スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

しつけは誰がするべき?

これまた昨年のレッスンです。


生後5ヶ月のトイプードルのL君のパピートレーニング(訪問時月齢)でした。


パパさん、ママさん、娘さん達の家族みんなでの受講でした。



ところで…。


出張レッスンの依頼をされるときに、「家族全員が揃う日がいいですよね?」と


質問されることがありますが、CalmDogでは、「犬と接する時間が一番長い方が


代表して受講して頂いてもいいですよ」とお応えしています。


ご家族であれば、「ママさん」の受講になることが多いですね。


もちろん、犬のしつけは家族全員で行うものですが、


家族の中で一人でも「犬を知っている人」ができれば、


他の家族がその一人から学ぶこともできるので…。


「犬を知っている人」が、他の家族に伝えることで家族の中で


新しいコミュニケーションができると思えば楽しいでしょ?






今回の受講では小学生から中学生までの娘さんも同席してくれましたが、


CalmDogのしつけ理論はやっぱり「大人向き」なので、ちょっと難しかったかな、笑?


子供が「犬を飼って!」とオネダリしても、


最終的には面倒を見るのは、パパさんとママさんだった…
ってよく聞く話ですね。


私は「それで良い」と思っています。


むしろ、「犬のしつけは大人がするべき」と考えています。


なぜなら、子供さんはまだ「親からしつけられている過程」の存在であって、


犬を「しつける」にはまだまだ経験が足りていないからなんです。


犬の「しつけ理論」は、人間の子供に近いぐらい深い深いものです。


やはり、人生経験を積んだ大人が頑張って欲しいのです。


もちろん、子供さんにも「犬のしつけ」について知って欲しいと思いますが、


それは、親から子供にしっかり噛み砕いて理解させてあげて欲しいのです。


もし、「犬が子供だけに執拗に興奮する」という事態がおこったら、


子供が犬の叱り方を学ぶのではなく、親御さんが間に入って犬に伝えて欲しいのです。


さらに、犬に対する子供の行動を親御さんが制してあげて欲しいのです。





さて、今回のトイプードルL君のパピトレですが、留守番、トイレ、接し方などの


基本的な「総論」を学んでもらいました。


生後5ヶ月ですでに、L君は「王様」になっていましたので、心配の嵐…。


ここは、パパさんとママさんに頑張ってもらわないと!


L君は「自由という名の不自由」を強いられていました。


「ハウスの中に閉じ込めておくのは可哀想」という発想から、


L君にはリビングでの自由を与えられていましたが、


興奮によるイタズラやら粗相やら、広い空間での不安やら


健全な睡眠がとれていないイライラが募っている状態…。


もちろん、一匹での留守番はさせられないのだそうです。


とにかく、「ハウスの出し入れ」を徹底してもらい、


L君の「興奮のスイッチ」の切り方をお伝えしました。


家族一丸となって頑張ってくれている様子のメールや、


まだまだ心配事が山積みな様子のメールが送られてきていますが、


できれば、レッスンの再受講で飼い主さんが復習して欲しいな…、笑。


L君は頭がよく先読みのできる犬ですので、ちょっと心配なんですわ…。


とにかく、日常のバランスを崩さないようにしてくださいね~!





↓ 「やっぱり大人がしつけるべき!」と思ったあなたはクリックを!

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村









多頭飼いのコツ

これまた昨年のレッスンです。


今回のご依頼は、「すべて2歳のダックス」を3頭飼いをしているご夫婦。


ダックスの多頭飼いは本当によく遭遇しますね~。


人気犬種だからだと思うのですが、これがなかなか全頭を上手に


まとめられている飼い主さんが少ないのも現状…。


我が家は大型犬3頭の多頭飼いですが、犬を「群れ」として


まとめていれば大型犬の多頭飼いでも楽なものです。


私一人で3頭同時に獣医にも連れて行きますし、散歩もしますし、


ドッグカフェにもいきます。


大事なのは、日頃から「私 対 一頭」でしっかりと関係を作っておくこと。


まずは、ダックス3頭、G君、R君、Hちゃんとママさんとの関係を


じっくり観察させていただきました。


長男G君はちょっとびびりさんで、ママさんの対応がびびりを


増長させている様子。


次男R君と長女Hちゃんは大胆な性格なので、こちらは2頭1組で


考えても大丈夫そうかな。。。


まずは、びびりのG君のためにも、ハウス環境をもっと快適に


してもらいました。


3頭のダックスがいれば、そりゃもう興奮し始めたら収拾がつかない


ので、「興奮させない対応」を飼い主さんにお伝えしました。


これまでは、旦那様が帰宅時に可愛いあまりに構いすぎて


興奮させていたようなので、その習慣もシャットアウト!


