解すれば、リードがゆるゆるのままで先輩犬の方まで


近づく事ができるはず。


今日は私がよこで指導をしながら、ママさんがコントロールできたので


このコツをしっかり頭に入れて練習してもらうことになりました。






公園には、ご近所のワンコがたくさん集まっていたのですが、


その中のトイプーちゃんがアリエルさんを誘って走り回り始めたのです。


アリエルさんは興奮して、トイプーちゃんを追いかけようとしたので


たまたまリードを持っていたママさんに、「そこで合図を」と


声をかけました。なんとかかんとか、アリエルさんの興奮を抑え、


ママさんの方に向き直りましたが、この状況は今後ありえると思い、


「突然の引っ張りに対する対応」についてお伝えしました。





まず、犬を連れている(しかも大型犬)場合は、周りの犬の動きに


気を配っておくこと。


そして、ここが重要!→ リードをぱっつんぱっつんの短い状態で保持しないこと!


リードにゆとりを持っておく習慣をつけておけば、


今回のように「周りで走りまわる小型犬」の場合は追いかけようとする瞬間に


合図を送る時間ができるはずです。


万一、よその犬が突然近づいてきた場合でも、飼い主さんが一歩後ろに下がって


自分の犬に合図を送る時間もできるはずです。


トイプーちゃんの飼い主さんにお願いして走り回ってもらい、


実際に私自身が、アリエルさんの


リードをコントロールしてパパさんとママさんに見てもらいました。


私はひょろ長い体型ですし、力もない「か弱い女性」ですが、


37kgのバーニーズが四輪駆動でダッシュをかけても、


必ず合図を送って動きを止めることが可能です。


それは、常にリードに余裕を持たせて「合図の時間」を作っているからです。


トイプーちゃんに何度か走ってもらうたびに、アリエルさんを制止しているうちに


3度目からは、アリエルさんは引っ張らなくなり、リードゆるゆるのままで


トイプーちゃんの様子を見ているだけになったのです。


「リードで繋がれている時は、引っ張っちゃダメ」と理解した様子。


ただし、これはリードを誰が持っているかで変わってきますので、


今後はご夫婦がリードゆるゆるの習慣をつけて的確な合図を


送れると、アリエルさんの理解が深まると思います。




今回も、盛りだくさんな内容だったので一度には理解しきれないと


思います。次回は今回の復習にプラスして、看板犬に必要な課目を


入れる準備をしていきましょう♪




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No title

こんにちわ!
ブログを拝見しながら・・・フムフムそうだっけ~と無意識だったり
流してしまっている事を思い出しています。助かります!

問題行動(吠える)の際には何かと作業をしている時が多く、即制止の為に動く。。。これがなかなか難しいものです。
つい離れたところから声をかけてしまって、近くに行ったときにはすでに制止状態だったり・・・何度も繰り返しですね!

ところで話は思いっきり変わりますが
道東方面へキャンプへ行こうと思っています。
キャンプ場『虹別オートキャンプ場』の評価はどうかな~?と検索しているうちに
見つけちゃいましたよ~ シャロンちゃんのパピー時のブログ~かわいい♪
他にお勧めがあれば教えてくださいませ^^☆

バルの係留時の吠えが心配ですが、ちょうど「吠えの制止」を課題に勉強してみようと思います。

ABCママさんへ

こんにちわ!やっぱり文章で残っていると便利ですよね。私も、「あ、これも伝えてない!」と気づけるので後からでも追加できます。トレーニングカルテ替わりに使えますね。次女犬の話は後付けです。メールで相談いただいた係留時の吠えに絡めて書いておきました。

「吠え」に関しては、どうしても作業時である事が多いのでしばらくは大変だと思います。なので、パパさんや親戚の方と協力して状況を再現して練習しておくといいと思いますよ。最初はできるだけ近づいて制止していても、だんだん、近づくふりをするだけで制止ができたりと進歩していくのが犬の良いところです。次回も「吠え」を復習しますね。

道東の虹別は超がつくお勧めです!すっごく綺麗ですよ~!確か、シャワーも完備されていたかも。浜中町で泊まったキャンプ場「MO-TTOかぜて」も綺麗でしたよ。

キャンプ場では、キャンプ設営時に一番吠えやすいので、ご夫婦交代で制止できるように自宅の庭などで練習しておいて、さらにキャンプ場で頑張ってみてください♪吠えているのを放置するとエスカレートしますので気をつけてくださいね~!

No title

今日もまた勉強させてもらいました~♪
ありがとうございましたm(__)m

明日の朝も思い出しながらガンバります!!!!!

みんなで某食べ物屋さんに行きたいです!!!
テラス席だから寒くなりきる前に
行けるようにしなくちゃです~~(>_<)

明日プリンさま軍団との対面楽しみですね(≧▼≦)

百福母へ

今日は楽しかったですね~♪コール母も百福母もあと一歩のところで「諦め」が伝わっているのかなぁ…本当にあと一歩なんですぅ。「絶対に好き勝手にさせねぇぜ!」な気持ちで頑張ってください。今度、動画を見て研究をしましょうね。お母たまの通院の時に百福君に動画を見せておくので遠慮なくどうぞ。
例の店に大型犬連れて乗り込みましょう。追い出されたりして…。

ほな、明日はプリン軍団の囮をお願いしますね。

No title

私も先生のブログを読むまでは、吠えって犬種によるものだと思ってました、飼い主が制御できるなんて思ってもみなかったです。

うちの周りにもたくさんの吠えのわんこがいますが、犬にとっても吠えるのが楽しいことではないなら、吠えない犬生がいいですね、先生の生徒さんのわんこたちは幸せだと思います。

うちの隣のわんこも吠えてきます、ずっとかわいがってきた隣のわんこ
なので、やめさせたいですけど、合図も送れない他人には難しいですね。

吠えの対応も受けておくべきかな?

ヒデヨシ母さんへ

犬種で吠えやすいというのももちろんあります。吠える事を尊重されるビーグルなどの猟犬や、吠えたり走ったりして家畜をまとめたり守ったりする牧羊犬など、吠えるように改良されてきた犬だってたくさんいます。でも都会暮らしの犬に吠えは必要ないですよね。吠えを最低限に抑えるのは環境や接し方で調整するしかないのです。

ヒデヨシ君が吠えで悩んでいるようであれば、吠えの対応も必要ですが、今は問題なさそうですよね。よかったです~♪
プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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