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ダックス合唱団を解散させてください!

今回のレッスンは、ダックスの親子4頭とゴールデン1頭を飼う飼い主さんから。


ゴールデンのきなこちゃんだけ、以前、コール君と一緒に私の家で


「初回カウンセリング」を受講していた(その時の相談はきなこの


コントロールについてでした)ので、


今回は、きなこママのご自宅に初めて訪問してダックス4頭との対面です。





ご相談内容は、「来客に吠える&噛む、犬のお友達がいる間は吠えっぱなし!


散歩は全頭引っ張るので犬ぞり状態になって大変!」


という事。




今回は、お友達の百福母に「来客代表」として途中から参加して頂く事になりました。


相手は4頭、しかも噛み付いたら相当手ごわいダックス軍団なので、


事前に、口輪とリードの装着をお願いしました。


口輪をつけてもらうのは、私が噛まれるのを防ぐのもあります(笑)が、


もっと大事なのは、「噛む経験をさせない事の大切さ」を知ってもらうこと。


あえてハウスには入れず、リビングで解放したままの状態で全員の様子を見せて


もらう事にしました。ゴールデンのきなこが私の事が大好きな犬なので


きなこだけとりあえずハウスに入れてもらうことに…。


駐車場で打合せをしたあと、きなこママは自宅で準備に入り、


私は決められた時間に「ピンポン」を押します。


そりゃもう、噂通りの「尋常じゃない吠え方」です(笑)!


ダックスが4頭どころか、100頭いるかと思いましたわ…。


インターフォンの声も聞こえないし、吠え声が止まる気配もありません。


きなこママが玄関のドアを開けてくれたので、一歩玄関に入ると、


いきなり足にガツンと衝撃が…。「ぷりんさん」のいきなりの攻撃です。


口輪をしているので、足にぶつかった程度の感覚ですが、


口輪がなければジーパンの上からがっつりでしたね。


一斉に吠えている中で「来客」のふりをしながら、きなこママに


「あーして、こーして、ほらそこ!はい、その犬!」みたいな感じで


次々に指示を送ります。きなこママも言われたとおりせっせと動き、


すべての犬をせっせとコントロール。


ようやく、騒ぎが収まりました。


私はソファに座り、きなこママに4頭の犬たちのそれぞれの扱い方を


お話します。お話をしている間も、私が動くたびに「ぷりん」が飛んでくる


状況なので、その都度、「はい!ぷりんを制止!」と細かくアドバイス。


ダックス合唱団の吠えの特徴は、来客というターゲットを取り囲んで


なんとか自分の思い通りにしてやろうという吠えです。


バーニーズのバル君や、ゴールデンのソラちゃんの吠えとはまた別の問題を


抱えています。


先日のピラニア犬と同じ感じの「吠え」です。





きなこママさん、とても頑張りました。


飼い主さんが、いかに犬たちを観察できているかで、制止のタイミングが


うまく行きます。


最終的には、「ぷりん(母犬)」という犬が吠えと噛み付きの根源であるとわかり、


続いて「ベリー(娘犬)」にも気をつけておく必要あり。


「まろん(父犬)」は問題なし。「アーク(息子犬)」は目が見えないので、


他の犬の動きに釣られる傾向があるため、念のため注意を…


今回の「吠え&噛み付き」は、社会化不足と恐怖心と群れの意識の


相乗効果ってところでしょうか?


さらにテリトリー意識も重なって、「おまえ誰だ!」とイライラした


空気が蔓延しています。


位置関係を見ていると、来客ときなこママの間には常に


「ぷりん」と「べりー」のどちらかが君臨しているので、


この状況を常に解除してもらう必要がありました。


つまり、来客のスペースに犬が近づく事を徹底的に許さない事が大事!


「まろん」と「アーク」は、ソファの上などでのんびり過ごしている


ことが多く、一度落ち着いてしまえば「もうどうでもいいや」って感じ。


多頭飼いの問題行動は、かならず根源になっている犬がいるので、


その犬の行動をしっかり観察して抑えるように頑張ってください。


4頭のダックスは、お客様がトイレに立つ時にも追いかけて騒ぐそうなので、


これ以上の被害者を出さないためにも「トイレは申告制」にしてもらい、


「ぷりん」と「べりー」の動きに常に要注意です!




さて、いよいよ、百福母が「来客」としてピンポンを押してくれる時間が


きました。


きなこママと制止の復習をしながら、口輪とリードを装着し、


椅子に座って自然な雰囲気で待ちます。


「ピンポーン!」


きなこママはゆっくりと立ち上がりわらわらと集まってくるダックスの前に


陣取り、玄関をあけます。百福母に挨拶をしながら、ダックスを次々に


制止しながら、招き入れます。この時も大事なのは、来客とダックスとの


距離をあけるように犬を動かす事。


リードはつけていますが、ぶら下げているだけの状態です。


その間、ダックスはただの一度も吠えませんでした~(爆笑!)