自宅での吠えについては、「習慣の上書き」あるのみです。


これまで、「吠えて良い」とされてきた習慣を


吠えなくて良い環境を整えて、さらに吠えたら「No」が伝わる


習慣に変えていきます。


初回カウンセリング時はとりあえす吠えない状態まで持ってこれましたが


ここからが習慣化の勝負!




自宅での「群れ」と外での「群れ」はこれまた雰囲気が変わります。



外に連れ出すと、やっぱり長男G君があっちこっちに意識が


飛んでしっちゃかめっちゃかになるので、


ママさんのコントロールができるようになるまでは


長男G君のみと次男R君&長女Hちゃんの組み合わせを


お勧めしました。最終的には3頭同時にコントロールが目標ですが…。


3頭はマンションのドアを出てからエントランスまでも


大興奮!でしたので、一箇所一箇所丁寧に「興奮を落とす!」を


実行してもらいます。これも習慣化が必要ですね。


初回時は、長男G君を中心にレッスンしていきましたが、


次男君と長女ちゃんはそれほど問題がないので、


ママさんと長男G君との関係次第でこちらの「群れ」は


変化していくでしょう。


その後しばらくたっていますので、ママさん、いつでもメールをくださいね。






大型犬であろうが、小型犬であろうが、「多頭飼い」をするなら


とにかく「人間 対 犬一頭」の関係をしっかり繋いでから


増やして欲しいと思います。


一日5~10分でもいいので、「一頭だけの特別な時間」を


作ってあげてください。


「片方だけ連れて行ったら片方がなきさけんでしまう」ような


状況になってしまったのであれば、まずは全頭にハウストレーニングを


入れ直して、「一頭で過ごす時間」に慣れさせること。


ハウス以外の手段で「一頭で過ごす時間」を作るよりも


普段からハウスを「安全地帯」にしてしまえば、入院や避難、旅行などで


おおいに役立ちますよ。


さらに、多頭飼いの「群れ」に犬のリーダーは不要です。


飼い主も「群れ」の一員なのだから、群れのルールは


犬ではなく飼い主が決めること。


CalmDogは、「多頭飼い」のしつけを「群れ単位」でみますので、


料金は一頭分のみです。だから、気軽に相談してくださいね。





↓ 「多頭飼いって憧れる!」と思ったあなたはクリックを。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村


愛情バロメーターが偏っているようです。

これまた昨年のレッスンです…


今回のご依頼は、小さな小さなチワワのM君のママさんから。


ドッグカフェなどで他の犬にガウガウしたり、散歩中にすれ違う犬に


吠えかかったりするので困っているとのこと。


ご自宅に訪問すると、小さな体で尻尾ふりふり歓迎してくれるM君。


気質的にはフレンドリーで問題はなさそうなのですが…。


ママさん曰く、トレーナーさんが指導してくれるカフェでは


大型犬に寄り添って眠ってしまうぐらい落ち着いているけど、


もっと自由度の高い方のカフェでは、入ってくる犬に対して


ガウガウしてしまうなど、その時その時でM君の行動は違っているらしい。


それぞれのカフェでの様子やママさんの対応を聞いているうちに、


トレーナーさんのいる方のカフェでのママさんは、周りの飼い主さんや


周りの犬に対する安心感があり、しかもちゃんとコントロールできている


のに対して、ガウガウしてしまう方のカフェでは、M君が気に入らない


状況が多い上に、ママさん自身も「周りへの遠慮」が伺える。。。


M君は、ママさんの「遠慮した態度」を「僕がなんとかしなきゃ」と


置き換えて行動してしまっているのでは?


ママさんはオーナーさんに言われるがままにリードを外して


おやつを貰い放題にしているそうですが、M君にとって


虚勢を貼らなきゃいけないような空間でおやつをもらうたびに


他の犬との接触があれば、「頑張らなきゃ!」の炎が燃えてしまっても


しょうがないのではないかな?


ママさんがやらなきゃいけないのは、M君を守ること。


他の犬にガウガウすることから守り、他の犬に逆襲されるかもしれない


危険からも守るべきなのではないかな?


「もし、私がM君の飼い主なら…」


いつものように、私はお客様の犬を自分が飼っていると仮定して


お話ししました。



まずは、自由奔放でルールのない方のカフェには行かないと思います。


私自身、大型犬を3頭連れてカフェに行くこともありますが、


カフェ選びの第一条件として、「お店のスタッフが犬を構わない店」を選ぶかも。


さらに言えば、おやつを使って犬を煽るような行為はお断りします。


カフェには「犬と一緒にゆっくりと寛いだり、人間同士でのおしゃべりを


楽しんだりすること」を目的にいきますので、自分の犬にむやみに


触ったり話かけたりされることで邪魔をされたくないんです。



ところが…



カフェに行く目的の中に、「あら、かわいいワンチャンですね!」と


スタッフに構われたいと思っている方も多いのも事実…。


むしろ、スタッフが自分の犬に無愛想な店はいやだと思う方もいるようです。




これは、私の意見を述べるべきではないな…。




ママさんがM君を上手にコントロールできれば良い話なので、


「わかりました。では、飼い主さんとM君の関係を見てみますね」と


思いなおし、ママさんにヒアリングをしたり、M君の反応を見たり。


突発的なガウガウに至る時に、ママさんが制御できれば良いのだが…。


うーん。M君はバックに控えるママさんを全く意識できていないし、


「飼い主さんに守られている」という感覚もないようです。


最大の原因は、ママさんの「かまいすぎ、話しかけすぎ、媚びすぎ…」。


ママさんは無意識のうちにM君にずっと話しかけっぱなしなのです。


自宅でのM君は、ママさんに尻尾も振っているし遊びに乗ったりも


していますが、口元がギュッと閉じて緊張の表情を浮かべているのも


気になりました。


飼い主と過ごす時は気を緩ませて口元も緩んでいるはずなのに…。


愛情バロメーターで言えば、ママからM君への「愛」が80%を


振り切ろうかというぐらい。


ここで得意の「例え話」です。


M君を男性、ママさんを女性として「恋愛中」だとします。


どちらもお互い好きなのですが、女性の方がより強いアプローチを


仕掛けている状態。女性が男性を追いかけているのですね。


「追いかけられる恋より、追いかける恋」を好む狩猟本能的な


傾向が強い男性は、ぐんぐん追いかけてくる女性がかけてくる


言葉が「当たり前」になって、耳に届かなくなってきたみたい。


M君は犬なので言葉の意味は理解していませんが、ママさんが


浴びせる言葉のシャワーの中に潜む「媚び」には気づいています。


私は、「抱っこするのとか、むやみに撫でるのとか、話しかけるのを


とにかく減らしてみてください」とお願いしました。


他にも、ドアの出入りで勝手な行動をするM君に「下がって待ってなさい」を


伝えてもらったりしましたが、「媚びていない」私が「下がって」と


伝えるとM君は静かに下がりますが、ママさんが「下がって」とどんなに


伝えても、「いつもの話しかけている延長」ぐらいにしか捉えていません。


散歩やカフェでのガウガウを止める以前に、まずは、ママとM君の


立場を変えていかないと…。


小さなチワワのM君は、見た目はとっても可愛いぬいぐるみのような


存在です。


息子さんや娘さんの子育ても後半にさしかかって癒しを求めたママさんは


「M君を無条件に可愛がってきました」と告白されました。


小さなチワワといえども、犬は犬。


ゴールデンやラブラドールと同じで、飼い主の言葉が耳に届くように


しなければ、大変な事故に繋がるのです。


M君の場合は小さいので相手への危害は少ないけれど、


相手の機嫌次第では、M君が怪我をする危険が多いにあります。


愛犬を守れるのは飼い主だけなんです。