これまで何度もきなこママの自宅を訪問していた百福母は、


「ピンポンを鳴らしても誰も吠えないから、思わず家を間違えたかと


思った!」と感動の言葉!


ダックス合唱団が解散できるかどうかは、きなこママの練習でなんとかなりそうですね。






きなこママは、「これまではダックス達にフレンドリーを求めていたのです」


と告白しました。



↑「噛む」という行為をさせてしまいがちな飼い主さん!ここが一番やっかいなポイントなのです。





ダックス4頭のうち、特に「ぷりん」は、子犬の頃に培っておくべきであった


「社会化期の経験」をあまりさせてこなかったそうで、「吠える」「噛む」という


究極の選択で物事を解決してきたワンコ。


そんなワンコに、いきなり他人が入ってきて触ったり動いたりされることは


「ぷりん」にとっては苦痛でしかなかったのです。


今からぷりんに「他人は怖くないんだよ」と言葉で教える事ができません。


まずは環境を整えて、恐怖心を取り去り、飼い主との関係を


強いものにする(主導権)のが先です。


今回、ぷりんとベリーには、「ハウスレストトレーニングの徹底」を


お勧めしました。


つまり、噛まなくても良い環境、他人がいても安心できる空間を作り


さらに、きなこママとの強い関係(安心できる飼い主の存在)を築く事が


大事なのです。


「まろん」と「アーク」がリビングにいるのに「ぷりん」と「べりー」が


ハウスに入っているのは可哀想…と思ってしまうかもしれませんが、


「動く他人に噛む」という行動に出るということは、犬は「怖い」と


感じているので、「落ち着ける場所」を提供してあげない方が可哀想と


思うべきではないでしょうか。


フレンドリーにしていくのは、後からできることであって、


まずは、環境を整えて、主導権を持つ頼れる飼い主になってあげてください。


長くなりましたので、続きはまた次回に…。



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No title

今回も読み応えありました、何やったんだろう???って思うことばかり
ですが、すごい効果ですね、合唱団解散出来るかもしれませんね。

ヒデヨシは散歩中の人から吠えてみて欲しいとリクエストされますが、
吠えることはありませんね~

昨日は庭で遊んでいたら、積極的に近づいてくる子がいて
お尻嗅ぎしてもらい、させてもらいました。

あまりにも積極的な子で、ちょっと興奮気味、ヒデヨシは私の後ろに隠れていました、もちろん尊敬される上司ですから、守りましたよ~(笑)

つづきがあるのかな?楽しみです~

No title

昨日はありがとうございました(#^.^#)

4頭なので無理だと諦めていましたが
今回の受講で直すべきポイントが分かったので
色々な人に協力してもらって
頑張りたいと思います○┓ペコリ

よくよく観察してみると
なるほど~なるほど~でした!

すごい!!!

すごい!!!!すごい!!!すごい!!!

私はきなこ家の尋常じゃない
ダックス軍団を知っているので

も~~~~(o≧▽≦)o
それは、それは感動です!!!!!

こーる君もそうですが
解決方法の道がしっかり分かるという事は
ものすごい一歩で、光が見えた感じです☆

すごいです!お見事です(PД`q。)・゜・

ヒデヨシ母さんへ

コツの部分は書けないので、受講した方のお楽しみです(笑)。
ヒデヨシ君は「吠えなさそうな顔」をしているもんね~。我が家の次女犬はいかにも吠えそうな顔ですよ。「吠えろ」の教え方はその犬の性格によって全然違ってきます。でもあえて吠える事を教えないほうがいいですよね。救助犬の三女は吠える事を教えるのに1ヶ月時間をかけましたが、次女は1分で覚えました。長女には吠える事を教えていません。

犬同士の挨拶ですが、相手の犬が挨拶の仕方がわからない事が多いので、「嗅がれるだけ嗅がれて終了」ってパターンが多いですね。飼い主さんに挨拶の重要性を教えてあげたくなります。

ぷーこさんへ

先日はありがとうざいました。
原因になっている子を押さえればなんとかなる場合もあるのです。ぷーこさんちの場合は「ぷりんさん」でしたね。あとは練習を頑張ってみてください。とにかく「本気」でぶつかっていってね~♪

ともさんへ

百福母も感動してくれましたよ。
続きは、他の犬が室内に入った場合のトレーニングを書きます。ともさんちもマッシュがサークルに入っていると、変な興奮オーラが室内に充満していないので、コール君も落ち着いて他の犬を迎えられている…それと同じです。悪い興奮をコントロールするのは飼い主の役目なのですよ~。

ぷーこさんちに遊びに行ってあげてね。まだまだ練習も必要ですので。
プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

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