散歩でのテクニックや、M君を叱る方法をどんなにお伝えしても、


ママさんの根本的な接し方を変えない限りすぐに崩れてしまうでしょう。






数日後、ママさんからのメールに「かまいすぎをなかなか治せない。


リードでコントロールをもう一度教えて欲しい」と


書かれていました。


そこで、私はお答えしました。


「ママさんが、M君に媚びたり遠慮している限りは、

リードのテクニックだけでは通用しません。

犬は、人間の心を見透かしているのですよ。

抱っこしないのもかまいすぎないのも、表面的にやるだけなら効果はありません。

だめな事は100%だめと伝える事ができなければ、

M君はママを頼る事ができないのです。

だから、ママの叱りが通じず、唸ったりして自分を自分で守ってしまうんです。

抱っこしちゃだめ、話しかけ過ぎちゃだめ、というのは表面の問題であり、

ママさんが必要以上にM君に依存する気持ちに歯止めをかけるのが目的なのです。」


そして、M君が本当に安心して接していられる相手を具体的に挙げてみました。


その相手は、「触ったり話しかけたり、媚びたり、遠慮したり、溺愛したり、

かまいすぎたりしていない存在」です(M君が慕っているある犬ですけどね(^O^))




ママさんは頑張ってしつけ教室にも通っていますし、犬に関する講座を

受けて頑張っておられます。

M君への愛情がママさんを走らせているのですが…。


ちょっと一息ついてみませんか?


M君に関わることを一旦休憩して、

お世話を家族にまかせて旅を楽しんだりするのもいいと思います。




「押してもダメなら引いてみな」




女性側のママさんが思い切って、他のことに夢中になれば男性側のM君が


慌てて「ちゃんと話を聞くから~!」って戻ってくるかもしれませんよ。




今回のお話しは「変な例え話」が多すぎちゃいましたね、反省。











↓ 「なるほど!」と納得してくれた方はクリックを。


にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村

引っ張らせ癖

これも昨年のレッスンです。


ご依頼はラブラドールの若いオス、R君のママさんから。


お悩みは「とにかく引っ張るんです!」でした。


ご依頼を受ける前に、私はママさんとR君の様子をドッグランで


見たことがありました。


その時は、「あと一歩なんだけどなぁ。。。」という感想。


R君の「引っ張り癖」というよりも、ママさんの「引っ張らせ癖」です。


ご自宅に伺い、実際に環境やママさんの接し方、R君の気質を


見たところ、そんなに悪くはありません。


むしろ、とても気質の良い犬で


そのまま持って帰りたいぐらいでした、笑。


自宅では興奮もなく、お話ししている私たちの横でゆったりと寛ぐR君。


お散歩で引っ張るとはとても想像できな穏やかなラブラドールです。


ママさんと「飼い主さんのお約束事」についてお話しした後、


実際にR君を連れて散歩に出かけてみました。


ここで私の大失敗!


R君のリードをママさんに託せばよかったのに、


最初の「興奮の落とし方」を説明する時点でR君の興奮を


すっかり落としきってしまったのです、笑。




もちろん、興奮を落としてしまうことは良いことなのですが、


これでは、飼い主さんの勉強になりません…。


その日の散歩は、興奮を微塵も感じさせない穏やかなR君の姿しか


見ることができませんでした。


R君はとってもお利口な犬です。


「イエス」と「ノー」をタイミングよく使い分ければ、


すぐに「引っ張ったらダメなんだ」と理解できる犬。





お散歩トレーニングで、なかなか興奮を落としにくい犬


あっという間に理解して穏やかに散歩ができてしまう犬


二通りに別れるのですが、前者の場合は飼い主さんが学ぶチャンスが


たくさんあるので、飼い主さんは必死に学び、復習しようとします。


しかし、後者の場合、飼い主さんが「犬の引っ張り癖が治った!」と


勘違いしてしまい、生活習慣や接し方を変更しなかったり、


復習をしなかったりして、2、3日後に「引っ張らせ癖」が復活する


パターンが多いのです。


R君の場合、最初の段階で私が「イエス」と「ノー」を伝えてしまったので、


ママさんに「R君の引っ張り癖が治った」と思わせてしまいました、反省!


散歩をしながら、「今は興奮していないからいいんだけど、


興奮をさせない習慣やしっかり落とす練習をしなきゃダメだからね」と


何度もフォローしておきました。






私は、「犬の引っ張り癖」は、「飼い主の引っ張らせ癖」だと説明しています。


初めてのお散歩デビューの時から「リードがピンと張る状態」を


許さないように徹底しておけば、犬は「リードの範囲」を体で覚えます。


でも、飼い主さんは犬の行きたい方向に「はいはい」とくっついて行って


しまうので、犬は「引っ張ったら自動的に飼い主がついてくる」と


学習してしまいます。つまり、犬にとってリードの長さは無限大だと


理解している状態。


フレキシブルリード(伸縮リード)を常用している犬は特にその習慣が


ついているので、普通のリードだと「あれ?引っ張ってもついてこない」と


なって、綱引きになってしまうのです。


つまり、「引っ張ってはいけない」は、飼い主は犬に教えなければいけないのです。


馬は乗っている人間の乗馬の力量を見抜くとよく聞きますが、


犬もリードを持つ人の癖を見抜いて引っ張ります。


我が家の次女犬は、人によってガツンと引っ張るタイプなので、


リードを渡す時は「人を見て引っ張るから気をつけてね」と渡します。


昔は私も隙をつかれて引っ張られましたが、私の「引っ張らせ癖」が


なくなってからは次女犬も引っ張らなくなりました。


つまり、犬が引っ張らなくなるのではなく、人間が引っ張らせなくなる


ように教えるのがCalmDogの考え方です。


だから「引っ張らせ癖」ですね。





結局、R君のママから再びSOSが来ることを予感しながら、


初回カウンセリングが終了しました。


もちろん、二回目、三回目とレッスンを受講してもらうことで、


さらに「犬を知り」「犬を愛しく思う」が強くなるので


歓迎なのですが…。


ちなみに、初回カウンセリングは「総論」です。


飼育環境、飼い主との関係、飼い主の接し方をトータルで


広く浅く学んでバランスをとってもらう場が「総論」。


二回目以降は、「各論」になります。


「総論」で学んだことを、一点か二点の「各論」に絞って学んで頂きます。


ダイエットに例えるなら、初回カウンセリング「総論」が


「全身痩せの方法を学ぶ場」で、二回目以降が「部分痩せ」って


とこかしら?


え?余計にわかりにくいって?


まずは、受講を、笑。





↓ 「魔女パワーを出しすぎちゃったのね?」と思ったあなたはクリックを。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村









まずは犬の習性に合った環境を整えて…

これまた昨年のレッスンです。


いったいいつ年を越せるのか…頑張るわ。。。


女の子ながらとっても大型のバーニーズのLちゃんの飼い主さんからの


ご依頼はとにかく「盛りだくさん!」な内容。


初回カウンセリング時ではまだ生後9ヶ月でしたが、


最初の印象は「お、おおきい…でも、かわいい♪」でした、笑。


メールで頂いた時点では、「ソファを掘る」「甘噛み」「散歩で引っ張る」。


飼い主さんファミリーは、犬を飼うのは初めてではありませんが、


以前の犬は外飼いだったので、初めての室内飼いに戸惑っておられる様子。


お父さん、お母さん、お姉さん、妹さんが皆様お揃いでの受講です。


「以前の外飼いの犬はそんなに苦労しなかったのに


室内で飼っている今の犬は大変だ!」というのはよく聞く話。


その理由は簡単です。


室内飼いは人間との生活に密着しているから、問題行動が目立つ。


「密着している」が「密着しすぎている」に近いかもしれませんね。


人間と犬は違う生物なので、犬を人間の居住空間に入れるには


犬に人間社会のルールを教えるしかないのです。


そのためには、犬にわかるように伝えなければならないのですが、


その「犬語」が難しいのですよね。


私も「犬語」は話せませんが、以下のような考え方で犬に伝えます。


(1)まずは環境を整える

=犬が穏やかに過ごすための空間作りを犬の習性を考えながら作ります。
 犬小屋の配置や形状を変えるだけでも犬の気持ちは変化しますから、
 その子のあった空間作りを心がけています。

(2)犬が従いやすくなるような関係を作る

=まずは、「イエス」と「ノー」を使い分けます。
 その子に通じる「イエス」と「ノー」を探っていきながら
 伝えていくうちに、「この人の伝えたいことがわかる」と
 犬が気づいたらこっちのものですわ。

(3)環境に合わせてトレーニングする

=せっかく用意した環境も犬に教えてあげなければ意味がないので、
 犬にわかるように教えていきます


Lちゃんの飼い主一家に「飼い主さんのお約束事」をお伝えしてから、


Lちゃんの環境作りについて習性に乗っ取って改善策をお伝えしました。


とても広いリビングで生活しているLちゃんは、自分の「安全地帯」が


ないので落ち着かない様子でしたので、特にハウスとその周辺について


改良の余地がありました。


朝はLちゃんが「起きろ!出せ!」と要求吠えをしていたそうですが、


ハウス周辺の改良によってそれは解決したようです。


ハウスでの滞在時間も「量と質」を上げてもらうことで


「Lちゃんに無駄に関わっていた時間」を取り戻すことができました。


Lちゃんは子犬(といってもでかいけど)らしい健全な睡眠を


確保でき、飼い主さんは貴重な「ご自分の時間」をとれるので


叱ったり怒鳴ったりしていた無駄な時間が「ゆとりの時間」に


変わってきました。


「犬を飼う」から「犬と暮らす」に変化してきた昨今、


人間と犬の双方が「快適」に過ごすためには、お互いの譲り合いや


歩み寄りが大切ですね。


犬には多少の「諦めの心(言い換えればストレスがない状態)」を


教えることも必要。




レッスンの最後に、Lちゃんのお散歩に同行しました。


小さい頃から「引っ張るのが当たり前」だったらしいので、


まずは、私がリードを持って「引っ張ることが無意味」を


伝えていきます。


伝え方をお姉さんと妹さんに伝授。


今までは「Lちゃん中心」の散歩でしたが、


これからは「飼い主さんの決定権の元で楽しく散歩」に


切り替えてもらいました。


今のところ、お姉さんとのお散歩が一番合格点なのだそうですよ。


交差点で立ち止まったら、Lちゃんも自然に立ち止まって


次の指示を待つとか。かわいいですね~♪


これは歩き方を訓練したのではなく、人間に合わせた方が


歩きやすいとLちゃんが理解したからなんです。


興奮しやすいポイント(公園とか階段の登り降りとか)も、


先に興奮を落としてから通過すれば大丈夫。


興奮してから抑えるのではなく、先読みして興奮にいたらせないのです。


そのほか色々、日常の接し方や要求を無視する方法など細かいご指導を


させていただきました。




「しつけ」って犬に対する「押し付け」かもしれませんが、


要求吠えや引っ張りや興奮という現象を「矯正するのは可哀想」と


放置しておくことで、犬にとって「しんどい」のかもしれません。


今まで要求がまかり通ていたLちゃんに「要求を無視」って酷かも


しれませんが、飼い主さんが要求に答えられない時はどうなりますか?


きっと、大きなストレスになりますよね。


普段から、「すべての要求が通るわけではない」と教えておけば、


Lちゃんは要求以外の方法(諦め)で解決できる犬になるのです。





環境を整え、犬に伝える方法を探り、環境に順応させていく。






時間がかかるかもしれませんし、遠回りに思えるかもしれませんが、


その「過程(プロセス)」の中で、飼い主と犬の双方の「妥協点」を


見つけられると思います。








↓「諦めの心」って大事ですね!と思ったあなたはクリックを。



にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村


プロフィール

CalmDog

Author:CalmDog
札幌市で開業した「Calm Dog(カームドッグ)~飼い主塾~」は、犬ではなく飼い主に向けたドッグトレーニングプランをご提案します。トレーニングは、座学「飼い主学」を学んでから。「犬」という動物を知れば、きっと素晴らしい絆が生まれます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。